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2. 現在の淀川舟運
 かつては、たくさんの船が行きかっていた淀川は、今では、道路や鉄道など交通網の発達によって、昔のように利用されなくなりました。
 しかし、よく見ると、淀川には、まだまだいろいろな船が走っているのが分かります。
 また、毎年夏になれば、たくさんの船が大川(旧淀川)に浮かび、にぎやかに「天神祭り(てんじんまつり)」がおこなわれます。
 車よりも排気(はいき)ガスの量が少なく、たくさんの荷物をいちどに運べる船は、環境(かんきょう)にやさしく、交通渋滞(こうつうじゅうたい)の心配のないことから、また見直されてきています。
 どんな船が淀川を走っているか見てみましょう。
 
 現在、淀川には、アクアライナーや屋形船などの観光船が運航(うんこう)しています。
観光船「アクアライナー」
 
レストラン船「ひまわり」
 
屋形船(やかたぶね)
 
天神祭(てんじんまつり) 船渡御(ふなとぎょ)
天神祭(てんじんまつり)
 天神祭は、大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)の夏の大祭(たいさい)です。千年以上の歴史を持つ、日本三大祭りのひとつです。
 毎年7月25日夕方には、大川に100隻を越える祭りの船が、くり出され、夜空には、花火が打ち上げられます。







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