記入の手引き
<任意に設定する項目例>
事業者の環境保全の取組は、企業の規模、事業所数、業態等により様々な取組が考えられます。これまでの5項目は、すべての事業者が積極的に取り組んでいただきたい取組を示したものです。その他の取組は、当面、事業者のみなさんが、企業の実態に応じて任意に項目を選定し、取組を進めていただきたいと考えています。
以下の項目は任意に取り組む項目の例示として示したものです。また、ランクについても示していません。事業者の皆さんが、必要に応じて、任意に項目やランクを設定して積極的な環境保全活動を進めてください。
A. バスの利用促進
バス事業者は公共交通機関の担い手として、利用者の要望に沿った運行や乗降に便利な定期券や装置の導入等、乗りやすさ使いやすさを考慮したサービスの提供により、乗車率の向上に努めることが望まれます。同様に、常に、需要動向を踏まえた運行ダイヤや運行ルートの確保も重要です。
バス事業者はこうした取組を進めることによって、交通混雑の解消や環境保全に貢献することが可能です。
B. 営業所における環境保全
営業所における環境保全の主要な取組としては、グリーン購入やエネルギー、紙、洗車時の水等の節約、分別によるごみの発生抑制等があります。また、アイドリングや扉の開閉などの騒音による周辺への影響の防止も重要です。
こうした取組は、経営者が明確な方針を示すことによって容易に取組が可能であり、既に取り組んでいる事業者が多いと思いますが、より組織的に取り組むことにより、確実に経費の削減を図ることができる項目です。
なお、グリーン購入とは事務用品等の購入に際し、環境への負荷が少ない製品を購入する等の取組をいいます。
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記入の手引き
C. 社会とのコミュニケーション
事業活動を進めるうえで地域社会と良好な関係を保つことが重要です。そのためには、まず、企業が自らの環境保全に係る取組を社会に公表し、それをもとに社会との対話を進めることが重要です。また、地域住民としての立場から周辺の行事に参加することも社会とのコミュニケーションを進めるうえで欠かせません。
さらに、排ガスや騒音などの苦情を受け付ける窓口を明確にし、受け付けた苦情等に対し素早く対応することが必要です。
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(別紙)チェック結果 集計・評価表
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