講師プロフィール
専門講座
「銚子はね太鼓講座」(単式複打)
講師 宮崎義政
銚子はね太鼓保存会(千葉県)代表
(財)日本太鼓連盟評議員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟千葉県支部支部長
江戸時代から銚子だけに伝わる勇壮な祭り囃子を現代風にアレンジ(跳ね打ち、かかえ打ち、巴打ち、寝かせ打ち、一文字打ち、十文字打ち)しつつ、昔からの伝統を守り、和太鼓の多彩な演奏活動を国内外で展開しています。
近年では、(財)日本太鼓連盟主催の日本太鼓全国フェスティバルはもとより筑波科学万博、大阪の花博、マイケル・ジャクソン東京公演歓迎レセプション、平成4年には「豊かな海づくり全国大会」では、天皇皇后両陛下の歓迎太鼓を務めました。また、2度にわたり千葉県知事に随行してのアメリカ公演を成功させ、自主公演では、米国、シカゴ、ボストン、ニューヨーク、マディソン、サンフランシスコにて開催。他には、スペインのセビリア万博には日本代表として出演し、千葉県の姉妹州であるアメリカ・ウィスコンシン州をはじめボストン、シカゴ、ニューヨークと国際親善交流にも度々参加しています。
また、松下電器のTVCMや歌手のプロモーションビデオ、テレビドラマ(3年B組金八先生)での出演等、多方面で活動しています。最近では、はね太鼓を基本とした動きのある一人打ちを考案し、指導にあたっています。
専門講座
「助六太鼓講座」(単式単打)
講師 今泉 豊
助六太鼓保存会(東京都)代表
(財)日本太鼓連盟運営委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
1952年東京都文京区に生まれる。小学生の頃より太鼓に興昧を覚え、1965年より日本初のプロ太鼓集団ともいわれる助六太鼓の創設に参加し、当時松竹歌劇団邦楽部長であり、初代助六太鼓代表でもあった杵屋笹造氏より邦楽器演奏の基礎指導を受ける。1974年二代目助六太鼓代表を受け継ぎ、その後、1977年国立劇場主催第1回「日本の太鼓」に東京代表として出演、1982年より西角井大師の呼びかけにより、小林正道氏(大江戸助六太鼓)、川田公子氏(みやらび太鼓)、林英哲氏と共に実験的太鼓集団ともいわれる「鼓韻の会」に参加、以降「日本の太鼓」に5年連続出演。その後ジャンルを越え、舞台、TVなど国内外において、太鼓指導、作調、演奏を含め幅広く活動し、現在国立三重大学の講師を経て筑波大附属養護学園、青山子供の城など教育関連の講師を務め、プロ活動とともに、後進育成、和太鼓界向上、普及に努めている。
専門講座
「秩父屋台囃子講座」(複式複打)
講師 高橋利雄
秩父祭屋台囃子保存会(埼玉県)代表
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
秩父市上町に生まれる。高校時代にお囃子コンクールにて大太鼓、玉入れの技能賞を受賞。伝統ある「若葉会」に入会。以来、NHKをはじめ国民文化祭、国立劇場等各イベント出演多数。県立民俗文化センターの「秩父屋台囃子講座」では県内外からの受講生へ指導(至現在)。留学生会館にて世界の学生に日本文化の一つとして太鼓を指導。東京学芸大学の公開講座講師。EUジャパンの依頼でスウェーデン・ストックホルムにて出演。県教育委員会の辞令のもとに各中学校、高等学校へ日本の文化として太鼓を指導。
昭和55年、上町太鼓長に就任(至現在)。国指定重要無形文化財「秩父祭」の「屋台囃子保存会」の初代会長に就任(至現在)。全日本太鼓連盟創立発起人に名を連ね、(財)日本太鼓連盟1級公認指導員になることとして今日に至る。他に保護司、書道は劉蒼居氏に師事(読売書法展等入選)。
基本講座
総合指導
講師 古屋邦夫
御諏訪太鼓保存会(長野県)副会長
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局長
○1948年9月14日岡谷市に生まれる。
○1967年6月に御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓歴35年を数える。
○1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
○1978年10月、長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会委員長として活躍している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
基本講座
「3級基本講座」
講師 安江信寿
手取亢龍太鼓保存会(石川県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
この講座は、3級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
○1989年、手取亢龍太鼓を結成。リーダーとして地元に伝わる虫送り太鼓のリズムを残しながら、現在の演奏スタイルを確立する。
