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3. 実証システムの基本設計
 昨年度選定した実施海域である尼崎市の北堀運河を対象として行った実証システムの基本設計について以下に示す。
 
3.1 システム適用のための基本設定
 実証試験海域として選定を行った尼崎市の北堀運河を対象として行った水質シミュレーション計算について次に示す。
 流動計算結果による流動場をもとにして物質が移流拡散するものとし、設定した条件のもとで水質計算を行った。
 
計算期間:夏季(7〜9月)
計算のケース
 
ケース1 システムを適用しない場合(現況)の水質予測計算
ケース2 システムを適用した場合の水質予測計算
(処理水量1900m3/日、取水放水位置A)
ケース3 システムを適用した場合の水質予測計算
(処理水量1900m3/日、取水放水位置B)
ケース4 システムを適用した場合の水質予測計算
(処理水量3800m3/日、取水放水位置A)
ケース5 システムを適用した場合の水質予測計算
(処理水量3800m3/日、取水放水位置B)
 
原水の取水位置及び処理水の放水位置は、図3−1に示すように設定する。
 
図3−1 原水の取水位置及び処理水の放水位置
 
 ここでは、ケース1のシステムを適用しない場合(現況)の計算結果とシステムを適用した場合で、比較的浄化効果の高い結果が得られたケース4及びケース5の計算結果を示す。
 ただし、透明度については、水質シミュレーション計算で直接計算できないため、CODの計算結果をもとにして、尼崎市の過去のデータから推定を行ったものである。
 
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図3−2 SS濃度の分布(ケース1 システムを適用しない場合)
 
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図3−3 SS濃度の分布(ケース4 システムを適用した場合)
 
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図3−4 SS濃度の分布(ケース5 システムを適用した場合)







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