5.1.5 高周波同軸ケーブル
高周波同軸ケーブルは、機器付属のコネクタにより接続される場合と、一般のケーブルと同様に端子を用いて接続する場合がある。いずれの場合においても接触については十分注意し、特にはんだ付けを使用する場合は気をつけること。
図5.8〜図5.10にそれぞれの場合の処理法を示す。
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図5.8 はんだ付けケーブルコネクタの処理法
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図5.9 圧着式ケーブルコネクタの処理法
ドライバーで外部導体の網目を大きく拡げポリエチレンが抜けるようにする。
ドライバーを差し込みポリエチレンを抜き出す。
外部導体を細くしぼり透明又は白チューブに通す。
粘着ビニルテープを巻き透明又は白チューブを固定する。
圧着端子を内部導体、外部導体に圧着する。
線端さばき長さは誘電損失を防ぐためできるだけ短くする。
図5.10 小形端子接続の場合の処理法
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