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青少年育成基金 約3,800万円に
この1年間で21件が寄せられる
 青少年吟剣詩舞道育成基金は、引き続き皆様の手厚いご協力により、前年の1月号で報告した時点(13年11月数=3,336万円)から本年11月18日までに21件、400万円強の寄付金を受け入れ、累計3,790万円に達しました。皆様のご協力に感謝いたします。
 
○基金受け入れ状況(平成13年12月〜14年11月)
月 日 芳 名 金 額
平成13年(13年12月までの合計額)  33,360,628
12 10 吟道哲水流八洲吟詠会 300,000
  日本國風流詩吟吟舞会 理事長 高橋國輝 30,000
12 17 多田正満・多田正稔 200,000
12 17 天風南賜流・南賜吟道会 100,000
12 17 近畿 少壮吟士会 会長 箕輪緑崇 1,000,000
平成14年   
12 5 吟濤社 100,000
2 18 愛知県総連盟 300,000
2 18 埼玉県総連名 300,000
3 4 吟道彩峰流 宗家 日置彩峰 100,000
4 1 天山流吟剣詩舞道 澤上吟? 100,000
5 7 青柳流吟剣詩舞道 家元 青柳芳寿朗 300,000
5 30 朝翠流朝翠会本部  200,000
8 12 入倉昭山 100,000
9 3 紘仙流祥誠会 奥村紘彩 瑞祥流瑞裕会 金子瑞裕 50,000
9 24 練馬区吟剣詩舞道連盟 30,000
8 30 中国地区連絡協議会 200,000
9 11 北辰神桜流総本部 25名 100,000
10 17 菅原雪山 300,000
10 17 神奈川県吟剣詩舞道総連盟 200,000
10 23 吟詠龍堂会 会長 工藤龍堂 500,000
11 18 山田昭刀 30,000
小 計  4,540,000
合 計  37,900,628
 
編集後記
昨年十二月八日(日)、神奈川県民ホールで、関東少壮吟士会主催による第十七回少壮吟士吟詠チャリティーが開催されました。この日は雨もようの天気でしたが約二五〇〇の客席は満席の盛況となり終演まで観客の目を釘付けにする素晴らしい舞台が繰り広げられました。私は開会時の式典で、青少作育成基金の受領とそのお礼を兼ねた祝辞を述べましたが、その中で、この日、十二月八日の開催の意義について申し上げました。十二月八日といえば日米開戦の日であり、ビートルズのジョン・レノンが亡くなった日ということでもありますが、私どもにとっては、財団の創立記念大会が三十五年前のこの日に、日本武道館で開かれたという、吟剣詩舞道界にとって、たいへん記念すべき、おめでたい日であること、また、開催地の横浜市は、全国吟詠大会発祥の地(昭和九年に横浜市本牧にある「八聖殿」で第一回全国吟詠大会が開催された)であることなどを申し上げました。財団顧問の横山岳精先生も式典に参列されていましたが、当時のことを懐かしく思い出されておられたに違いありません。
 
 
十二月一日(日)の読売新聞「家庭とくらし」欄に「漢詩ブーム到来」という大きな見出し記事が掲載されました。文京区の湯島聖堂で毎月一回開かれている初心者向けの漢詩教室「漢詩作法入門」(ご指導は二松学舎大学長・石川忠久先生)のことで、入門希望者が殺到し、キャンセル待ちもでるという盛況振りが紹介されていました。記事には第十七回国民文化祭・とっとり二〇〇二文芸祭「漢詩大会」の漢詩コンクールで「文部科学大臣奨励賞」を獲得した会員の方のインタビューも紹介されていました。今回の国民文化祭「漢詩大会」では募集の段階で財団も資料の提供をするなど協力させていただきましたが、大会当日は、初めての試みとして吟詠家による独吟や合吟も行なわれ、たいへん格調高い舞台演出ができたという地元委員会からの感謝の言葉を頂戴しています。(矢萩保三)
 
 十一月号のコンダクター当選者は、岡山県玉野市の三宅桂子さんに決まりました。また、新規購読者プレゼント当選者は、群馬県北群馬郡の岡部市弥さんです。おめでとうございます。
“吟剣詩舞”購読倍増キャンペーンの賞品(詩吟コンダクター「吟詠ハーモニー」/本体価格二六、〇〇〇円)は日本コンダクター販売株式会社の提供によります。
 
平成15年1月1日発行
第33巻1号・通巻316号
●編集・発行人 笹川鎮江
●製作 高山プレスシステムセンター
●発行所
財団法人
日本吟剣詩舞振興会
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