| 沖(おき)にすむヤドカリ  房総半島(ぼうそうはんとう)では、食用(しょくよう)となるイセエビや魚をとるための網(あみ)に、いろいろな種類(しゅるい)のヤドカリがかかってきます。そのほとんどが潮(しお)だまりにすむ種類よりも大型(おおがた)のものばかりです。これらのヤドカリを水中で観察(かんさつ)する機会(きかい)は少なかったのですが、最近のスキューバダイビングの普及(ふきゅう)によって、水中での様子(ようす)が知られるようになってきました。   ケスジヤドカリ Dardanus arrosor (ヤドカリ科)   アカボシヤドカリ Dardanus aspersus (ヤドカリ科)   イシダタミヤドカリ Dardanus crassimanus (ヤドカリ科)   コブヨコバサミ Clibanarius infrapinatus (ヤドカリ科)   ソメンヤドカリ Dardanus pedunculatus (ヤドカリ科)   ホンドオニヤドカリ Aniculus miyakei (ヤドカリ科)   ベニホンヤドカリ Pagurus sp. (ホンヤドカリ科) |