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「平塚の里」保全・子どもの環境教育事業 第3回案内書
第3回の事業開始に当たって
NPO法人しろい環境塾
理事長 柳沢巳之輔
 
 NPO法人化第一弾事業、「平塚の里」保全・子どもの環境教育事業の実施(第3回)への参加呼びかけに対し、多くの皆さんが応じてくださり、大変嬉しく思います。同事業はこの間、第1回46名、第2回56名の参加がそれぞれあり、予想以上の成果をあげてきています。
 第3回は、手入れを進めてきた竹林を会場に竹やぶ探検、急坂登りゲーム等を展開します。また、竹林の手入れの副産物として出てくる竹の有効利用に向けて、竹炭焼、花炭焼を実施します。昨日までに準備万端整えました。大いにお楽しみにしてください。
 
 白井の里山自然は、農林業の停滞・不振により休耕地の増大や手入れ不足により、急速に荒廃化が進んでおり、一方で産廃やごみの不法投棄の場所に成り果てようとしております。このことは、同時に、教育や文化の荒廃につながっているのかもしれません。
 私たちは現在、里山自然の保全、子どもの環境教育等に本格的に取り組む必要があります。私たちは、これらの行動の核になるためにNPO法人となりました。その輪が市全体に広がる事を願って行動を開始しています。
 
 昨年4月設立以来、「見て、考えて、行動する」ことを基本に活動してきました。この間、環境ウオッチングを17回、講演会を6回開催し、この次は行動する番です。それが今回の事業です。
 具体的には、竹林の手入れ、散策路の整備、炭焼であり、一方、子どもの環境教育として、自然観察会、ネイチャーゲーム、竹細工などです。特に、子どもたちには、自然の素晴らしさを、平塚の良さを存分に知っていただきたいと思います。
 
 このような事業を行えますのは、延命寺・稲葉住職さんが、私たちの活動の趣旨をご理解いただき、活動フィールドを提供して下さったからこそです。心よりお礼申し上げます。
 同時に、日本財団から「はじめの一歩」助成として、物置や機材の提供を受けることができたこと、千葉県や企業からの助成が決定していることも強い援軍になっております。
 今後3月まで、毎月1回の行動が予定されております。引き続き多くの方が参加され、この事業が成功することに力を貸していただきたいと思います。活動日以外でも、役員を中心に竹林の手入れを行っています。やってみても良いという方は、声をかけて下さい。
 本日は、1日、怪我の無いように、お互い声を掛け合って行動して下さい。
 2001年12月16日
(拡大画面:98KB)
第3回「平塚の里」保全・子どもの環境教育事業
日時:12月16日(日)9:00〜15:00
場所:平塚の里(平塚・延命寺)
 
一 タイムテーブル
8:30
  
実行委員集合(広場)
9:00
 
「大人」受付開始(参加費徴収)
 
 
本日の作業の説明
 
 
 【午前】
 
 
  (1)炭火の着火、火の番(据付は終わっている)
 
 
  (2)急坂ゲーム会場の竹枯葉の清掃(広場に運ぶ)
 
 
  (3)花炭焼の準備
 
 
  (4)芋焼の準備
 
 
  (5)竹ぼうき作りの補助
 
 
  (余裕があれば、竹林の間伐)
 
 
 【午後】
 
 
  (1)炭焼きの火の番
 
 
  (2)花炭焼の番
 
 
  (3)急坂登りゲームの補助
 
 
  (4)芋焼の番
10:00
 
開会式(広場)
 
 
 主催者挨拶 副理事長 増木豊
 
 
 「平塚の里」保全・子どもの環境教育事業の説明
 
 
 本日の活動の説明
10:15
 
竹ぼうき作り(子ども)
11:00
 
花炭焼、芋焼の準備(子ども)
   :30
 
同スタート
12:00
 
昼食(広場、駐車場)
13:00
 
竹やぶ探検、急坂登りゲーム開始
14:00
 
焼芋を食べる
14:30
 
花炭を開ける
14:50
 
終了
15:00
 
解散
 
 
実行委員後始末
16:00
 
実行委員解散
 
二 実行委員の役割分担
統括・進行
  
柳沢、増木、上西、森田、坪井
炭焼等G
 
増木、坪井、藤村、笠井、松岡、山本、古川
竹やぶ探検G
 
森田、横山、鈴木
受付・会計
 
坪井、横山
サポーター責任者
 
上西
 救急・養護
 
 
写真
 
上西
 
<次回予告>
第4回「平塚の里」保全・子どもの環境教育事業
日時:
1月12日(土)10:00〜15:00
 
(雨の場合1月13日(日))
場所:
平塚の里(平塚・延命寺)
内容:
大人・竹林の手入れ
 
親子・火起こしゲーム・ナン作り・ドント焼等
参加費:
親子 500円 その他 300円
(小学4年生以上は1人でも可)
申込締切:
1月5日(土)
主催:
NPO法人しろい環境塾
申込・問い合せ:
柳沢047−491−1140
 
上西047−491−0660
 
三 保険
 
1 ボランティア行事保険
 動力機材を使わない参加者全員には、
ボランティア行事保険(取扱・市役所)
に入っています。
 賠償責任部分も保障されます。
 
四 救急・養護
 
 救急用品を多少用意しております。必要になりましたら、実行委員まで言って下さい。
 
五 炭焼・花炭焼
 
1 炭焼
 別紙参照(今回は、「ドラム缶焼」で行います。据付は終わっています。)
穴を掘り、火口を作る(12月15日)
 
ドラム缶に割竹を詰める(同)
 
蓋をする(同)
 
ドラム缶を据付け、煙突をつける(同)







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