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全国剣詩舞コンクール決勝大会優勝者一覧表
 
平成十五年度全国剣詩舞及び群舞コンクール指定吟題
☆剣舞
(幼年・少年の部) 
1 泉岳寺 坂井 虎山
2 日本刀 大鳥 圭介
3 豪雄義経 松口 月城
(青年・一般一部の部) 
1 乃木将軍を挽す 杉浦 重剛
2 逸題 山内 容堂
3 涼州詞 王 之渙
4 偶成 雲井 龍雄
5 和歌・もののふの 菊池 武時
(群舞) 
1 本能寺 頼 山陽
2 無題(和歌入り) 村上 仏山
3 蜀相 杜 甫
☆詩舞  
(幼年・少年の部) 
1 富嶽 乃木 希典
2 胡隠君を尋ぬ 高 啓
3 和歌・白鳥は 若山 牧水
(青年・一般の部) 
1 平泉懐古 大槻 磐渓
2 西宮秋怨 王 昌齢
3 芳野に遊ぶ 頼 杏坪
4 江雪 柳 宗元
5 和歌・天離る 柿本人麻呂
(群舞) 
1 琵琶湖上の作 室 鳩巣
2 獄中感有り 西郷 南洲
3 笛を吹く 杜 甫
 
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吟剣詩舞道憲章
 詩歌は人の心の表現であり、すぐれた詩歌は人類文化の遺産である。われわれの先達は、この詩歌を吟じ、その吟により舞うことを考え、芸としての向上進歩を目ざして精進努力を重ね、吟詠・剣舞・詩舞というわが国独自の高雅な芸道を育てあげた。
 吟剣詩舞道は礼と節を、その心とする。詩歌に親しんで情操を高め、日本民族の心を探求しながら自己の陶冶を志向するこの芸道こそ、わが国の精神文化の高揚に不可欠のものである。
 われわれは、この価値ある吟剣詩舞道を受け継いだことに大きな誇りをもつと同時に、各人の研鑽と相互の協力によってますます斯道を隆盛に導く責任を果たさなければならない。しかも、その実践は、この芸道の心、すなわち礼と節の上にたたなければならない。その軌範として、この憲章を制定する。
 
昭和五十年一月十一日
財団法人 日本吟剣詩舞振興会
会長 笹川良一
ほか 役員一同
 
一、基本姿勢
 吟剣詩舞道を行なう者は、礼と節とを行動の軌範とし、日々、芸の研鑽と品性の陶冶に努める。
二、指導者の心構え
 吟剣詩舞道を指導する者は、みずから師たるにふさわしい人格、識見を備え、指導全般にあたっては権威をもって臨む。
三、師に対する心構え
 吟剣詩舞道を学ぶ者は子弟の礼節をわきまえ、秩序を堅持する。
四、分家・独立
 吟剣詩舞道を行なう者が分家・独立する場合は、その組織を代表する者の許しを得る。
五、他流との関係
 吟剣詩舞道を行なう者は他流の名誉を傷つけ、秩序を乱すような言動は厳に慎しむ。
六、吟剣詩舞道の普及向上
 吟剣詩舞道を行なう者は、大衆性と芸術性とを併せもつ斯道の今日像を正しく伝え、特に青少年層における吟剣詩舞道の普及向上に努める。
七、吟剣詩舞道の目標と相互の協力
 吟剣詩舞道を行なう者は、相互に協調、互譲の精神をもって斯道の普及振興に協力し、本会の認める姉妹団体とも動物有機体的団結をもって日本の伝統に基づく国家社会の正しい発展に寄与する。
 
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