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編集後記
●前月号の本欄で、頭高や中高アクセントのことばの発声が健康によいということを書きましたが、こと、吟詠アクセントに関しては、日本語のアクセントの大原則が一拍目と二拍目の高低をはっきりつけること(わたらないこと)にありますから、平板であっても、一拍目と二拍目の差をはっきり出すという発声を心がければ、健康によいことは同じであるということがいえます。
 
 
 
 
●近頃、事務所などでも、パチパチというソロバンの音を聞くことがたいへん少なくなりました。ところが、海外でソロバンを教育に取り入れているというニュースが紹介され、子供たちが熱心にソロバンを弾いている姿が写し出されていたのには驚きました。実のところ私は、加減算の時はソロバンを離すことができません。このニュースを見ながら、同じような存在として、現在、吟詠コンクールでは一切使用されなくなった「詩吟コンダクター」を連想してしまいましたが、皆さまはいかがでしょうか。
(矢萩保三)
 
 六月号のコンダクター当選者は、大分県大分市の河村優さんに決まりました。また、新規購読者プレゼント当選者は、徳島県名東郡の中野吟鴬さんです。おめでとうございます。
*“吟剣詩舞”購読倍増キャンペーンの賞品(詩吟コンダクター「吟詠ハーモニー」/本体価格二六、〇〇〇円)は日本コンダクター販売株式会社の提供によります。







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