○石川県太鼓連盟企画副委員長として、連盟組曲100人太鼓「加賀の響き、能登の響き」の作調・指導をした。また、石川県太鼓連盟主催の初心者教室、県立聾学校中学部の和太鼓クラブ、県内高校演劇クラブ、全国海づくり大会での合同演奏を指導している。
○その他、松任市保育園児600人虫送り太鼓の合同演奏、スポレク石川2000での100人太鼓の指導等を行っている。
○日本太鼓ジュニアコンクールでは、第1回、第2回大会ともに舞台監督として活躍した。
基本講座
「4級基本講座」
講師 松枝明美
御諏訪太鼓保存会(長野県)
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
長野県太鼓連盟技術強化部長
この講座は、4級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
○1964年2月19日諏訪市に生まれる。
○1980年3月に御諏訪太鼓に入門、宗家である小口大八氏に師事、以来今年は太鼓歴22年を数える。
○福島県の指導をかわきりに県内外チームの指導に努め、すでに100チームを越える。また海外でも数多くの公演を行い、多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行う。
○1999年は5月下旬〜6月上旬にかけ、ペルー並びにボリビアにおける日本人移住100年祭記念公演に参加している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。
基本講座
「5級基本講座」
講師 鈴木孝喜
蘭導(秋田県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟秋田県支部専務理事
○1950年2月26日に民謡家・鈴木蘭導(1988年総理大臣表彰)の次男として生まれる。
○幼児期から民謡太鼓を師事。
○1985年、大曲太鼓道場(1998年、蘭導に改名)を結成する。
○さまざまな太鼓音楽の研究に取り組み170曲以上の著作曲を持ち、全国で160団体を越える太鼓チームの指導を行っている。
○全国各地から海外まで多くの演奏活動を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員として活躍している。
基本講座
「5級基本講座」
講師 羽土 聡
羽流太鼓(岐阜県)代表
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
この講座は、5級技術検定を受けるにあたって事前講習のために設定された基本講座です。
○岐阜県郡上郡白鳥町出身。幼少より家族で「郡上踊り」(日本三大民踊)や「白鳥踊り」のお囃子や踊りを楽しむ。また、ピアノなどの西洋音楽も学ぶ。
○1984年より小・中学校の音楽担当教諭。和楽器を用いた授業実践に努め、郡上踊り保存会と共にお囃子を指導した実践を文部省(現文部科学省)の研修会で発表。教職員や児童生徒用和太鼓曲を数多く作曲・指導し、音楽会等で演奏した。
○県内外の和太鼓保存会指導、音楽担当教員和太鼓研修会講師、オーケストラ・吹奏楽・大正琴・シンセサイザーとの共演、山本寛斎スーパーショー出演など、幅広く活躍している。平成15年秋に東京サントリホールでオーケストラと共演する予定。
○1999年より岐阜県教育委員会音楽担当指導主事。
日本太鼓資格認定制度
本制度は、財団法人日本太鼓連盟の寄付行為及び日本太鼓資格認定規程並びに日本太鼓資格認定規程細則で詳しく定めている。
主な内容は次のとおりである。
1. 本制度は、指導員としての資格について認定する「公認指導員」と演奏者としての技術水準の資格について認定する「技術認定員」の2つに区分される。
2. 公認指導員は、次の4つに区分され、それぞれ資格を有する。
(1)特別公認指導員は、当財団が特に認めた者で、指導員研修会の講師並びに当財団及び支部が主催する全ての講習会における講師、検定員としての資格を有する。
(2)1級公認指導員は、指導員研修会の講師並びに当財団及び支部が主催する全ての講習会における講師、検定員の資格を有する。
(3)2級公認指導員は、当財団及び支部が主催する全ての講習会における基本打法担当講師、検定員としての資格を有する。
(4)3級公認指導員は、支部が主催する講習会における基本打法担当講師としての資格を有する。
3. 技術認定員は、次の5つに区分される。
(1)1級技術認定員は、演奏技術全般にわたり技術が正確かつ優秀である者をいう。
(2)2級技術認定員は、演奏技術全般にわたり技術が正確である者をいう。
(3)3級技術認定者は、基本打法の技術を正確に習得し、かつその演奏が優秀である者をいう。
(4)4級技術認定員は、基本打法の技術を正確に習得した者をいう。
(5)5級技術認定員は、基本打法の基礎を習得した者をいう。
4. 認定試験の受験資格は、次のとおりである。
(1)1級公認指導員は、現に2級公認指導員であり、30才以上の年齢に達した者。
(2)2級公認指導員は、現に3級公認指導員であり、20才以上の年齢に達した者。
(3)3級公認指導員は、現に1級技術認定員であり、20才以上の年齢に達した者。
