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事業報告
1.事業の実施内容
(1)「現代日本のオーケストラ音楽」第26回演奏会
(1)実施日:平成14年7月20日(土・祝)14:00開演
(2)場 所 :東京文化会館大ホール
(3)曲 目 :
a.第24回作曲賞入選作品
 佐井 孝彰
管弦楽のための「讃歌」
 森 佳子
The Voice of Trees for marimba and Orchestra
 (マリンバ:山口多嘉子)
 長生 淳
春−青い泡影(ほうよう)

b.招待作品
 高田三郎 作曲
無声慟哭(詩:宮沢賢治)
 ソプラノ
沖なほみ バリトン:大森一英
 語り
林洋子
 合唱
国立音楽大学イリス合唱団
(4)演 奏 東京交響楽団
(5)指 揮 飯森範親
(6)入場者 956名
 
事業目標の達成状況
 現代音楽の作曲家、特に若手作曲家の登竜門として最高の舞台を提供している「現代日本のオーケストラ音楽」演奏会は、本年で第26回を迎えた。この間、入選した作曲家のなかには、内外を問わず幅広い分野で既に活躍している。
 本年の「現代日本のオーケストラ音楽」は、去る7月20日(土・祝)東京文化会館大ホールで開催され、昨年11月の第1次選考委員会で選ばれた入選曲3曲と、招待作品として高田三郎氏作曲の「無声慟哭」が演奏された。
 第24回作曲賞の応募作品は15曲あり、昨年11月の第1次選考委員会では 日本交響楽振興財団奨励賞は5曲、うち3曲が作曲賞入選作品選ばれた。第2次選考委員会では、作曲賞として、長生 淳氏 作曲 春−青い泡影(ほうよう)が選ばれ、日本財団賞に輝いた。作曲賞は平成9年の小栗克裕氏(管弦楽のための「ディストラクション」)以来である。
 
事業成果物
 日本財団助成事業であることを、立看板・プログラム等に明示するとともに(特別協賛日本財団)、ポスター、チラシならびに「音楽の友」等の音楽雑誌をはじめ、一般新聞紙等を通じて公表した。







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