3・1・5 搭載要件
(1)2002年7月1日より前に建造された船舶及び建造に着手された船舶
ただし、適用日後2年以内に恒久的に役務を離れる船舶の場合はこの限りでない。
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<注>国際航海船で、客船とタンカーを除く300GT以上5万GT未満の船舶へのAIS搭載は、表3・3の点線で塗りつぶした年月までの期限とされていたが、2002年12月に開催されたSOLAS会議において、2004年7月1日以降の最初のSE検査日又は2004年12月31日のいずれか早い方に前倒しが決定した。
(2)(1)以外の新造船
(3)その他
(参考)技術補足説明(IMO NAV47 船上AISの使用上のガイドラインから抜粋)
AISは、公海周波数(2つの専用VHFチャンネル:AIS1:161.975MHzとAIS2:162.025MHz)で主に稼動する。
これらのチャンネルが地域的に不可能なところは、地域周波数が使用され、指定されたチャンネルに自動的に切り替えることができる。
従って、IMO性能基準によって要求される船からの報告の容量は、毎分、最少2000レポートになる。ユニバーサルAISのITU技術基準は、毎分4500回のスロットを供給する。
自己管理型時分割多元接続方式(SOTDMA)と呼ばれる原理に基づいた放送モードは、システムが400から500%の過負荷を可能にして、8海里から10海里の近い船の船対船モードにおいては、ほぼ100%の情報量を提供する。
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