(3)車両内における情報提供の先進事例
<参考事例−8 車両内における液晶ディスプレイによる案内表示装置の設置例>
○東急電鉄の新型車両(5000系車両)では、全ての出入口上部に15インチ液晶ディスプレイを1台ずつ設置し、静止画により停車駅案内、乗り換え案内、開扉方向案内、次駅設備案内などを表示するほか、駅間走行中は動画による広告なども表示することができる(現在はディスプレイを2台に増設)。
写真4−7 車両内における液晶ディスプレイの表示例
○JR山手線の新型車両(E231系)では、上記東急電鉄と同様のシステムにより各ドアの上部に15インチ液晶ディスプレイを2台ずつ設置し、左側の画面では動画放送、文字放送、広告などを表示し、右側の画面では行き先や乗り換え、輸送障害などの情報を表示している。輸送障害についてはリアルタイムで運行情報を表示するものである。
図4−8 液晶ディスプレイによる表示例(写真右は輸送障害の表示例)
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