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編集後記
昨年の四月、フジ系テレビの長寿番組、タモリの「笑っていいとも!」が放送五〇〇〇回を突破し、二〇〇三年版のギネスブックに載ることになったことを知りました。これほどの生バラエティー番組ですから、詩吟関連の出演もたくさんありました。かくいう私も昭和五十七年十月、この番組のシリーズ「斉藤清六のシングルデスマッチ」の相手役として詩吟の指導をしたことがあります。近年の番組の中でも、東京大学詩吟研究会の皆さんが大勢出演し、その活動状況が紹介されたこともありました。
 
 
去年十一月十二日の番組には、お笑い女性コンビ「オセロ」が出演し、中島知子(オセロの黒の方)が番組の中で詩吟を披露しました。彼女は京都府の出身で、実家は詩吟教室、小さい時から詩吟を習っていたことなど、話がはずみました。この時には番組ディレクターから財団事務局へ問い合わせがあり、この日に吟じた詩が何という題で、作者は誰であるかなどを聞いてきました。知識として確認しておきたいということでした。ビデオの音を電話で聞かせてもらいましたところ、李白の「早に白帝城を発す」でした。
 
「笑っていいとも!」への出演は確認していませんが、岐阜県出身の歌手、石原詢子(「みれん酒」で平成十二年のNHK紅白歌合戦出場)もお父さんが詩吟の家元で、ご自身も師範代の資格を持っています。彼女がラジオのトーク番組へ出演した時に詩吟を披露しているのを聞いたことがあります。
(矢萩保三)
 
 十二月号のコンダクター当選者は、福岡県福岡市の尾崎勇一郎さんに決まりました。また、新規購読者プレゼント当選者は、岡山県岡山市の石村暎子さんです。おめでとうございます。
“吟剣詩舞”購読倍増キャンペーンの賞品(詩吟コンダクター「吟詠ハーモニー」/本体価格二六、〇〇〇円)は日本コンダクター販売株式会社の提供によります。
 
訂正=一月号に掲載しました「平成十四年度吟剣詩舞大賞(功労賞)受賞者紹介」六頁上段の中で坂本岳雄氏の所属団体名「財団法人日本詩吟学院岳風会」は「社団法人日本詩吟学院岳風会」の誤りでした。お詫びして訂正します。
 
吟剣詩舞
平成15年2月1日発行
第33巻2号・通巻317号
●編集・発行人 笹川鎮江
●製作 高山プレスシステムセンター
●発行所
財団法人 日本吟剣詩舞振興会
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