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<協会だより>
1. 会議の開催
○運営委員会
 第115回導営委員会は、平成15年2月13日(木)、レストラン立山において国土交通省総合政策局国際協力課森木課長補佐及び志賀国際協力調整官ご出席の下開催された。第158回理事会に提案される議題として「平成15年度事業計画(案)及び収支予算(案)」、「会員の入退会」、「運営委員の一部交代」について説明があった。
 
○理事会
 第158回理事会は、平成15年2月19日(水)、レストラン立山において国土交通省総合政策局国際協力課甲斐課長他ご出席の下開催され、次の議案が審議され議決された。
 
議案
総会に提出すべき議案の議決について
(1)平成15年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
(2)役員の補選について
(3)新入会員及び退会会員の承認について
(4)運営委員の一部交代について
 
入会(平成15年3月1日付)
賛助会員 (株)JALUX
 
退会(平成14年6月30日付)
賛助会員 (株)ツネイシリサーチアンドデベロップメント
 
運営委員の一部交代について
(株)トーニチコンサルタント
新)飯室越太郎 常務取締役
旧)曲尾理三郎 国際営業本部長
 
○平成14年度 第2回通常総会
 平成14年度第2回通常総会は、平成15年2月28日(金)、霞が関ビル東京會館において開催された。同総会の席上、来賓として、国土交通省中本官房審議官から祝辞をいただいた。議案の審議では、次の議題が審議され、満場一致で承認された。
 
(1)平成15年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
(2)役員の補選について
 
 なお、通常総会後の懇談会には、来賓として鷲頭政策統括官、中本官房審議官他国土交通省関係局職員、当協会会員等多数の参加者があり、盛会であった。
 
○理事会
 第159回理事会は、平成15年2月28日(金)、平成14年度第2回通常総会後、同会場において国土交通省総合政策局国際協力課 甲斐課長他ご出席の下開催され、常務理事の互選について及び新たに選任された役員の報酬について審議の結果、満場一致で承認され、常務理事に桑原薫理事が選任された。
 
○海外運輸事情調査連絡会
 平成15年2月26日(水)、尚友会館(霞が関)において「海外運輸事情調査連絡会」が開催された。今回は、当協会の担当となったため、前野靖彦当協会観光開発研究所主任研究員が「シルクロード ペルシャの旅(解説音声付スライド編集作品)」と題して講演した。
 
○理事の就任・辞任について
 この度、当協会理事 森田 祥太((株)パシフィックコンサルタンツインターナショナル)の辞任申出があり、平成15年2月14日付をもって退任した。同氏には2年余に亘る就任の間、当協会のために、多大な尽力をいただいた。
 また、平成15年2月28日(金)に行われた平成14年度第2回通常総会で、選任された前迪理事((株)パシフィック コンサルタンツ インターナショナル)の略歴は以下のとおりである。
 
(略歴)
前 迪氏
神奈川県横浜市出身
北海道大学工学部卒
技術士(建築部門)
 
昭和41年1月 パシフイックコンサルタンツ(株)入社
昭和60年10月 (株)パシフィック コンサルタンツ インターナショナル コンサルティング事業本部交通・開発事業部開発都市整備部長
昭和62年12月 取締役
平成6年10月 常務取締役、営業企画室長
平成12年10月 専務取締役(技術分野業務改革担当)
平成15年1月 代表取締役社長(現職)
 
2. 運輸国際協カセミナーの開催
 ミャンマーから一時帰国中の運輸アタッシェをお招きし、平成14年度「運輸国際協力セミナー開催事業」の第3回セミナーを次のとおり開催した。
 最近の政治状況、セクター毎の概要、経済協力の現状と今後の見通しについてそれぞれ紹介があった。
 また、まだまだ情報が少ない同国の南部地域の情報についてもお話しいただいた。
 
日時:平成15年1月31日(金)16:00〜18:30
場所:レストラン立山「D会議室」
テーマ:「ミャンマーの運輪事情と国際協力の動向」
講師:在ミャンマー日本国大使館二等書記官
  照屋 雅彦氏
 
3. 地域別特設「中央アジア・コーカサス交通政策」研修の実施
 平成14年度国際協力事業団(JICA)「中央アジア・コーカサス地域特設:交通政策」研修が平成15年1月20日から3月7日まで実施された。
 当協会は平成12年度から当研修の実施委託を受け、今回で3度目の研修事業を実施した。
 当研修は平成12年度までは、鉄道、道路の2つのグループに分けて実施されてきたが、昨年度から物流部門の研修項目を加えることにより「運輸交通行政」全般を取り扱った研修として1つのグループに統合された。
 今年度は、研修参加国の運輸交通分野の政策立案に携わっている行政担当幹部又は幹部候補を対象とした研修として、より広くより高い視野での見識を深めてもらうための研修となるよう昨年度からの研修項目に、航空・港湾分野の政策・施設整備に関する講義と現地視察、及び交通の最新技術見聞のための山梨リニア実験線視察等を追加した。
 その結果、昨年度と比べて2週間程度研修期間が延びることになったが、研修員からは講義及び現地視察ともに日本の運輸交通政策全般を学ぶという目的が十分に達成され、研修全体としては満足したという評価が得られた。
 研修員は、国土交通省の担当官の講義や交通事業者の事業概要説明の際には、質問・意見等積極的な議論を交わし、彼らの日本の運輸交通政策に対する理解度はかなり深まったと考えられるが、また、講師を含め我々日本側の関係者にとっても大変有意義な意見交換の場となった。
 
研修員リスト
No. 国名 氏名 所属
1 グルジア Mr.TAKTAKISHVILI Irakli 運輸交通省経済政策運輸調整局次長
2 カザフスタン Mr.SHARIPOV Talgat 経済予算計画省部門制定経費計画局
工業・建設・運輸交通部部長
3 Mr.SHARIPOV Timur 運輸交通省鉄道輸送局サービス市場形成部部長
4 キルギス Mr.CHOTBAEV Akylbek ビシケク市役所道路建設部主任専門官
5 Mr.EGIMBAEV Almaz 運輸交通省運輸政策局局長
6 タジキスタン Ms.ELEEVA Svetlana 運輸省国際局主任専門官
7 Mr.NUROV Anvar 内閣府運輸交通局主任専門官
8 トルクメニスタン Mr.AMANKULIYEV Bayramsahat 国営企業「トルクメンダシャリュラグラリー」取締役
9 Mr.PELLYAYEV Dovrandurdy 国営企業「トルクメンディミレラリー」業務運営部次長
10 ウズベキスタン Mr.ABDUDJABBAROV Abdudjalil 対外経済関係庁局長
11 Mr.DALILOV Mirkhamid 自動車河川輸送庁国際局長







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