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ISO/TC108/SC 2 及び同 WG 2
国際標準化機構/機械振動及び衝撃専門委員会/
機械・乗物・構造物の振動と衝撃の計測と評価分科委員会
及び 船舶の振動作業委員会
ドブロブニク会議 出席報告書
財団法人 日本船舶標準協会
まえがき
 ISO/TC108/SC 2 及びWG 2(国際標準化機構/機械振動及び衝撃専門委員会/機械・乗物・構造物の振動と衝撃の計測と評価分科委員会及び船舶の振動作業委員会)会議は2003年5月15日及び16日にクロアチアのドブロブニク市のICCU(UNIVERSITY OF ZAGREB CENTRE FOR ADVANCED ACADEMIC STUDIES INTERNATIONAL CENTRE OF CROATIAN UNIVERSITIES)の会議室で開催された。
 昨年の米国ミンデン会議において、SC 2のAWI 20283 "Vibratory Acceleration Measurements for Shipboard Equipment"を、以下のように5つのパ−ト(今回の会議では、タイトルが変わっている)に変更することが決定され、今回は Part 2、Part 3、Part 4を中心に審議が行われた。ドブロブニク会議には本会の船体部会/振動専門分科会を代表して、三菱重工(株)の藤田一誠氏にご出席いただいたので、以下にその概要を報告する。
 
Part 1 : General
Part 2 : Mechanical vibration − Guide for the measurement, evaluation, and reporting of global structural vibration in merchant ships (SC 2/WG 2 N 222+ISO 4867+ISO 4868)
Part 3: Mechanical vibration − Vibratory Acceleration measurements and acceptance criteria of shipboard equipment (SC 2/WG 2 N 228)
Part 4: Mechanical Vibration − Guidelines for the Measurement and Evaluation of Ship Propulsion Machinery Vibration (SC 2/WG 2 N 233)
Part 5 (future revision of ISO 6954:2001)
 
1. 会議日程(WG 2 N393 Rev. 及び N 394 他;添付資料1)
2003年5月15日(木) 9:00〜17:00 (WG 2会議)
5月16日(金) 9:00〜13:00 (SC 2本会議)
 
2. 開催場所
UNIVERSITY OF ZAGREB CENTRE FOR ADVANCED ACADEMIC STUDIES
INTERNATIONAL CENTRE OF CROATIAN UNIVERSITIES(ICCU)
Don Frana Bulica4 20000 Dubrovnik
 
3. WG 2会議出席者(添付資料3)
 
氏 名
国名
所属
(仮)議長
Mr. Alf H. Olsson
Sweden
Svenska Elektriska Kommissionen (SKE)
 
Mr. H.C.Tesch
Denmark
Odense Steel Shipyard Ltd
 
Mr. A. F. Kilcullen
USA
Marine Acoustics and Vibration Consultant
 
Mr.Holger Mumm
Germany
Germanischer Lloyd
 
Mr. Nenad Bobanac
Croatia
Brodarski Institut
 
Mr. Miroslav Kramar
Croatia
Brodarski Institut
 
Mr. Don-Chool Lee
Korea
Mokpo national Maritime University
 
Mr. Jae Seung Kim
Korea
Korea Institute of Machinery & Materials
 
Mr. Dieter Hansen
Germany
Secretary SC 2
Mr. Kazunobu Fujita
Japan
Mitsubishi Heavy Industry Ltd/JMSA
 
 今回、久しぶりに韓国から大学関係者と機関関係者の2名が出席した。(写真 参照
 
4. ISO/TC108/SC 2/WG 2の審議内容
4.1 新議長 の選出について
 会議の冒頭 Mr. Tesch からWG 2の議長辞任の申しで出があり受理された。SC 2の議長Mr. Olsson はクロアチアのMr. Bobanac に議長を要請したが、Mr. Bobanac は突然のことであり即答できないと回答した。(しかし、後のSC 2のResolutionでは、Mr. Bobanac が新議長として承認された。添付資料14のDraft Resolution 9/2003参照)
 今回もミンデン会議と同様にMr. Olsson が議長として議事を進行することになった。ただし審議の進行方法として、各プロジェクトリーダーが項目毎に司会を行い、最後に Mr. Olsson が結論をまとめ導くという、変則的な議事進行がとられた。実質的に議長不在の期間が続いているので、しかたが無いと思えた。
 
 出席者全員の自己紹介を行った後、議事が開始された。
 
4.2 ドブロブニク会議 議題(SC 2/WG 2/N 230:添付資料 2)の承認
 Mr. Olsson から議題に対して、新議長選出の追加と議事順番の変更の申し出があり承認された。
 
