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『思い出』
『キャンプの思い出』
 ぼくは、7月30日に玉川小学校のみんなとキャンプをしました。始めの会でぼくは、かんげいの言葉を言いました。ぼくのパートナーは、菊地龍馬君です。
 さいしょは、みんなと夕食のカレー作りをやりました。ぼくは、小林君と拓也君ときょうへい君とたまねぎのかわをむきました。あと、きゅうりのかわも少しむきました。カレーができてみんなでいっしょに食べました。ぼくは、カレーがおいしかったのでもう1杯食べました。食べおわったらかたづけをしました。かたづけがおわったら菊地君がもってきたトランプでばばぬきをやりました。とても楽しかったです。
 そしてつぎの日、玉川小学校のみんなが体育館でぼくたちにたいこを教えてくれました。つぎは、茅野市尖石縄文考古館にいってむかしの物を見ました。むかしの火おこしもやってみました。さいごにむかしのわらでできたふくをきてみました。そして菊地君の先生に写真をとってもらいました。かえってくるとき、菊地君が「いっしょに文通しない。」と言ってくれて、ぼくはとてもうれしかったです。あと、とても楽しかったです。また玉川小学校のみんなに会いたいです。
(静岡県立東部養護学校小学部6年 小川裕太)
 
『たのしかった ふれあいこうりゅう』
 ぼくがいちばんたのしかったのは、玉川しょうがっこうのともだちとさんぽにいったことです。
 そとにいったら、くさがたくさんはえていました。それからビンゴがいちばんたのしかったです。リーチになりました。ゼリーをくれました。
 それから、ホテルへとまりました。ぼくがいちばんきもちよかったのは、いしでできたおふろがきもちよかったです。
(静岡県立静岡南部養護学校小学部5年 宮川真暢)
 
『ふれあい交流活動の思い出』
 7月30日から8月1日まで、私たちは長野県茅野市に行きました。玉川小学校の友達とカレー作りをやりました。最初のうちはドキドキしたけど、おいしいカレーができたのでうれしかったです。そのときに、美紀さんと杏里さんがたまねぎの皮をむいていて泣いていました。でも、私は横でじゃがいもの皮をむいていました。いろんな活動ができたのでうれしかったです。9時30分ごろねました。朝、私たちは4時ごろに起きました。本当は、まだねむかったけど、ねようとしたけどねむれなかったです。
 いろんな活動をして、ついに杏里さんとのお別れの時が来ました。私はすごくさみしかったけど、杏里さんとメール交かんをすることにしました。杏里さんがアドレス番号を忘れてしまったので、今度杏里さんが手紙を送ってくれるので楽しみです。
(静岡県立中央養護学校小学部6年 山下礼華)
 
夕食のカレー作り
 
グループ活動 散策
 
『ふれあい交流活動に参加して』
 4年前、突然の出来事で視力、言葉、全身の動きを失った娘。心臓停止5分以上でも、一時的に脳波がフラットになっても、生きてくれた娘。「この生きる強さを伝えたい。」と思っていた私たちに交流活動の話は、またとないチャンスでした。体の状態からバスには乗れずワゴン車でついて行きました。茅野市立玉川小学校の皆さんのお出迎えに、娘もウキウキです。交流相手の友達は蚊に刺されながらも車いすを離しませんでした。大人の言葉はアドバイスだけで充分です。友達の声を聞いて喜ぶ娘。この離れた地で、自分と向き合ってくれる友がいる事は自信になった事でしょう。そして、お互いにあの一生懸命に作ったカレーライスの味と共に、心に「ポン」と響く何かを感じた事を忘れないでください。
 何かを感じた事だけでも交流は成功だと思います。この機会を与えていただけた事やスタッフの皆様には本当に感謝致しております。
(静岡県立中央養護学校小学部6年 藁科桜子・母)
 
全員で記念撮影
 
『ふれあい交流に参加して』
 学校からバスに乗って長野県に行きました。玉川小の友達に会うまで「どんなひととペアになるのかな」と緊張していたけれど、川口潤くんは優しそうだったので安心しました。
 夕食はみんなでカレーを作りました。外でのカレー作りははじめてです。ぼくは玉ねぎの皮むきや火おこしの手伝いをしました。なかなか火がつかなくて煙が目にしみて苦労しました。玉川小の友達と力を合わせて作ったカレーは、とてもおいしかったです。
 二日目は、体育館でたいこをたたきました。玉川小の友達のたいこの演奏を聞きました。みんなの気持ちが一つになってすごいなと思いました。次にぼくたちも一緒にたいこの練習をしました。リズムがおぼえられなくて苦労しましたがていねいに教えてもらいました。全員のたいこの音がそろったときはとてもうれしかったです。
 ゲーム大会の後、いよいよお別れの会になってしまいました。ペアの友達と握手をして「また会えるといいね。楽しかったね。」と言いました。交流した二日間がとても短く感じました。玉川小の友達にまた会いたいと思います。そして今度は玉川小の友達もこちらに来てもらいたいと思います。本当に楽しい三日間でした。
(静岡県立西部養護学校小学部6年 種井瞭太)
 
『大輔さんとの交流』
 私は、ペアの大輔さんと交流してみていろんなことを思いました。
 最初は話しもできなかったし不安な気持ちがありました。でも少しずつ大輔さんからしゃべりかけてくれました。うれしかったです。
 そして、すごいと思う事がありました。宿泊棟から外へ出る時でした。くつをはいたり車いすに乗る時など、養護学校の先生方が手伝おうとしたら、大輔さんが「自分でやる。」と言いました。少しでもいいから自分でやろうと思う事は、すごいと思いました。
 今までは、障害者の人はねたきりとか先生とかに何もかもしてもらって私たちとはちがうとかそういう考え方だったけど、大輔さんと交流していると、今までの私の考え方はちがったんだなと思いました。やってよかったと思える交流会でした。
(茅野市立玉川小学校6年 小平りえ)







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