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〔試験シナリオ〕
  シナリオ1 シナリオ2 シナリオ3 シナリオ4
自船の針路
自船の速力
物標の距離
物標の方位
物標の相対針路
物標の相対速力
000度
10ノット
8海里
000度
180度
20ノット
000度
10ノット
1海里
000度
090度
10ノット
000度
5ノット
8海里
045度
225度
20ノット
000度
25ノット
8海里
045度
225度
20ノット
 
〔補捉1分後の値〕
 
〔補捉3分後の値〕
 
(関連規則)
船舶検査心得3-1
10(自動物標追跡装置)
(a)第(2)号の「捕捉」を、自船に対する相対速度が100ノット以上の物標に対して行う場合は、手動操作による捕捉に限る。
(b)第(6)号の「見やすい位置」とは、レーダー表示面の外側をいう。
(c)第(a)(15)号の「明りょうに読み取ることができる」とは、表示面の有効直径が340mm以上であることをいう。
(d)第(19)号の「表示」については、航海用レーダーの性能基準の要件に適合すること。
(e)第(30)号の「管海官庁の指定する記号」とは、表10〈1〉に示す記号を示す。
 
表10〈1〉
番号 条号 表示事項 記号 記号の表示の説明
1 11-2 追尾初段階の物標  
2 10-4 追尾初期段階の物標及びベクトルによる物標の移動の概略の予測  
3A 追尾定常状態の物標及びベクトルによる物標の移動の予測 ベクトルの始点は、塗りつぶした円(又は点)の中心であること。
外側の円の直径は2mm以上であること。
3B 上記の記号のベクトル上に、物標の移動の予測に用いる時間を等分割した線を付加したもの。
4A 追尾定常状態の物標及び図形による物標の移動の予測 当該図形は、他の記号と明確に区別できるものであること。
説明書に、図形の表示内容を記載すること。特に、図形による物標の速力の表示方法を明記すること。
4B
5 11-4 物標の過去の位置 当該記号は塗りつぶした円(又は点)であること。
6 10-14 追尾中に消失した物標 菱形は点滅すること。点滅の周波数は0.5から1Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
7 10-24 接近警戒圏に進入した物標 点滅する下向き三角。点滅の周波数は、0.5から1Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
8 10-25 物標の最接近地点における距離(CPA)及び最接近地点に至る時間(TCPA)があらかじめ設定した値以内となることが予測された物標 点滅する上向き三角。点滅の周波数は、0.5から4Hzであること。当該警報の確認後に点滅を中止する機能を有していてもよい。
9 11-10 模擬操船状態。 文字「T」を表示面の下部に点滅して表示すること。点滅の周波数は、0.5から1Hzであること。文字の高さは15mm以上であり、幅は高さの約2/3であること。線幅は2mm以上であること。
10 10-27 点検中であること。 文字「X」を表示面の下部に点滅して表示し、かつ、点検中の各物標を点滅して表示すること。点滅の周波数は、0.5から1Hzであること。文字の高さは15mm以上であり、幅は高さの約2/3であること。線幅は2mm以上であること。







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