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3.2 交通量と旅客輸送
 
・幹線道路の交通量は、片方向(たとえば、ズルミラ通りなど)で1時間当たり2000台である。
・交通量は、車両(トラックを含む)と公共交通の混合で、公共交通は交通量の25%を占める。
・旅客輸送は、片方向で1時間当たり1000台以上である。
 
COMPOSITION OF THE TRAFFIC FLOW
 
幹線道路における交通量と旅客輸送
  vehicles/hour Total freight
(passengers/
hour)
road name Kind of road From to Date Cars Bus Minibus Van trucks
ZARUMILLA VIA EXPRESA North South 05/21/01 2802 174 293 389 132 3790 18200
TUPAC AMARU ARTERIAL North South 5/28/1 2195 168 216 373 149 3101 22700
PROCERES DE LA INFEPENDENCIA ARTERIAL North South 6-1-01 1230 112 337 329 43 2051 22400
JAVIER PRADO VIA EXPRESA West East 6/21/2 2234 29 314 191   2768 10600
ABANCAY ARTERIAL North South 11-8-01 1968 215 220 170 16 2589 15900
Source: Municipalidad Metropolitana de Lima
 
3.3 交通システム別トリップの分布
 
・リマの1日当たりのトリップ数は約1000万で、そのうち、公共交通のトリップが81%を占める。
・リマの車両総数は75万台を超える。
 
INDEX 1990 1999
Total vehicles 397,623 750,610
Cars 244,189 427,017
Total Trips 6'577,826 10'730,758
Public Trips 5'788,487 8'691,914
Private Trips 789,339 2'038,844
 
・1999年のリマ首都圏の車両数は国の総車両数の61%を占める。
・37,500台が都市公共交通専用に使用されており、その62%(23,400台)がリマ市の認可を受けたサービスで、残りは無認可のサービスと推定される。
・認可車両の85%が10年以上経過したものである。
・認可車両の97%がディーゼル油を使用し、ガソリンを使用しているのはわずか3%である。
・リマ市には69,449台の認可タクシーがあるが、15%は無認可のタクシーサービスを行なっていると推定される。
・都市公共交通に使用される主な車両はバスである。
 
−バス
最大定員:70人
耐用年数:25年
 
−ミニバス
最大定員:30人
速度:時速20km
耐用年数:18年
 
−バン
最大定員:12人
速度:時速26km
耐用年数:12年
 
・上記以外
−共用自動車(「Auto colectivo」という)
−オートバイタクシー(「Mototaxis」という)
 
MODE OF TRIPS
 
・リマには認可を受けた24,000台の車両があり、次のような配分になっている。
 
CUANTITY ACCORDING KINDS OF VEHICLES
 
・リマには442の運行ルートがあり、その他に286の無認可のルートがあると推定される。







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