研究項目 |
研究期間 |
担当 |
予算費目 |
研究開発内容 |
計画 |
年度 |
1. 実海域性能の良い船舶の開発 |
5 |
3 |
内藤 林 高木 健 箕浦宗彦 |
教官研究費 |
実海域を航行する船舶に働く抵抗増加が小さい船首形状の開発。 |
2. 波浪エネルギーの船舶推進エネルギーへの変換に関する研究 |
5 |
5 |
内藤 林 高木 健 箕浦宗彦 |
科学研究費 |
波浪エネルギー→船体の運動エネルギー→船舶の推進力。この変換過程に関する研究。 |
3. 波浪の制御に関する研究 |
3 |
1 |
内藤 林 高木 健 箕浦宗彦 |
教官研究費 |
有限水域内に無限水域の波動場を実現するための新しい波浪水槽についての研究と、その水槽を使った流体力、浮体運動の計測。 |
4. 超大型浮体の挙動 |
3 |
3 |
高木 健 |
科学研究費 |
超大型浮体の弾性挙動を解析的立場で検討し、その基礎的理解を深める。 |
5. 水面衝撃の緩和に関する理論的検討 |
3 |
2 |
高木 健 |
科学研究費 造船学術研究推進機構 |
従来水面衝撃圧はワグナー理論で推定されているが、実際には弾性、空気巻き込み、3次元性、圧縮性の影響により圧力は緩和される。これを理論的に整理・分類し船舶海洋構造物の設計に役立てる。 |
6. 閉鎖性海域に設置された大型海洋構造物周りの流況解析 |
4 |
4 |
野澤和男 |
教官研究費 |
閉鎖性海域・湾奥等に設置される海洋構造物による潮流・朝汐残差流の計算法、表示法を研究し、実用的流況評価法にまとめる。 |
7. サーフェース・プロペラの流体力学的起振力の研究 |
3 |
3 |
野澤和男 |
科学研究費 |
流体力に基づく翼応力変動や起振力に関して実験的研究を行い、全体性能が優れたサーフェース・プロペラを考案する基礎を固める。 |
8. き裂伝播解析に基づく新しい疲労設計手法の開発に関する研究 |
5 |
2 |
大沢直樹 |
教官研究費 |
実際の波高、波向きを再現できる波浪モデルおよび航行モデルを構築し、き裂伝播解析により船舶・海洋構造部材の疲労強度設計を行う手法を開発する。 |
9. 非線形波動に関する解析的研究 |
5 |
4 |
松村清重 |
教官研究費 |
高速艇の落下衝撃に伴って発生するスプレーなどの非線形波動の解析的表現を明らかにする。 |
10. 操船時の危険概念のモデリング |
3 |
3 |
松村清重 |
科学研究費 |
操船者の感じる危険概念をヒルベルト変換をキーワードにモデル化する。 |
11. 船舶流体力学における随伴変分原理に関する研究 |
5 |
5 |
松村清重 |
科学研究費 |
非定常、非線型の船舶流体力学問題に伴う随伴問題を考えることにより新しい変分原理を見い出す。 |
12. 乱動エネルギー拡散現象に関する研究 |
4 |
4 |
鈴木博善 |
教官研究費 |
水中での圧力拡散項の計測法を確立し乱流エネルギー輸送方程式モデルの高度化を目指す。 |
13. 縦曲げ最終強度解析法の開発に関する研究 |
5 |
4 |
矢尾哲也 |
科学研究費 |
船体の縦曲げ最終強度を算定するための簡易解析法を数値解析結果に基づいて防撓パネルの最終強度後の挙動を精度良く表すモデルを構築して開発する。 |
14. 防撓パネルの二次座屈挙動に関する研究 |
4 |
3 |
矢尾哲也 |
教官研究費 |
面内圧縮荷重を受ける防撓パネルを対象として、防撓材の影響も含めて、二次座屈挙動を明らかにし、挙動を精度良く表せる力学モデルを構築する。 |
15. 特殊なパネルおよび防撓パネルの圧縮強度に関する研究 |
3 |
2 |
矢尾哲也 スニル・ムカジー |
教官研究費 |
船体ビルジ部とガンネル部のような曲面パネル及び傾斜した防撓材を有する防撓パネルの座屈強度と最終強度について明らかにする。 |
16. 防撓パネルの座屈・最終強度解析における適切なモデル化に関する研究 |
3 |
3 |
矢尾哲也 スニル・ムカジー |
教官研究費 |
防撓パネルの座屈強度・最終強度解析において、防撓材のウェブとフランジをシェル要素でモデル化出来る範囲と梁・柱要素でモデル化出来る範囲を明らかにする。 |