4.3 前回 ミンデン会議 議事録(N 229:添付資料 4)の確認
 ミンデン会議議事録案はとくにコメント無く、了承された。
 
5. 「Mechanical vibration - Measurement of Vibration on Ship」の審議
 今回は各国から出されているコメントが非常に多いために詳細には触れず、プロジェクトリーダ(プロジェクトの責任者:以下PJリーダという)を再確認した後、審議の方針と各項目について追加コメントを受け付けた。そして、これらのコメントを総合して、PJリーダがドラフトを再考作成することになった。また、各項目とも次のステップに進める(NWI(新規標準化項目) → AWI(承認済み新規標準化項目案)へ、PWI→1st CD、1st CD→2nd CDへ)ことを決めた。多数決では反対することもできず、これからの情報入手と審議への参加するなかで、コメントをしていくしか無いと判断し、日本としては、一部項目については、正式には反対であったが強硬に反対せず、むしろ積極的に協議に加わることを表明した。
 Part-4(SC 2/WG 2 N 233)AWIへの日本メンバー登録以外、日本としての緊急な対応はないが、積極的な最新情報入手の方法と、会議への対応戦略の見直しが今後必要であると痛感した。
 
5.1 NP/ISO 20283-4 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration on ship - Part 4 ; Guidelines for the measurement and evaluation of ship propulsion machinery vibration (SC 2/WG 2/N 233, N 407 ; 添付資料7 及び添付資料 9)
・Mr. Olsson が司会をして議事が進行された。
・本件は、事前送付の投票の結果では、Not approve(ただし、審議参加国 5カ国以上で、事務手続き上は approve のはず;クロアチア、ドイツ、ロシア、スイス、米国が参加、日本は不参加表明)であったが、会議ではNWIP(新規標準化項目提案)として、最初から取り扱われた。
・この処置については、日本への情報の遅れか、行き違いか、米国の戦略か、SC 2の戦略か不明。
・既に提出された各国コメント以外での申し出を求められ、スエーデンのMr. Teshは、本件の審議にあたり、機関関係の国際機関であるCIMAC(国際燃焼機関会議)/WG14にコンタクトする必要があると申しでた。
・今回コメントを提出していなかった、韓国のMr. Leeから、2001年1月に発行されたISO 3046-5(軸系捩り振動;添付資料 21)を席上配布し、その存在を紹介するとともにCIMACで進められている、各船級協会の規格の比較及びその調整作業について、POWER-POINTを用いて説明した。意見を述べた韓国のメンバーはCIMACにも参加経験があり、このプレゼンテーションは、非常に具体的で、効果的であった。
・出席した韓国のメンバーには国内の事情で情報が届いてなく、上記コメントを出すために船舶関係者ではなく機関関係者が出席してきた模様である。
・またドイツのMr. Mummは、Scopeの基本的スタンスとして「規格は軸捩り、縦、横振動計測法に関するものも必要。実存する規格との整合が必要であるが、Scopeの中でFIXする必要は無い。」など、スエーデン、韓国、ドイツともに、事前提出の日本意見に近い考えを示した。
・結局中身の詳細(SC 2/WG 2/N 233, N 407)の協議に入りことなく、本件はまだCDにするには時期尚早であるとの意見が大勢を占め、今回の協議でPWIとした。
・上記の審議の結果を受け、SC 2の事務局はISOだけではなく、機関関係の国際会議CIMAC/WG14とも連携をとり、共同で協議する機会をつくることを試みることになった。
・また引き続きPJリーダは米国の Mr. Taddeoであることを確認した。
・日本は、正式には不参加を表明していたが、上記の状況を鑑みて、日本からも参加したい旨を申し入れたが、SC 2の事務局のMr. Hansenから、JMSAとして、正式に申し入れて欲しいと言われた。国内の機関関係者とも協議の上、必要あればJMSAから早急に正式に申し込む必要がある。
 
