9. 東京港施設見学案内(しせつけんがくあんない)
(1)船の科学館(かがくかん)
東京港のシンボル「船の科学館は、東京港の玄関(げんかん)・海上公園に位置し、建物(たてもの)は6万トン級の客船をモデルにしたユニークな形です。地上70mの展望塔(てんぼうとう)からは、首都圏(しゅとけん)の産業をになう東京港の施設や、行き交う(ゆきかう)船はもちろん、レインボーブリッジ、羽田空港、東京タワー、新宿新都心ビルなどが手にとるように見えます。
(船の科学館と大東京)
〈船の科学館の案内〉
遠い昔から人々の生活を支えてきた海、そして船。「船の科学館」には過去(かこ)から未来までの貴重(きちょう)な資料(しりょう)がいっぱいあります。
▲元南極観測船(かんそくせん)「宗谷」(そうや)
▲東京港コーナー
▲マリンシアター
(展示場)
展望塔(とう) |
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東京港はもちろん、レインボーブリッジ、東京タワー、新宿新都心ビルなどがながめられます。 |
6F |
一日船長コーナー |
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6万トンの客船を動かしてみよう。航海機器を動かせば、もう船長になった気分です。 |
3F |
特別展示場 |
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船や海に関すること、いま話題になっていることなど楽しい特別展をおこないます。 |
2F |
発展する東京港 |
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東京港は、都民の生活にとって、たいせつなはたらきをしています。港の施設の紹介や都民のいこいの場所となっている海上公園などをやさしく紹介していきます。 |
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船のあゆみ |
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人々の歴史とともに船の歴史もかわってきました。各時代の代表的な船の模型がそろっています。 |
1F |
船をつくる |
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船はどのようにして造られるのでしょう。一枚の鉄板から大型船ができるまでのようすを紹介しています。 |
B1 |
海をひらく |
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宇宙開発のつぎに注目されているのが海洋開発です。ここでは、海洋開発の未来を海底・海中・海上にわけ、パノラマで紹介しています。 |
屋外展示物 |
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宗谷、羊蹄丸、二式大型飛行艇、半没水型双胴船マリンエース、深海潜水艇PC−18 |
(入館案内)
●入場料
券種 |
本館券
(本館・宗谷) |
羊蹄丸
(羊蹄丸・宗谷) |
共通券
(本館・羊蹄丸・宗谷) |
一般 |
大人 |
700円 |
600円 |
1,000円 |
こども
(5歳〜中学生) |
400円 |
350円 |
600円 |
団体
25名以上 |
大人 |
600円 |
500円 |
800円 |
小・中学生 |
300円 |
250円 |
400円 |
園児 |
200円 |
200円 |
300円 |
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●交通
■新交通ゆりかもめ/新橋駅より(15分)船の科学館下車
■バス/品川・大森・大井町・門前仲町・豊州より
■海上バス/日の出桟橋より「船の科学館」ゆき 約40分
■車/高速湾岸線 13号地・有明ランプ
首都高速11号線 台場ランプ
臨港道路(レインボーブリッジ下層)お台場より
(財)日本海事科学振興財団 〒135−8587 東京都品川区東八潮3番1号 TEL03(5500)1111(代)
(2)東京みなと館
「東京港みなと館」では、都民の生活になくてはならない「東京港」の歴史や特長、臨海副都心(りんかいふくとしん)(レインボータウン)のようすなどが写真や、大型模型(もけい)でわかりやすく見学できます。
場所も青海フロンティアビルの20階にあり、地上100mからの景色も楽しめます。窓の外には本物のコンテナ船やふ頭が見え、東京港を身近に体験できます。
展示内容は、次の5つのテーマ別になっています。
(1)東京港のあゆみ
江戸時代から現在までの東京港の姿を大型模型や記録写真で紹介します。
(2)東京港の姿
東京港の特長などを写真や大スクリーンでの映像で伝えます。
(3)国際貿易港(こくさいぼうえきこう)東京港
東京港が他の国と、どのように貨物をやりとりするか、コンテナの模型を通して勉強できます。またこれからの東京港もわかります。
