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3・7・3 導波管の取付け
 楕円導波管の接続台座への接続が終わると、導波管をアンテナマストなどの導波管取付台へ取り付け、貫通部から船内に引き込み、送受信機の接続部と接続する。その施工方法の一例を図3・18〜図3・20によって次に説明する。
(1)空中線部側はフラットフランジ、送受信機側はチョークフランジであるので、その方向を間違えないようにする。
(2)空中線部側の接続部に結露防止のためセパレータ(テフロンシート)を挿入して、接続・固定する。
(3)空中線部側から送受信機側に向かって、導波管にねじれがないかを確認しながら、仮止めした導波管取付金具を締め付けて、導波管を固定する。
(4)貫通部を固定した後、導波管側と送受信機側の接続台座の間にセパレータを挿入して、固定する。
 
図3・18 楕円導波管の取付
 
図3・19 貫通部
(注)貫通部で導波管に捩じれがないことを確認すること。
 
図3・20 セパレータの挿入







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