5.2 NP/ISO 20283-2 “Mechanical Vibration - Measurement of vibration on ship - Part 2 ; Guidelines for the measurement, evaluation and reporting of global structural vibration in merchant ships (Revision of ISO 4867 + ISO 4868)
(SC 2/WG 2/N 232, N 406, 添付資料 6及び添付資料 8)
・Mr. Teshが司会をして、議事が進行された。
・本規格は事前の送付投票の結果、NWIPに登録されていた。
・すでに各国から出されたコメント以外に特別なコメントは無く、PJリーダである Mr. KilcullenとMr. Tesh が、各国のコメント(N406)を折り込みドラフトを2003年までに書き直し、First CDにするために、事前にCIRCURATEすることになった。
・その後、計測点について、Mr. Olssonが協議するように進言したので、本規格で計測する場所(上構頂部及び基部の前後・上下・左右、船尾端センター上下・前後、船尾船側左右、主機頂部前後左右、軸縦・捩り・横、BOSS 部など)について、意見交換を行なった。BOSS部の計測はクーリングタンクのハッチを開ける必要があるので、アクセスが困難であるので、OPTION 扱いが望ましいと意見を述べた。
・どのような脈絡で質問したのか、不明であるが、Mr. TeshがドイツのG. Lloydの Mr. Mummに、許容値についてG. Lloydの値を尋ねた。それに対して Mr. Mummは「上構はISO 6954?(2000E)、主機は上限が14mm/s、船体構造の下限値は30mm/s、上限は60mm./s、その他レーダマストに内規があると」しぶしぶ答えていた。
・N 407同様に、時間の制限上のためか、肝心の各国のコメントに関する、詳細な協議に一切入らなかったので、念のため別途作成した日本意見をまとめたもの(添付資料 11)をMr. Kilcullenに渡し、ドラフト作成の途中でも、E-mailで回答を頂くことをお願いした。
・日本としては、協議に参加するがCD化には反対する立場で臨んだが、多勢に無勢でCD化へ一歩前進してしまった感がある。1stCDとしての中身の本格的な協議はこれからになるので、下記2028-3 equipmentのように、情報開示遅れにより、いつの間にかCDにされてしまわないように、事前の情報入手が必要であり、公式・非公式的問わず、しつこく状況をフォローする必要がある。
 
5.3 1st/ISO CD 20283-3 “Mechanical Vibration - Measurement of vibration of ship - Part 3 ; Pre -installation vibratory acceleration measurements and acceptance criteria of shipboard equipment”(108/2/2 N 231)
(SC 2/WG 2/N 231, N 405 ; 添付資料 5及び添付資料 10)
・Mr. Kilcullenが司会をして議事が進行された。
・本規格は既にfirst CDとして、各国にCIRCURATEされ、多くのコメント(N 405)が寄せられていたが、これらのコメントの詳細については、上記2件同様に時間の制限上のためか、協議は行われなかった。
・N405以外について意見を求められ、ドイツから、「本規格はいくつかは有効であるが、規格はやはりANNEXにすべきである」と日本側の意見を追申してくれた。
・また韓国からはN 405に追加する意見として、「本規格はTC43/SC 1 NOISEとコンタクト調整を行う必要性がある」が述べられた。SC 2 の事務局は、TC43/SC1(音響専門委員会/騒音分科委員会)との、joint workの可能性を模索することにした。
・PJリーダである米国のMr. Kilcullenは、各国のコメント(N 405)を織り込んだ新しいドラフトを準備し、2ndCDとして、事前にCIRCURATEすることになった。
・上記NP/ISO 20283-2同様に、日本意見をまとめたもの(添付資料11)をMr. Kilcullenに渡し、E-mailで回答を頂くことになった。
・情報入手遅れにより、いつの間にかDISにされてしまわないように、事前の情報入手が必要であり、公式・非公式的に、しつこく状況をフォローする必要がある。SC 2/WG 2の会議に上げあれる前に日本意見を充分浸透させる必要がある。
 
6. Review of PWI 17472 “Human subjective assessment of vibration and noise onboard ships”
・次回審議まで保留。
・本件関連資料は確認できず、早急に関連資料の入手が必要。
 
7. ISO/TC108/SC 2 本会議添付資料 13及び添付資料 14
・SC 2の本会議が、Mr. Olsson議長のもとで行われ、日本からはWG 7(磁気軸受ロータ作業委員会)の議長を務めている松下教授(防衛大学)、WG 7のメンバーの神吉教授(神戸大学)、藤田氏の3名が出席した。
・5月12日〜5月16日の期間に同時に開催されたSC 2/WG 1、WG 2、WG 3、WG 7、WG 8、WG16、JWG 1の各WGの報告(添付資料151617181920)とSC 2の方針について審議が行われた。(WG 2関係事項については、添付資料 14のDraft Resolution 8/2003, 9/2003, 12/2003, 14/2003参照)
 
