岸 信介・元首相
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『興四海野春風』本財団設立に当たり、岸信介・元首相が“人口問題に真剣に取り組み、世界平和に貢献するように――”と激励を込めて揮毫。佐藤隆元APDA理事長(元農水相)を通じて寄贈された。
岸・元首相は戦後日本の経済復興に力を尽くされたG・ドレーパー博士と共に東南アジアを回り、開発途上国の人口爆発の悲惨さを視察した際、同博士によって人口問題について開眼、帰国後世界に先駆けて国際人口問題議員懇談会を設立、人口の父として活躍された。
岸・元首相は『食料・資源・環境・福祉・健康・教育問題の根源は人口問題である。これからの為政者は日本に限らず、大きく目を見開いて、先行きの長い人口問題にじっくり取り組み、真剣に手を打っていかなければならない。国内政策だけでなく、外交においてもだ』を持論として後進の政治家を指導された。
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