1) |
てんかんの発作には、いろいろな種類がありますが、いずれも命を失うことはめったにありません。また、伝染することは決してありません。 |
2) |
発作が起きた時には冷静に。こわがって騒いだり、相手の行動を制限したり、身体をゆすったりしないで下さい。どんな時にも、口にはしなどを押しこんだり、水などを飲ませないで下さい。 |
3) |
あわてて救急車を呼ばないで下さい。発作は普通1〜3分くらいで自然にとまります。しかし、きわめてまれな場合として(1)意識がもどらないうちに次の発作が起きたり(2)10分以上発作が続いたような時は病院に運んで下さい。 |
4) |
小さい発作の時は見守るだけで何もすることはありません。大きな発作の時は安静にし、安全な場所に寝かせて、頭の下にやわらかい物をあて、身体をしめつけるベルトなどをゆるめ、顔を横に向けます。発作がおさまり意識が回復するまで静かに休ませ、気持が落ちつくまで見守ってあげましょう。 |