平成14年度助成事業 造船協力事業者に対する技術安全指導 事業完了報告書
実施内容
a.一般技術指導
各職種ごとの技術に関する知識及び技術レベルの向上を図るため、元請講師、造船技術経験者などに依頼し、各現地にて座学に実技を加えた実践的な技術指導を実施した。
開催場所 |
実施日 |
指導内容 |
講師 |
受講者 |
玉野(三井造船玉野協力会) |
14.5.15 |
アーク溶接 |
1名 |
30名 |
臼杵(南日本造船協力事業協同組合) |
14.5.27 |
溶接の品質管理について |
1名 |
31名 |
臼杵(南日本造船協力事業協同組合) |
14.5.28 |
溶接の品質管理について |
1名 |
60名 |
臼杵(南日本造船協力事業協同組合) |
14.5.29 |
溶接の品質管理について |
1名 |
29名 |
神戸(川重事業協同組合) |
14.6.7 |
5トン未満床上操作式クレーン特別教育 |
1名 |
21名 |
神戸(川重事業協同組合) |
14.6.8 |
5トン未満床上操作式クレーン特別教育 |
1名 |
20名 |
堺(日立造船大阪協力会) |
14.6.12 |
中高齢者の高所作業車技術 |
1名 |
30名 |
相生(アイ・エイチ・アイ相生協力会) |
14.8.22 |
低圧の電気に関する取扱と知識 |
1名 |
21名 |
津(ユニバーサル造船(株)津事業所協力会) |
14.10.24 |
ガス切断作業について |
1名 |
25名 |
津(ユニバーサル造船(株)津事業所協力会) |
15.2.26 |
研削砥石の交換について |
1名 |
34名 |
計10ヶ所 |
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計301名 |
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※各会場とも上記テーマと併せて、当年度の重点対策である「中高齢者と新入構者の災害防止」推進活動として、中高齢者と新入構者の災害の現状及び安全配慮等についての資料を配布して安全対策の徹底を要請した。
b.溶接技術習得指導
2回の実施を計画していたが実施予定先のやむをえない事情により中止した。
a.安全講習会
会員所属事業場における中高齢者と新入構者の安全対策を含め安全管理の向上、作業者の安全意識の高揚・普及、安全に関する知識の向上を図るため、安全衛生責任者、現場責任者等を対象に講習会を開催した。
開催場所 |
開催日 |
受講者 |
講習テーマ |
堺 |
14.5.22 |
29名 |
テーマ:中高齢者における危険予知とは |
広島 |
14.6.24 |
44名 |
テーマ:なぜ労働災害が発生するのか |
横浜 |
14.6.26 |
69名 |
テーマ:リスクマネジメント・人材マネジメント |
長崎 |
14.8.29 |
84名 |
テーマ:メンタルヘルスについて |
函館 |
14.9.6 |
65名 |
テーマ:労働災害の現状と災害防止について |
臼杵 |
14.10.18 |
72名 |
テーマ:労働災害0を目指して |
神戸 |
14.11.6 |
53名 |
テーマ:製品と安全 |
坂出 |
14.11.11 |
20名 |
テーマ:監督者のための安全衛生の職務に関する事項 |
堺 |
14.12.11 |
24名 |
テーマ:災害事例によるKYポイント |
横須賀 |
14.12.13 |
52名 |
テーマ:安全と健康管理 |
諫早 |
15.1.9 |
27名 |
テーマ:生産性の向上は安全管理の徹底から |
計11ヶ所 |
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計539名 |
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※各会場とも上記テーマと併せて、当年度の重点対策である「中高齢者と新入構者の災害防止」推進活動として、中高齢者と新入構者の災害の現状及び安全配慮等について周知キャンペーンを実施し安全対策の徹底を要請した。
b.危険予知訓練
危険予知訓練は作業時における災害要因の先取的な予知により労働災害を未然に防止するために行うものである。訓練手法としては4ラウンドKYT、1人KYT、ワンポイントKYTなど様々の手法が開発されているが、最もよく活用される訓練手法として基礎4ラウンド法((1)危険要因の把握⇒(2)危険ポイントの絞り込み⇒(3)危険への対策をたてる⇒(4)行動目標の設定・確認)が採用されている。当年度は基礎4ラウンド法を基本とした危険予知訓練を各所で実施した。
開催場所 |
開催日 |
受講者 |
横須賀 |
14.6.20 |
71名 |
神戸 |
14.7.4 |
27名 |
諫早 |
14.9.14 |
22名 |
広島 |
14.12.10 |
46名 |
計4ヶ所 |
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計166名 |
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※各会場とも上記テーマと併せて当年度の重点対策である「中高齢者と新入構者の災害防止」推進活動として、中高齢者と新入構者の災害の現状及び安全配慮等について周知キャンペーンを実施し安全対策の徹底を要請した。
c.安全衛生指導
協力工を対象に、それぞれの作業現場で取り扱う材料、工具、有害物質等の知識、取扱方法等を中心に安全衛生の実践的知識の習得・向上を図るべく、講師を元請等に依頼して各現地にて実践的指導を実施した。
開催場所 |
実施日 |
指導内容 |
講師 |
受講者 |
長崎(協同組合三菱長船協力会) |
14.4.25 |
労働安全衛生マネージメントについて |
1名 |
106名 |
広島(能美金属工業団地協同組合) |
14.6.20 |
ガス・酸素のバルブの安全な取扱いについて |
1名 |
26名 |
津(日本鋼管(株)津製作所生産協力会) |
14.7.27 |
有機溶剤の知識、危険性と過去の災害事例について |
1名 |
29名 |
神戸(川重事業協同組合) |
14.9.18 |
粉じん作業の特別教育 |
1名 |
20名 |
玉野(三井造船玉野協力会) |
14.10.15 |
難聴及び有機溶剤の中毒防止について |
1名 |
30名 |
横浜(三菱横製構内協力会) |
14.10.17 |
安全衛生のための点検方法、異常時における措置 |
1名 |
20名 |
横浜(三菱横製構内協力会) |
14.10.18 |
作業設備の安全化及び環境改善の方法、災害発生時における措置 |
1名 |
20名 |
神戸(三菱神船協力会) |
14.10.28 |
じん肺・有機溶剤中毒等職業性疾病に関して |
1名 |
33名 |
神戸(川重事業協同組合) |
14.11.7 |
疾病災害の予防対策と検診後のアフターケアについて |
1名 |
43名 |
横須賀(住友重機械造船協同組合) |
14.11.19 |
アンケート調査結果を踏まえた今後の労働衛生について |
1名 |
41名 |
津(ユニバーサル造船(株)津事業所協力会) |
14.11.28 |
保護具の正しい使い方 |
1名 |
32名 |
相生(アイ・エイチ・アイ相生協力会) |
14.12.4 |
職業性疾病等の予防について |
1名 |
21名 |
長崎(協同組合三菱長船協力会) |
14.12.26 |
安全衛生管理について |
1名 |
88名 |
横浜(協同組合石川島播磨横浜協力会) |
15.2.19 |
現場責任者の安全管理 |
1名 |
52名 |
広島(協同組合三菱広島協力会) |
15.2.21 |
最近の災害事例について |
1名 |
66名 |
計15ヶ所 |
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計627名 |
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※各会場とも上記テーマと併せて、当年度の重点対策である「中高齢者と新入構者の災害防止」推進活動として、中高齢者と新入構者の災害の現状及び安全配慮等について周知キャンペーンを実施し安全対策の徹底を要請した。
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