8. 次回会議の予定
・次回SC 2会議の開催日時、場所は未定。WG 2会議もこの期間中に開催されるものと思われる。
・審議内容は、下記4つ資料の審議が行われると考えられる。
- PWI/ISO 20283-4 “Mechanical Vibration - Measurement of vibration on ship - Part4 ; Guidelines for the measurement and evaluation of ship propulsion machinery vibration
- ISO/CD 20283-2 “Mechanical Vibration - Measurement of vibration on ship - Part 2 ;Guidelines for the measurement, evaluation and reporting of global structural vibration in merchant ships (Revision of ISO 4867 + ISO 4868 (108/2/2 N 232)
- ISO/CD 20283-3 “Mechanical Vibration - Measurement of vibration of ship - Part 3 ; Pre -installation vibratory acceleration measurements and acceptance criteria of shipboard equipment”(108/2/2 N 231)
- Review of PWI 17472 “Human subjective assessment of vibration and noise onboard ships”
 
9. 今回の国際会議の印象と今後の対応
・各国のコメントについては、充分協議しないで、次のステップに進むというWG 2 の戦略の中、日本の思惑通りに進まない結果となった。ISO規格標準化に対する協議スピード促進のためか、次のステップへ進捗するスピードは、思った以上に早い。席上での審議で反対してもこの流れは変えることは、不可能で手遅れのように思える。実質的には、ヨーロッパと米国(Mr. Olsson, Mr. Tesh, Mr. Kilcullen)グループ が、連絡をとりあいドラフトを作成しているようにも思われるので、会議での多数決では、多勢に無勢で不利である。
・会議では、確実に次ステップに進み、よほどの反対、代案をもった反対を提案しない限り、前進することはあるが、後退することはなさそうである。このような状況では、代案(キチンとしたdocument)を出さない限りでは、AWI→1stCD 、2nd CDの各段階で、事前に日本意見をできるだけ取り入れてもらうしか方法がないように思える。これが今のところ彼らの戦略であり、ISOの事務局の早期規格成立の目的とベクトルが一致して、反対する側に不利な状況となっているように思える。
・久しぶりに、参加した韓国のメンバーと意見を交換したが、彼らもアメリカン(含ヨーロッパ)スタンダードを、おせ着せられようとしていることに強く、不満を持っているようだ。メーカ代表として対応(反対の意見)していくために、船舶建造の80%のシェアを持つ両国が協力して、彼らともコンタクトして意見交換をおこない、場合によっては、共同して反対することも重要な戦略の一つと考えられる。
・一方日本として、JMSA(日本船舶標準協会)から正式に対応して頂くこと前提であるが、といってもタイムリー意見交換、回答の入手は困難と思われる。このような正攻法と同時にドラフト作成検討の途中で、個人的にでもドラフト作成PJリーダに直接コンタクトして、事前に情報を入手し、意見交換(介入)を行い、日本の意見を入れてもらうことも、重要な戦略と考える。
・そのためには、彼らとある程度ファミリアになる必要がある。単なる情報入手だけなら、今のように、各社交替で、会議に出席すれば良いと思うが、一歩踏み込むためには、国際会議には必ず固定メンバー(分科会長、あるいは言葉に不自由無く、発言ができる人)+必要に応じて専門家の出席が、必要と思う。固定メンバーを出席させることにより彼らに顔を覚えてもらい、公式的にも個人的にも、彼らと意見交換ができる環境雰囲気をつくってもらうことが必要である。
・今回韓国は大学+機関メーカ専門家の2名を出席させており、Part-4の阻止あるいは改定を目的にしていると思える。日本も Part-4を阻止あるいは改正するには韓国同様に、機関関係者にも是非出席して頂く必要があると思う。
 
10. その他
 会場となった、ドブロブニクは、以前のISO国際会議(1998年)の時に較べ、戦争の跡形はまったく無く、多くの人が、保養と観光に訪れており、とても風向明媚な美しい国であった。会場となったICCUはメインストリートから外れた、解りにくいところにあったが、古い建物で、天井も高く、とても静かな環境の中で、会議は開催された。(写真 参照
 WG 2会議の終わったあとは、ICCUの手配でクロアチアの避暑地であるCAVATへの半日のナイトツアーが企画された。ナイトツアーといっても現地は夜の9時をまわらないと日が暮れず、夜遅い夕食では伝統的な料理(鳥肉・豚肉の炭火蒸し焼き)とワインを食した。また会食の宴では SC 2の議長であるMr. Olssonが何度も得意なオペラ風の歌を披露して、絶賛をはくすとともに参加されたメンバーと大いに懇親を深めた。
以上
 
