多賀町
たがちょう 滋賀県 1回目
主催
多賀町チャレンジデー実行委員会(会長:町長 夏原 覚)
多賀町教育委員会 社会教育課
〒522−0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀245−2 多賀町B&G海洋センター
TEL:0749−48−1625 FAX:0749−48−1884
イベント・プログラム
○発想の転換により中央でのイベントを一切行わないスタイルで実施。各集落、企業・事業所等では積極的に参加イベントに取り組んでいた。尚、個人や家族単位でしか参加できない場合も予想されたため、有線放送で個人参加プログラムの提供を実施した。
・おめざめ体操(AM6:20〜)
・発見ウォーク(AM6:40〜)
・一斉ストレッチ(PM3:00〜)
・ナイト健康ウォーク(PM7:30〜)
・おやすみストレッチ(PM8:30〜)
≪特徴的取り組み≫
○滋賀県下5番目に広い面積135.93km2(内80%以上が山林)を有する当町は、大小45もの集落が散在する地理的条件を鑑み上記の方法で事業推進を行った。担当者の不安は勿論のこと、各集落でも同様の不安を抱えていたが、結果として各集落の結束力を高めることに繋がり、ほとんどの集落で自主的にイベントが実施される好結果が得られた。
実施効果
○中央イベントでは多くの住民が参加できないため、ほとんどの集落で自主的イベントが実施されたことは、このイベントに対する大きな反響である。
○チャレンジデー後も継続してウォーキングをしている人の話によると・医師から健康のためウォーキングを奨められていたが、「村内を歩くのはチョット恥かしい・・・」というイメージが、チャレンジデーをきっかけに堂々と村内を歩けるようになったとのことである。
○ある集落では、村民がひとつの目標に向かって行動したことで、その日は実に活気があったなど、集落づくりのメリットも多くあったとの声が聞かれた。
○行政イベントの多くは、住民が参加し易い土日に開催しているが、住民主導で計画立案されていないため、実際は参加者集めに担当者が四苦八苦しているのが現状である。しかし、中央イベント開催の困難な状況を住民が理解し、このイベントが平日に場所も種目も問わないルールで行うということで、実施母体を地域に委ねることになった。結果として「住民による健康づくり」への方向転換が図れた。
協力体制
○「企業・事業所部会、集落部会、県央作り部会」を設置。企業、事業所、各集落、教育機関等で独自イベントを実施。
○体育協会・体育指導委員(約20名)の協力により集計事務(ダブルカウントチェック等)を実施。
広報活動
〔住民に対して〕
○広報「たが」、有線放送の活用、啓発チラシの配布等による個人・家族への啓発及び周知徹底、参加プログラムの提供。
○区町会や分館連絡協議会総会において事業趣旨、目的等を説明しPRを図った。
〔企業・事業所に対して〕
○町内全企業・事業所へ直接出向き、事業趣旨、目的等を説明しPRを図った。
朝のラジオ体操
ウーン重いよ、手強い相手だな〜
製作物
懸垂幕 |
1本 |
役場庁舎壁面 |
横断幕 |
10本 |
町内社会教育施設 他 |
のぼり旗 |
130本 |
町内各地の道路 等 |
広報用スタンプ |
20本 |
各課及び学校 他 |
カウンター用広報札 |
20本 |
各課のカウンター 他 |
字・企業啓発チラシ |
300枚 |
各字・企業 他 |
啓発チラシ |
5,500枚 |
各戸・町内施設(3,000枚) 各家庭(2,500枚) |
字用横断幕(紙製) |
50本 |
各字 |
啓発ビデオダビング |
100本 |
字及び企業 等 |
推進用カセットテープ |
80本 |
企業・字 等 |
マスコミ
(テレビ)びわ湖放送
担当者からの一言
チャレンジデーを通じて住民による健康づくりの扉が開く
滋賀県下5番目に広い面積135.93km2(内80%以上が山林)を有する当町であり、大小45もの集落が散在する地理的条件により中央イベント開催には無理があるといった最大の悩みから「発想を転換して一切中央でイベントを行わない」ことを前面に打ち出し参加推進しました。無防備にみえた戦略ではありましたが、徐々に各集落の結束力が高まり、結果としてほとんどの集落や企業・事業所で自主的に参加イベントを実施していただき、予想以上の好結果が得られました。特に、イベント後も継続してウォーキングをされている方を見かけますし、村民がひとつの目標に向かって行動したことで、少しでも地域づくりに貢献できたのではないかとホッとしています。また、6,730人から報告があったということは、多くの町民の皆さんの心が動いたということであり、新しいスタイルの「住民による健康づくり」の扉が開いたようで、今はただ心から住民の皆さんに感謝しているところです。
実施結果
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