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障害部の活動
障害部のメンバーたち
登録者は現在十三名。うち知的障害者は十二名、身体障害者は一名。対象は基本的に世田谷区在住者となっている。
利用者は圧倒的に若年層が多く、ほとんどの人が二十代である。これは、中学・高校および養護学校卒業後まもなく入所する利用者が多いためである。このため、精神部よりも年齢層が低く、明るくにぎやかな雰囲気で作業が行なわれている。
作業内容は基本的に精神部と同じだが、傾向として組紐や織りを行なう人が多い。作品売上のうち七割が工賃として本人に還元されるのは障害部も同じである。
障害部独自の行事としては、食事会やおやつ会が定例化している。二、三ヵ月に一度行なわれる食事会では、これまでに中華、イタリア、フランスと三ヵ国の料理を楽しみ、食後のカラオケ大会やボーリング大会も定番化しつつある。こうした行事は、日頃作業を行なう上にも良い励みとなっている。
障害部は保護者会の活動も盛んである。二ヵ月に一度開かれる保護者会では、障害部の発展について積極的な意見が出され、様々な面でご協力をいただいている。また、障害部は世田谷区からの補助金の額が少ないため、運営費の半分は利用者からの月謝によってまかなわれており、保護者会主催のバザーによる収益を寄付としていただいたりもしている。
○入所条件
(1)世田谷区内に在住であること。
(2)自宅と工房の往復が自力で出来ること。
見学・実習は随時受付中。
障害部保護者会の活動
松尾鉄也(藍工房保護者会会長)
現在、会員数は十四名です。隔月に定例会を開催し、藍工房のイベント等に参加、協力をしております。
発足は、平成九年十月に竹ノ内代表から保護者会結成のご要望がありました。それまでは各家庭単位で協力をしておりました。私は前から、会があれば両方にメリットが出て、活動が円滑に出来ると考えていました。一致協力体制、慶弔関係の対応、会員同志の懇親、スタッフの皆さんとの情報交換伝達等。早速他の会員に主旨をご説明し、十二月の世田谷ふれあいフェスタから保護者会として実際の活動が始まりました。
定例会では藍工房のイベントを主にテーマを定めて話し合います。竹ノ内代表より藍工房運営に関するお話も聞くことが出来て大変有意義であります。スタッフの方から現場でのメンバーの実態が報告されますと、皆喜んだり、びっくりしたり、いっぺんに場が和やかになり、親近感で包まれて毎回この時間が定例会の持ち味のひとつとなってしまいました。
主な年間行事としては、新宿三井展(七月)、若林まつり(九月)、ネプチューンコンサート(十月)、世田谷ふれあいフェスタ(十二月)です。昨年より新宿三井展で保護者会としてバザーを販売させていただき、皆様方の大変なご協力で品物が沢山集まりました。最終日を待たず完売いたしました。反省会で、他のバザーには提供せずに、来年の為に今から品物をストックするよう話し合いました。今回より保護者会が主になった販売の収益は、半分を障害部へ寄付することに定まりました。
保護者会も運営費が出来ました。若林まつり、世田谷ふれあいフェスタも同様です。各販売に携わる会員の皆様の溌剌とした容姿、おでんの調理における玄人裸足の手際良さ、慣れないラムネの栓抜き、ゲームの呼び込み等、酷暑、厳寒、強風、粉塵の中おつかれ様でした。
私ごとになりますが、娘が入所して十年が経とうとしております。線路ぎわの小さな建物だけだった藍工房が、こんなに大きくなってきました。NPO藍工房も設立されました。
保護者会としてこれからどのように携わっていくべきか、会員で話し合っていきたいと思います。小さな保護者会ですが、出来ることから一歩ずつ歩を進めて、大きく協力、貢献出来るように頑張りましょう。
藍工房の作品
藍工房の作品は、バザーや展示会で販売するほか、区内外の常設店にも置かせていただいている。区内では、世田谷美術館、次大夫掘(じだゆうぼり)公園民家園、玉川高島屋りんりん、ショップぴあ喜多見、福祉ショップりばてぃなど。区外では、麻布のブルー&ホワイトなどがある。
また、毎年七月には藍工房主宰による展示会が、新宿三井ビルで行なわれている。
一九九七年(平成九年)には、こうしたメンバーの作品に対し、日本文化振興会より国際芸術文化賞が授与されている。
藍工房の作品
藍工房の作品例
〔藍染め〕ポーチ・巾着・バッグ・ランチョンマット・コースター・Tシャツ・スカーフ・のれん・他
〔刺し子〕ポーチ・巾着・バッグ・ランチョンマット・コースター・ティッシュケース・のれん・他
〔織り〕ポーチ・巾着・バッグ・マフラー・コースター・他
〔組紐〕帯締め・眼鏡チェーン・携帯ストラップ・キーホルダー・他
〔陶芸〕皿・茶碗・箸置き・花瓶・他
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