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1. 漁業の変化
 
(1)港川の世帯数と漁業世帯数の推移
 
具志頭村 1992年『平成四年度版 統計ぐしかみ』第1号、
具志頭村役場企画課 1997年『1996年具志頭村村勢要覧』
沖縄県農林水産部 1974年『昭和49年 沖縄の水産業』
沖縄県農林水産部 1976年『昭和51年 沖縄の水産業』 
沖縄県農林水産部 1979年『昭和53年度版 沖縄の水産業』 
沖縄県農林水産部 1982年『沖縄の水産業 昭和55年実績』
沖縄県農林水産部 1983年『沖縄の水産業 昭和56年実績』
沖縄県農林水産部 『沖縄の水産業 昭和57年実績』
具志頭村役場住民課資料
港川漁業協同組合資料
より作成
 
 漁業に従事する戸数は1985年頃まで減少していましたが、パヤオの導入時期から一時的に増加に転じました。1995年頃から現在にかけて再び減少の傾向にあります。全世帯数に対する漁業世帯数の割合は、復帰直後の1973年に約23%ありましたが、現在は約14%に減少しています。
 
(2)港川で水揚げされる主な魚の変化
 
1974年度漁獲高
 
2002年度漁獲高
 
 復帰頃の漁獲高と2002年度の漁獲高を比較すると、まず漁獲量そのものが桁違いに大きく増加しているのがわかります。魚の種類を見てみますと1974年はいか、まち、たいなどが主ですが、2002年度はまぐろ、いか、しいらが目立っています。これは1980年代半ばに始まったパヤオ漁の成果です。







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