役員からひとこと
このコーナーでは、当センターの役員の声を毎回一人ずつご紹介してまいります。
「広がる心の輪を信じて」
理事 岡崎靖子
我が埼玉にも、数多くの皆様方のご協力で、当援助センターが開設されましたこと、とてもうれしく深く感謝を申し上げます。
同じ社会に生きる者として、犯罪被害者の視点に立ち、その心情を思う時、命の平等が図られる社会であることを切に願い、犯罪被害者の皆さんにも、制度的なものが確立され、救われることを祈らずにはいられません。
「人は人に癒される」の言葉が浮かびます。
「再起」を願ってやまない当スタッフの心強い頼もしさにほっとしながら・・・。
「人は皆、誰でも成長し発展していこうとする衝動を持っている」ことを念頭に、蘇り広がる心の輪を信じて!!レッツゴー。
相談員のひとりごと
相談窓口が始まり、早6ヶ月となりました。いままでに多くの相談を受けてきました。そしていま思うことは・・・。
おひとりおひとりの心の傷の重さにただただ言葉がありません。相談された方の心の傷を大事に傾聴させていただき、ゆっくりと、少しずつ信頼関係を持てること。そのことが私の願いです。同じ人として何もできなくても、そっと寄り添い、お手伝いができることが幸せに思います。相談にみえたある方は、長い間、たったひとりで耐え続けてこられた悩みを話され、「今ここにいることが自分でも信じられません。」目には涙でいっぱいでした。私は、「ここで会えたのもきっと何かのご縁だと思います。これからもよろしく。私はあなたにお会いできたことをとても大事に思います。」とお伝えしました。
人生はいつどこでご縁があるかわかりません。私は人生の中でたくさんの方からご縁をいただきました。命を助けていただいたこともありました。一人で悩むことなく、一山越えてみませんか。明日は私が被害者になるかもしれません。ふと、そう思ったとき、尊い命をお互いに大切に思い合えたら・・・。一日一日を大切にし、ゆっくりとご一緒に考えていきたい。そう思っています。
(A相談員)
会員のみなさま ご協力ありがとうございます
会員数のご報告(10月31日現在)
正会員 |
賛助会員 |
【団体】11団体 |
【団体】433団体 |
【個人】96名 |
【個人】4,033名 |
※ 会員のみなさまのご紹介につきましては、今後、ホームページを開設する予定でおりますので、ホームページにて、団体会員、ご寄付の方は会社名、団体名を、個人会員の方は、支障のない方につきまして、お名前をご紹介させていただくことにしております。
多くのみなさまに当センターの活動にご賛同いただきまして本当にありがとうございます。
また、温かいご寄付をいただきましたみなさま、本当にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
当センターの愛称を募集いたしております!
埼玉犯罪被害者援助センターでは、現在、愛称を募集しております。多くの皆様に親しみを感じていただけるような名前のアイディアがございましたら、ご応募お願いします。なお、採用させていただいた方には、記念品を差し上げたいと思いますので、官製はがきにお名前、ご住所、年齢、ご職業、電話番号をご記入の上、ご応募ください。(平成15年1月31日〆切)
また、『センター通信』に対する感想、当センターへのご要望・ご提案などもお待ちしております。
相談業務のご案内
048−834−8080(相談無料)
電話相談 月曜から金曜 10:00〜16:00(祝祭日・年末年始を除く)
面接相談は予約が必要です。
賛助会員募集中
埼玉犯罪被害者援助センターの活動は、皆様からの会費により運営しております。
年会費 |
法人・団体 |
1口 |
30,000円 |
|
個人 |
1口 |
3,000円 |
○入会に関する資料請求やお問い合わせは事務局へお願いします。
〒336−0002 さいたま市北浦和5−6−5 浦和地方庁舎4階
TEL048−834−8081
編集後記
『センター通信 創刊号』はいかがでしたでしょうか。開設から半年が過ぎましたが、若葉の頃は、まさか本当に会報誌を発行できる日が来るとは思ってもみませんでした。センターの窓から大きな欅の木が見えますが、それがすっかり葉を落とした今、何とか私たちの半年の活動をご報告ができることになったのは、ひとえに、皆様方のお陰です。改めて御礼申し上げます。
これから、家族や仲間たちが集い、楽しい時間を過ごす機会の多い年末年始がやってきます。しかし、多くの犯罪被害者の方々にとっては、より寂しさや疎外感の募る季節かもしれません。このことを心の片隅に置きつつ、一人でも多くの方が、楽しい、幸せな年末年始を過ごされますようお祈りいたします。
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