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3. アクテビティ利用のモデル(Application Activity Model)
 ライフサイクルにおける各アクテビティでモデル化対象範囲が定義さているがその主なものが船体構造に関するもので初期設計の部分から含まれるがHULL_FORM、General_Arrangement、Cost、Offer関連等は含まれない。
 
4.適合性要件(Conformance reruirements)
 AP218では実際の作業を想定し、その実装時に利用されるであろう機能単位(UoF)をConformance Classとして分類している。
 
Class−1〜3    基本設計及び船級承認
対象
 
サブコン、造船所、船級協会
内容
 
基本設計段階でのサプライヤや協力会社とのやりとり、並びに基本事項の船級承認が目的になっている。
     
Class−4〜6
 
詳細設計
対象
 
サブコン、造船所
内容
 
詳細設計段階での船殻構造定義と承認データをサプライヤや協力会杜と造船所間で交換するもの。
     
Class−7〜13
 
建造(製造)
対象
 
建設部署、製造部署
内容
 
建造段階で、造船所内の設計と現場で対象となる情報を交換するもの。
     
Class−14〜15
 
船級承認
対象
 
造船所、船級協会
内容
 
製造に移る際に必要な船級承認データを交換するもの。
 
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5.ガイドライン(Guideline)
 計画されていたテストケース(ATS318)の開発は開発負荷や期間等の問題によりキャンセルされた。ただし全て白紙になるわけではなく、これまでの作業内容を整理しGuidelineとして残すことで合意がなされた。







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