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編集後記
「日タイ伝統文化チャリティー公演」は主賓にタイ王室・ソムサワリ王女殿下をお迎えするという当初は予想もしなかった素晴らしい展開とともに大成功を収めることができました。興奮冷めやらぬ帰国の飛行機の中で、別のツアーでタイを観光した方と隣り合わせになりました。ところが、その方が九月二十二日(日)、山形市総合スポーツセンターで開かれたプレ国民文化祭・やまがた二〇〇三「吟剣詩舞道祭」の舞台でご一緒した方ということがわかりびつくりしました。話が弾み成田まではあっという間でした。
七月の初め、十月の学院祭で剣舞をやりたいという正則高等学校(東京・港区)の生徒たち十名を事務局に迎え話を聞きました。どうしてもやりたいという熱意に押されて、神刀流神武会の山本兼正会長に頼み込みました。その後の経過については、つい忙しさにまぎれ忘れていましたが、このたび山本会長からお手紙を頂き、剣舞の指導を無事終了。十分間の構成剣舞「本能寺」を吟詠四名、剣舞六名で十月十三日、十四日の学院祭に出演、六回の舞台をこなし、観客、父兄にも大好評で、出演生徒たちは優秀企画賞を獲得、感激していたというご報告でした。「普通なら押しかけてもこちらを向かない東京の高校生に、剣舞を楽しみながら知ってもらえた充実したひと時でした」という山本会長のお礼の言葉まで頂いたのには恐縮するばかりでした。
(矢萩保三)
 
 
訂正 本誌十一月号全国吟詠コンクール決勝大会記事中、5頁下段四行目から八行目(河田神泉審査委員長の講評部分)までが取材に誤りがあったため左記のように訂正いたします。
「・・・ているかが対象となる。例えば、転句で七(ド)の音の伴奏が流れているのに、吟が六(シ)の音でそのまま伸ばしていったりすると、それは曲にのっていないと評価される場合がある。」
 
 十月号のコンダクター当選者は、山口県玖珂郡の藤本千寿恵さんに決まりました。また、新規購読者プレゼント当選者は、東京都北区の猪井鴻礼さんです。おめでとうございます。
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