ISO/TC108/SC 2 及びWG 2ドブロブニク会議資料目録
添付資料番号 資料名称 備考
- ドブロブニク会議関係写真 WORD
1. SC2/N393, N394
SC 2/WG2/N235
Draft meeting schedule for the meetings of ISO/TC108/SC 2 PDFファイル
2. SC 2/WG 2/N230 Draft Agenda PDFファイル
3. SC 2/WG 2 Attendance List/Meeting of ISO/TC108/SC 2/WG 2 PDFファイル
4. SC 2/WG 2/N229 Minutes of meeting for ISO/TC108/SC 2/WG 2 meeting in Minden, Nevada Tuesday May 7 and Wednesday PDFファイル
5. SC 2/WG 2/N231
(SC 2 N 398)
1st/ISO 20283-3 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration of ship - Part3 ;Pre -installation vibratory acceleration measurements and acceptance criteria of shipboard equipment” (108/2/2 N 231) PDFファイル
6. SC 2/WG 2/N232
(SC 2 N 396)
NP/ISO 20283-2 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration on ship - Part2 ;Guidelines for the measurement, evaluation and reporting of global structural vibration in merchant ships (Revision of ISO 4867 + ISO 4868 (108/2/2 N 232) PDFファイル
7. SC 2/WG 2/233
(SC 2 N 397)
NP/ISO 20283-4 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration on ship - Part4 ;Guide lines for the measurement and evaluation of ship propulsion machinery vibration (108/2/2 N 233) PDFファイル
8. SC 2/N406
(SC 2/WG2 N 238)
RESULT OF VOTING ON NEW WORK ITEM PROPOSAL NP/ISO 20283-2 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration on ship - Part2 ;Guidelines for the measurement, evaluation and reporting of global structural vibration in merchant ships (Revision of ISO 4867 + ISO 4868) PDFファイル
9. SC 2/WG 2/N407
(SC 2/WG2 N 239)
RESULT OF VOTING ON NEW WORK ITEM PROPOSAL NP/ISO 20283-4 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration on ship - Part4 ;Guidelines for the measurement and evaluation of ship propulsion machinery vibration PDFファイル
10. SC2/N405 Rev.2
(SC 2/WG2/
N237 Rev. 2)
Collated comments from ISO/TC 108/SC2 member bodies on ISO/CD 20283-3 1st/ISO 20283-3 “Mechanical Vibration -Measurement of vibration of ship - Part3 ; Pre -installation vibratory acceleration measurements and acceptance criteria of shipboard equipment” PDFファイル
11. SC 2/WG 2/ Jpanese Comment on ISO/TC108/SC2/WG2(席上 米国のMr. Kilcullen に手渡した。 また、デンマークのMr. Teshにはメールで送付済) PDFファイル
12. SC2/WG 2/N240 Minutes of meeting for ISO/TC108/SC 2/WG 2/ meeting in Dubrovnik Thursday 15 May 2003 PDFファイル
13. SC2/N399 Rev.1 Report of the Secretariat of ISO/TC108/SC2 to the 21st meeting to be held on 2003-05-16 in Dubrovnik, Croatia PDFファイル
14. SC 2/N XXX Draft Resolutions taken at the 21 meeting of ISO/TC108/SC2 on 2003-05-2-16,Dubrobnik, Croatia PDFファイル
15. SC2/WG 1/N 4 RESOLUTION OF MEETING OF ISO/TC108/SC2/WG1 VIBRATION OF MACHINES HELD ON 14/15 MAY2003- Dubrovnik, Croatia PDFファイル
16. SC2/WG 3 Minutes and resolution of the meeting of ISO/TC108/SC2/WG3 Dubrovnik, Croatia, 13 May 2003 PDFファイル
17. SC2/WG7 N253 Minutes of ISO TC108/SC2/WG7 Dubrovnik Meeting, 2003-05-14 PDFファイル
18. SC 2/WG 8 N 95 DRAFT PDFファイル
19. SC2/WG8/N94 WG8 PROGRESS REPORT to ISO TC108/SC2 - Dubrovnik May-2003 PDFファイル
20. SC2/WG16/N88 Resolutions Meeting of ISO/TC108/SC2/WG16,”Vibration and shock resistance of sensitive equipment “ Dubrovnik, Croatia, 12 May 2003 PDFファイル
21. SC2/WG2 ISO3046-5:2001 Reciprocating internal combustion engines - Performance - Part 5; Torsional vibration PDFファイル
備考:資料名称にポインターを当ててクリックすると、当該資料が開きます。







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