(4)1級技術認定員は、現に2級技術認定員であり、10才以上の年齢に達した者。
(5)2級技術認定員は、現に3級技術認定員であり、10才以上の年齢に達した者。
(6)3級技術認定員は、現に4級技術認定員であり、10才以上の年齢に達した者。
(7)4級技術認定員は、現に5級技術認定員であり、10才以上の年齢に達した者。
(8)5級技術認定員は、10才以上の年齢に達した者。
(財)日本太鼓連盟概要
<設立日> |
1997年11月11日 |
<資産> |
基本財産 3億円 |
<加盟支部数> |
37支部(35都道府県) |
<加盟団体数> |
804団体 |
<会員総数> |
約2万3千人 |
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<役員> |
会長 |
津田 正 |
(財)地域総合整備財団顧問 |
副会長 |
池田庄作 |
御陣乗太鼓保存会・石川県支部理事長 |
副会長 |
小口大八 |
御諏訪太鼓保存会会長・長野県支部長 |
副会長 |
塩見和子 |
(財)日本音楽財団理事長 |
常務理事 |
小野 巽 |
常勤(事務局長兼務) |
理事 |
浅野義幸 |
(財)浅野太鼓文化研究所 |
理事 |
井関君夫 |
埼玉県支部長 |
理事 |
植村泰一 |
東京音楽大学理事長 |
理事 |
大宅映子 |
評論家 |
理事 |
景山俊太郎 |
参議院議員、島根県支部長 |
理事 |
児玉利夫 |
神戸太鼓保存会・兵庫県支部長 |
理事 |
ステェファン・ジョン・ゴマソール |
駐日英国大使 |
理事 |
鈴木俊秋 |
秋田県支部長 |
理事 |
中地 洌 |
全国モーターボート競走施行者協議会理事長 |
理事 |
西角井正大 |
実践女子大学教授 |
理事 |
長谷川 義 |
全九州太鼓連合会長 |
理事 |
クリストファー・マクドナルド |
日本ロレックス(株)代表取締役社長 |
理事 |
三隅治雄 |
(財)民族芸術交流財団理事長 |
理事 |
山内令子 |
社会福祉法人富岳会理事長 |
監事 |
長内 健 |
弁護士、東京永和法律事務所 |
監事 |
宮地真澄 |
(社)全国モーターボート競走会連合会理事長 |
<評議員> |
評議員 |
伊藤雅俊 |
(株)イトーヨーカ堂名誉会長 |
評議員 |
大町陽一郎 |
指揮者 |
評議員 |
岡田知之 |
洗足学園大学教授 |
評議員 |
ジョージ・川口 |
ドラム奏者 |
評議員 |
北村 汎 |
元・駐英大使 |
評議員 |
小泉武夫 |
東京農業大学教授 |
評議員 |
河野和義 |
気仙町けんか七夕保存会会長・岩手県支部顧問 |
評議員 |
高橋秀雄 |
日本伝統芸能研究所所長 |
評議員 |
深沢登志夫 |
山梨県議会議員、山梨県支部長 |
評議員 |
富治林 浩 |
大和の響き「京」代表・京都府支部長 |
評議員 |
堀田豊和 |
越中大島太鼓振興会会長・富山県支部相談役 |
評議員 |
松本源之助 |
江戸里神楽土師流家元・東京都支部長 |
評議員 |
三木 稔 |
作曲家 |
評議員 |
宮崎義政 |
銚子はね太鼓保存会会長・千葉県支部長 |
評議員 |
脇元勝巳 |
霧島九面太鼓保存会会長・鹿児島県支部長 |
(五十音順・敬称略) |
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講習会開催予定一覧
日本太鼓全国講習会(財団主催)
第16回日本太鼓全国講習会 |
期日 |
2003年2月15日(土)・16日(日) |
開催地 |
宮崎県清武町 |
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第17回日本太鼓全国講習会 |
期日 |
2003年6月28日(土)・29日(日) |
開催地 |
静岡県御殿場市 |
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第18回日本太鼓全国講習会 |
期日 |
2003年11月8日(土)・9日(日) |
開催地 |
福島県郡山市 |
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第19回日本太鼓全国講習会 |
期日 |
2004年2月28日(土)・29日(日) |
開催地 |
長崎県大村市 |
日本太鼓支部講習会(支部主催)
第15回日本太鼓支部講習会 |
期日 |
2002年12月22日(土)・23日(祝) |
開催地 |
東京都江東区 |
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支部講習会では、3級、4級、5級の技術認定が受けられます。 |
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各講習会のお問合せは、財団事務局(Tel.03−6229−5577)までお願いします。 |
公認指導員・技術認定員の現在数
(2002年11月22日現在)
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