研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
1. 引張/圧縮およびせん断繰り返し荷重を受ける構造部材の座屈・塑性崩壊挙動に関する研究 |
5 |
5 |
藤久保昌彦 原大輔 |
教官研究費 |
引張/圧縮およびせん断の繰り返し面内荷重を受ける板および補強板の座屈・塑性崩壊挙動について研究し、簡易計算のための力学モデルを構築する。 |
2. 超大型浮体構造物の波浪中構造崩壊挙動と安全性評価に関する研究 |
3 |
2 |
藤久保昌彦 岡澤重信 原大輔 |
科学研究費 |
超大型浮体構造物の波浪中構造崩壊パターンを解析および実験により明らかにする。損傷時リスクを考慮したライフサイクルコスト最小化の概念より、目標安全性レベルを明らかにする。 |
3. 理想化構造要素法による大型板骨構造システムの最終強度解析システムの構築 |
3 |
3 |
藤久保昌彦 岡澤重信 原大輔 |
教官研究費 |
連続防撓パネルの局部および全体座屈挙動を正確に再現できる新しい理想化構造要を開発するとともに、これを用いた船体および超大型浮体構造物の最終強度解析システムを開発する。 |
4. Eulerian Hydrocodeによる引張鋼材の塑性不安定解析 |
3 |
1 |
岡沢重信 藤久保昌彦 |
教官研究費 |
Eulerian表記におけるHydrocodeが実行可能な有限要素解析コードを開発し、引張鋼材のくびれ・せん断帯・破断の一連の塑性不安定解析を行う。 |
5. GFRP製パネルの座屈・破壊強度に関する研究 |
3 |
3 |
原大輔 藤久保昌彦 |
教官研究費 |
GFRP製パネルおよび防擁パネルが座屈後に層間剥離を伴って破壊する挙動について、剥離発生・進展条件と最終耐力評価法を明らかにする。 |
6. 極限状態における新しい推進器の開発 |
4 |
4 |
土井康明 |
教官研究費 (500) |
ヒレの運動に着目し、波状変形による推進発生メカニズムを数値シミュレーションにより明らかにし、推進器としての可能性を検討する。 |
7. 船の曳波による沿岸浸食に関する研究 |
3 |
2 |
土井康明 陸田秀実 |
教官研究費 (6,400) |
制限水路における曳波の非線形特性ならびに曳波による沿岸侵食のメカニズムを明らかにする |
8. 新形式カキ筏の運動特性と流体力に関する研究 |
3 |
2 |
小瀬邦治 土井康明 陸田秀実 |
教官研究費 (500) |
筏の浮体を水面と水中部に分割した新形式カキ筏の波浪中の運動や流体力特性を明らかにするとともに、高波浪時の筏の破壊およびカキ落下のメカニズムを解明する。 |
9. 砂浜・干潟に生息する底生生物群動態解析シミュレーションモデルの開発 |
3 |
2 |
陸田秀実 土井康明 |
科学研究費 (700) |
砂浜・干潟内部の水質流動と生物多様性・活性量との関係を現地観測に基づき調査し、底生生物群の動態予測シミュレーションモデルの開発を行う。 |
10. 瀬戸内圏における大気海洋環境シミュレーションモデルの開発 |
2 |
1 |
陸田秀実 土井康明 |
科学研究費 (700) |
瀬戸内圏の地表・海底地形を高解像で分解し、局地気象モデルと海洋モデルを組み合わせた環境予測シミュレーションモデルの開発を行う。 |
11. 固気液共存場における統一解法の開発 |
3 |
1 |
陸田秀実 土井康明 |
造船学術研究経費 (300) |
固体・液体・気体を統一的に取り扱う事が可能な数値シミュレーション手法を開発し、複雑流体解析への適用性を検討する。 |
12. 国際物流に関する研究 |
3 |
1 |
茂里一紘 山田忠史 |
教官研究費 (11,000千円) |
東アジア地域を対象とし、日本−東アジア間の貨物輸送の現状を調査し、輸送効率と環境負荷を評価対象として、最適な輸送システムについて研究する。 |
13. 技術移転に関する研究 |
3 |
1 |
茂里一紘 |
教官研究費 |
物流の究極の形態の一つとして生産ないしは廃棄物処理の拠点の海外進出がある。拠点の海外進出に関係する技術移転について調査研究する。 |
14. 風力発電用プロペラに関する研究 |
4 |
1 |
茂里一紘 岩下英嗣 |
教官研究費 |
小型分散型風力発電機のための、新型プロペラの開発を行う。 |
15. 都市圏物流システムに関する研究 |
2 |
2 |
茂里一紘 山田忠史 |
科学研究費 (700千円) |
都市圏物流交通の解析手法や物流活動に注目した都市圏交通システムの評価手法を開発し、合理的な都市圏物流計画の策定を目指す。 |
16. 船体パネル構造における応力再評価に関する研究 |