17. 造波減衰と粘性減衰が船体振動に及ぼす影響に関する理論的研究 |
5 |
5 |
林 弘茂 |
教官研究費 |
造波減衰と粘性減衰が船体振動に及ぼす影響について理論的研究を行う。 |
18. 構造強度及び振動レベルの同時最適化に関する研究 |
3 |
3 |
林 弘茂 |
教官研究費 |
静的強度と振動レベルを同時に最適化する手法を開発し、その効果を確認する。 |
19. 振動レベル最適化における固有値シフトに関する研究 |
3 |
3 |
林 弘茂 |
教官研究費 造船学術研究推進機構 |
振動レベル最適化問題における固有値シフト制約条件を定式化し、システムに組込み込んで、その効果を確認する。 |
20. ペックツインシステムを装備した船舶の操縦性に関する研究 |
3 |
2 |
長谷川和彦 |
教官研究費 |
ペックツインシステムと呼ばれる特殊舵を装備した船舶の操縦運動を明らかにするための数学モデルの構築及び、同舵を装備した船舶の自動着桟制御システムの研究を行う。 |
21. 海のITS構想に基づく船舶航行支援システムの開発 |
5 |
3 |
長谷川和彦 |
教官研究費 |
海のITS構想に基づき船舶の航行を支援するシステムを開発する。 |
22. 非線型力学による追波中の船舶操縦・復原性能に関する研究 |
5 |
4 |
梅田直哉 |
教官研究費 |
追波中を航行する船舶に発生するブローチング(操縦不能)現象、パラメトリック横揺れおよび転覆について、非線形力学系理論の観点から研究し、それらの力学的構造、発生条件、防止策を明らかにする。 |
23. 極限海象下における不安定船体運動の予測法の研究 |
3 |
2 |
梅田直哉 長谷川和彦 |
科学研究費 造船研究協会 |
損傷時および非損傷時における船舶の極限的な運動や転覆を予測できるような計算法を模型実験との比較を通して確立する。 |
24. 粒子法を使った強非線形流体現象に関する研究 |
3 |
2 |
内藤 林 |
科研費 |
デッキウェトネス、スラミング、砕波力等強非線形等流体現象によって生じる流体力を粒子法を使って求める。 又、この手法が妥当な手法かどうか、実験を行って検討する。 |
25. 船舶海洋構造物の新疲労設計法に関する研究 |
4 |
4 |
冨田康光 橋本聖史 |
教官研究費 |
船舶・海洋構造物の疲労設計線図を、き裂伝播解析に基づいて求める手法を開発する。 |
26. 磁気特性に基づく非破壊強度評価に方法の開発 |
5 |
4 |
橋本聖史 冨田康光 |
教官研究費 造船学術研究推進機構補助金 |
数値解析および実験により強磁性材料の磁気特性と疲労損傷度の関係を明らかにし、磁気特性の変化から残余寿命を推定する手法を開発する。 |
27. 弾塑性有限要素解析による表面き裂成長の計算機シミュレーション |
3 |
1 |
冨田康光 橋本聖史 大沢直樹 |
教官研究費 |
表面き裂伝播挙動を、き裂開閉口挙動を含めて解析できるソフトウェアを開発する。 |
28. 計算力学を援用した材料強度評価法と材料開発に関する研究 |
3 |
1 |
大沢直樹 冨田康光 |
教官研究費 科学研究費 |
結晶弾塑性解析を用いた数値実験により疲労き裂形成過程を解析し、高強度材料開発のための基礎的知見を得る。 |
29. 線状加熱による鋼板の変形解析に関する研究 |
5 |
4 |
冨田康光 大沢直樹 橋本聖史 |
教官研究費 造船学術研究推進機構補助金 |
線状加熱における加熱ガス炎から鋼板への熱伝達特性を実験的・解析的に明らかにし、加熱条件と鋼板変形量の関係を明らかにする。 |
30. 特性曲線法を用いたポテンシャル流場数値計算法の開発 |
3 |
1 |
鈴木博善 |
科学研究費 |
速度ポテンシャルと圧力を連立させて解く方法を構成する。 |
31. 設計段階に応じて船舶の振動特性を推定するための新しい手法の開発研究 |
4 |
4 |
林 成弘 |
科学研究費 2,100 |
設計段階に応じて使用可能なモデル及びその特徴を考慮し、船舶の振動特性を推定するための手法を開発する。 |