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最近の海難事例その1(衝突)
 
コンテナ船 ANL Indonesia 号(オランダ船籍、約5万総トン)
vs.
シンガポール海軍 RSS Courageous 号(約500総トン)
 
・2003年1月3日 2335頃
・シンガポール海峡東口 ホースバーグ灯台沖
・C号の船体後部が切断、海底に沈む
・4名の乗組員死亡・行方不明
・海難調査の結果、C号に過失あり
 
 
最近の海難事例その2(衝突)
 
ばら積み貨物船 Sanko Robust 号(リベリア船籍)
vs.
小型コンテナ船 Titra Mas 号(インドネシア船籍)
 
・2003年2月26日 2150頃
・シンガポール海峡西口、ピアイ岬沖の西航路内
・T号が沈没、284TEUsのうち、68TEUsが流出
・マレーシア海事局による航行警報発出
・6月19日、T号引き揚げ完了
 
最近の海難事例その3(座礁)
 
コンテナ船 APL Emerald(シンガポール船籍、約4万総トン)
 
・2003年6月12日 0242頃
・シンガポール海峡東口、ホースバーグ灯台沖
・燃料油150トン流出
 
これまで講じられた航行安全対策
 
・共同水路(再)測量、沈船除去
・航路標識の設置・維持管理
・ワンファザムバンク〜ホースバーグ間の分離通航帯の設定(1998年12月)
・VTSの設置・運用
・300トン以上の船舶に対する強制船舶通報制度の導入(1998年12月)
・マラッカ・シンガポール海峡全域のレーダー(1998年12月)
・DGPS局、AIS局の設置・運用
 
 
 
 







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