3 |
1 |
北村 充 濱田邦裕 山本元道 |
教官研究費 |
数万要素を使用する大規模有限要素解析においても、複雑な構造物を対象とする十分な精度を得ることが困難である。SPR法と呼ばれる応力再評価手法を用いて、パネル構造の解析精度向上に関して研究する。 |
17. 船舶構造の最適設計に関する研究 |
4 |
3 |
北村 充 濱田邦裕 山本元道 |
教官研究費 |
自然界において、環境に適した生物が生き残り、そうでないものは淘汰される過程を工学的にモデル化した、遺伝的アルゴリズムを船舶構造の最適設計に応用する。応力や変位などの制約条件を評価するために有限要素解析を利用した、より柔軟な設計システムを研究・構築する。 |
18. 繰り返し大変形を受ける鋼材・アルミ合金材の諸特性および溶接構造部材の亀裂強度に関する研究 |
3 |
3 |
山本元道 北村 充 |
教官研究費 |
大型溶接構造物に使用されている一般構造用圧延鋼材・アルミ合金材を対象に、座屈崩壊などにより大きな繰り返し塑性歪を受けた場合の、機械的性質・応力〜歪関係などを定量的に明らかにする。さらに、繰り返し大変形を受ける溶接鋼構造部材の亀裂強度を明らかにする。 |
19. 各種溶接部の温度・塑性歪み解析手法の開発と高温割れ発生特性評価手法の確立に関する研究 |
3 |
1 |
山本元道 北村 充 濱田邦裕 |
教官研究費 |
今後適用範囲が拡大されるであろうレーザー溶接部の割れ発生特性を、実験ならびに有限要素法解析により明らかにし、過酷な環境下でのレーザー溶接部の安全性・信頼性評価基準を確立する。 |
20. 造船CIMの表現方法に関する研究 |
5 |
5 |
濱田邦裕 |
教官研究費 |
拡張性・再利用性・情報の顕在化などの側面から、造船CIMの構造及びその表現方法について検討する。 |
21. 接合設計支援システムに関する研究 |
4 |
2 |
濱田邦裕 北村 充 山本元道 |
教官研究費科学研究費 |
溶接・接合設計における意思決定の流れを総合的にマネジメントすることが可能な設計・生産支援システムについて検討する。具体的には溶接・接合部の設計案の生成・評価を繰り返しながら、設計・生産の流れの中で他段階的に適切な溶接・接合情報を生成するシステムのプロトタイプを開発する。 |
22. 港内操船の操縦性能に関する研究 |
3 |
3 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
港湾内における船舶の操縦性能のモデル化と推定を行う。 |
23. 船位認識及び誘導システムに関する研究 |
3 |
3 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
船の自動航行や、操船支援システムに必要な船位認識の精度を高め、誘導システムと結合する。特にK・GPSの利用を検討する。 |
24. 外乱下における操縦性試験法に関する研究 |
4 |
4 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
操縦性試験時の風や波の影響を推定し、修正法を開発する。 |
25. 物流のネットワークシミュレーションに関する研究 |
5 |
4 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
物流をネットワークモデルで表現し、船、港湾等のあり方を研究する。 |
26. アジア諸国における海事産業と技術の現状分析 |
5 |
5 |
小瀬邦治 |
教官研究費 |
アジア諸国の海事産業の発達段階を分析し、国際協力の方法を検討する。 |
27. IT時代に対応した内航船の運航システムに関する研究 |
3 |
1 |
小瀬邦治 平田法隆 |
教官研究費 |
GPS技術やITの成果をフルに活用した内航船の運航システムの新しいコンセプトを開発し、安全性と効率の両面から評価を行う。 |
28. 塗装構造物の応力測定技術の開発 |
2 |
1 |
藤本由紀夫 |
教官研究費 (500千円) |
圧電材料と表面電位計を用いて、構造物の応力を塗装の上面から非接触測定する技術で、大気中及び海水中での測定を可能にする。 |
29. 亀裂の応力拡大計数の現湯測定技術の開発 |
2 |
1 |
藤本由紀夫 |
教官研究費 (1000千円) |
実構造物に生じた亀裂の応力拡大係数を使用現場で測定する技術を開発する。 |
30. 圧電体を用いた応力センサーと歪センサーの開発 |
3 |
2 |
新宅英司 |
科研費 (1000千円) |
歪ゲージでは困難であった、面上の多点応力分布測定を容易にする応力測定技術、および、この外の圧電体を応用した応力計測装置を開発する。 |
31. 経年劣化構造物の信頼性診断と最適メインテナンスに関する研究 |
4 |
3 |
藤本由紀夫 |
教官研究費 (500千円) |
経年劣化構造物の最適メインテナンスの実施と、ライフサイクルコストを評価する技術を開発する。 |
32. 高周波数電気分解によるバラスト水浄化に関する研究 |
3 |
1 |
新宅英司 |
教官研究費 (500千円) |
高周波電気分解法により、バラスト水を浄化するための効果的な水質浄化皮術を開発する。 |
33. 磁場中における強磁性体の連成振動特性 |
3 |
2 |
田中義和 |
教官研究費 (500千円) |
強磁性材料の連成振動特性を実験および解析により明らかにする。 |
34. 超大型浮体構造物の耐航性能の推定法の開発 |
5 |
3 |
高木幹雄 |
教官研究費 |
超大型浮体構造物の波浪中における挙動の推定法の開発 |
35. 消波機能を有した超大型浮体構造物の開発に関する研究 |
3 |
3 |
高木幹雄 |
教官研究費 |
海洋構造物の周りに浮体式消波構造物を配置することにより波浪中における運動応答の小さな安定した浮体構造物の開発を行う。 |
36. 低周波数域の船舶の非定常波動場に関する研究 |
5 |
2 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
船体まわりの非定常波動場の計測および数値シミュレーション法に関して特に低周波数域に焦点を絞って研究する。 |
37. 水中翼付き没水高速艇の非定常造波に関する研究 |
5 |
2 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
水中翼と非揚力体の流体力学的干渉影響について、実験的、理論的に研究を行う。 |
38. 地面効果翼艇の流力特性に関する研究 |
3 |
2 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
地面効果翼艇の流体力学的特性や安定航走に関して数値シュミュレーションを主体とした研究を行う。 |
39. 高速艇によるWashに関する研究 |
3 |
2 |
岩下英嗣 |
教官研究費 |
高速艇の港湾内でのWashの問題に関して、時間領域シミュレーション法により、その問題の解決を試みる。 |
40. 衛星リモートセンシングによる沿岸域の水質推定法に関する研究 |
3 |
2 |
作野裕司 |
教官研究費 |
衛星データ及び現場調査データに基づき高分解能衛星センサによる沿岸水質分布推定を試みる。 |
41. 光、マイクロ波複合センサによる悪天侯時の沿岸環境モニタリングに関する研究 |
4 |
2 |
作野裕司 |
教官研究費 |
光、マイクロ波複合センサを使って悪天侯時の沿岸環境モニタリングの可能性について研究を行う。 |
42. 沿岸海域における波浪情報の推定と船舶運航性能の向上に関する研究 |
3 |
3 |
斎藤公男 |
科学研究費 (2,300千円) |
沿岸海域を航行する中小型船の応答から波浪情報を推定する方法と、荒天時における運航性能の向上に関する研究を行う。 |
43. 海水リチウム採集システムに関する基礎的研究 |
3 |
1 |
斎藤公男 |
教官研究費 (200千円) |
海水と吸着剤の入った吸着床の性能に関する研究を行う。 |
44. インドネシアにおける石灰輸送に関する研究 |
3 |
1 |
斎藤公男 |
教官研究費 (200千円) |
インドネシアにおける石灰輸送にプッシャバージを導入する場合の輸送計画に関する研究を行う。 |
45. 漁船の海水打ち込みに関する研究 |
2 |
1 |
斎藤公男 |
受託研究費 (2,000千円) |
わかめ取り用漁船の波浪中海水打ち込みに関する研究を行う。 |
46. 浮体構造物に働く海震荷重に関す |
4 |
1 |
肥後 靖 |
教官研究費 (200千円) |
地震時の超巨大浮体構造物に働く海震荷重の推定法の開発と構造物の安全性の検討を行う。 |
47. 衝突水塊による衝撃力と衝撃音に関する研究 |
4 |
1 |
肥後 靖 |
教官研究費 (200千円) |
海洋構造物に作用する波浪衝撃力と同じに発生する衝撃音との関係を明らかにし、新型式波浪衝撃力のモニター技術の開発を試みる。 |
48. 洋上港湾施設に関する研究 |
3 |
1 |
肥後靖 |
教官研究費 (200千円) |
フローティングバージとクレーンバージによりなる洋上港湾施設の効率的運用をはかるための動的特性の研究を行う。 |