(4)東京港の都市づくり
臨海副都心の便利さと東京港の都市施設を大きな地図で紹介します。
(5)臨海副都心開発計画
臨海副都心の全体を大きな模型(時間で動きます)で見ることができます。臨海副都心の地下(共同溝)のようすもわかります。
入館案内
開館時間 |
9時30分〜17時30分 (最終入館は17時まで) |
休館日 |
月曜日 (月曜日が祝休日にあたる場合は、その翌日) 年末年始 (12月28日から翌年1月4日まで) |
入館料
区分 |
個人 |
団体(20名以上) |
一般 |
200円 |
160円 |
小・中学生 |
100円 |
80円 |
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交通のご案内 |
新交通「ゆりかもめ」 テレコムセンター駅徒歩1分 海上バス 青海客船ターミナル徒歩8分 |
間い合わせ先 |
〒135−0064東京都江東区青海2−43 青海フロンティアビル20階 TEL.03−5500−2587 FAX.03−5500−2588 |
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施設見学ガイド
施設名 |
内容 |
見学方法(問合せ先) |
東京電力大井火力発電所 |
みんなの家で使っているテレビ、ラジオ、冷蔵庫などの電気はここでつくられています。 |
●対象 小学生〜一般 ●見学時間 1〜2時間 ●受付方法 電話申込み、文書 ●連絡先 大井火力発電所、総務部PR担当 (3471−1591) |
清掃工場 と 埋立処分場 |
わたしたちの家庭から出たゴミは、清掃車で集められ、清掃工場で焼却した後、埋立処分場に運ばれます。 |
●対象 小学生〜一般20人以上の団体
●見学時間 1〜1.5時間
●受付方法
清掃工場・・・電話申込み
埋立処分場・・・電話申込み、後打合せ
●連絡先 東京都環境局総務部情報連携課 広報係(5388−3436) |
大井コンテナふ頭 |
東日本における最大のコンテナターミナルです。首都圏でのコンテナ貨物の多くはこのふ頭で取りあつかわれます。 |
●対象 小学生、関係者 ●見学時間 月、木、土、日、祝以外45分間 ●受付方法 電話申込み ●連絡先 国際コンテナターミナル(株) 営業部総務課(3790−1157) |
築地魚市場 |
みんなの家の食卓に出る魚貝類はこの市場で「せり」にかけられ、ねだんがついてみんなの家へとどけられます。 |
●対象 小学生〜一般 (小学生は午後のみ) ●見学時間 0.5〜1時間 ●受付方法 電話申込み→所定様式による申込み ●連絡先 築地魚市場管理課警備衛生課 (3542−1111内4520) |
東京港野鳥公園 |
野鳥を保護しながらみんなで鳥の生活をかんさつすることができます。 |
●対象 制限なし ●見学時間 0.5〜1時間 ●料金 一般¥300、中字生¥150 小学生、65才以上無料 ●連絡先 管理事務所(3799−5031) |
「第五福竜丸」 展示館 |
1954年ビキニかんしょうでおこなわれたアメリカの原ばく実験の際、被害を受けた日本漁船「第五福竜丸」が展示一般公開されています。 |
●対象 制限なし ●見学時間 0.5〜1時間 ●受付方法 電話予約 ●連絡先 管理事務所(3799−5031) |
東京港めぐり |
コンテナふ頭、フェリーふ頭、お台場そして港で働くいろいろな船。海上から遊覧船でさまざまな東京港の施設や船が見学できます。 |
●対象 制限なし ●料金 大人¥800、子供¥400 ●所要時間 1時間 ●連絡先 東京都観光汽船株式会社 (3457−7830) |
日本科学未来館 |
参加体験型の展示を通して最先端科学技術に触れられます。 |
●対象 制限なし ●見学時間 日〜金10:00〜17:00 土・夏休み10:00〜18:00 ●料金 大人¥500、18才以下¥200 団体料金有 ●団体受付 (3570−9188) |
ガスの科学館 |
わたしたちが毎日使っている「ガス」のことを実験や模型などを使って、わかりやすく説明してもらえます。 |
●対象 小学生〜一般 ●見学時間 1.5時間〜2時間 ●受付方法 10名以上電話予約 ●連絡先 ガスの科学館(3534−1111) |
水の科学館 |
生活や生命に必要不可欠な水のすべてがたのしく理解できます。来館者体験型で子供から大人まで自由に見学できます。 |
●対象 制限なし ●見学時間 1.5時間〜2時間 ●受付方法 電話申込み ●連絡先 水の科学館(3528−2366) |
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東京港のことで、ききたいことがあったら東京都港湾局広報係(5320−5524)、(社)東京都港湾振興協会(5500−2585)へお問い合わせください。
私たちの東京港・編集・発行(社)東京都港湾振興協会・平成14年
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