日本財団 図書館


2.3 産業廃棄物の排出、処理
(1)排出量
 各地域の産業廃棄物の年間排出量を以下に示す。
 対象離島の中では、対馬からの排出量が最も多く、49千トンを排出している。壱岐では15千トン、五島では20千トンを排出している。
 
表−2.3.1 産業廃棄物排出量(平成10年度)
(単位:千t)
区分 排出量 割合
対馬 49 0.008
壱岐 15 0.003
五島 20 0.003
長崎県(上記三地区を含む) 2577 0.438
地域不定(県内) 家畜ふん尿等 1784 0.303
建設廃材等 1524 0.259
合計 5885 1
注: 長崎県の排出量には、対馬、壱岐、五島からの排出量を含まれている。
資料: 長崎県廃棄物リサイクル対策課資料
 
(2)処理
1)処理状況
 対象離島における産業廃棄物処理状況を以下に示す。家畜糞尿、建設廃材等については、排出地域が明確でないため、ここでは除いた。
 長崎県全体に比べ、自己中間処理量、自己減量化量の割合が低く、委託処理量の割合が高い。
 
表−2.3.2 産業廃棄物処理状況
(単位:t)
区分 対馬地区 壱岐地区 五島地区 三地区合計 長崎県
発生量 19,757 15,170 49,408 84,335 2,577,250
自己中間処理量 7,993 5,269 20,738 34,000 1,231,080
自己中間処理後量 2,072 1,595 6,510 10,177 109,254
自己減量化量 5,921 3,674 14,228 23,823 1,121,826
自己未処理量 11,764 9,901 28,670 50,335 1,346,170
自己再生利用量 自己中間処理後 825 536 2,084 3,445 23,317
自己未処理 242 166 613 1,021 49,103
自己最終処分量 自己中間処理後 23 14 830 867 5,437
自己未処理 3,478 2,286 8,717 14,481 825,912
委託処理量 9,020 8,366 21,236 38,622 541,075
その他量 248 128 1,700 2,076 10,580
 
区分 対馬地区 壱岐地区 五島地区 三地区合計 長崎県
発生量 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
自己中間処理量 40.5% 34.7% 42.0% 40.3% 47.8%
自己中間処理後量 10.5% 10.5% 13.2% 12.1% 4.2%
自己減量化量 30.0% 24.2% 28.8% 28.2% 43.5%
自己未処理量 59.5% 65.3% 58.0% 59.7% 52.2%
自己再生利用量 自己中間処理後 4.2% 3.5% 4.2% 4.1% 0.9%
自己未処理 1.2% 1.1% 1.2% 1.2% 1.9%
自己最終処分量 自己中間処理後 0.1% 0.1% 1.7% 1.0% 0.2%
自己未処理 17.6% 15.1% 17.6% 17.2% 32.0%
委託処理量 45.7% 55.1% 43.0% 45.8% 21.0%
その他量 1.3% 0.8% 3.4% 2.5% 0.4%
資料: 長崎県「長崎県産業廃棄物実態調査報告書」(平成12年3月)
 
(1)対馬地区
(拡大画面:20KB)
 
 
(2)壱岐地区
(拡大画面:19KB)
 
 
(3)五島地区
(拡大画面:20KB)
 
 
(4)長崎県
(拡大画面:19KB)







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION