項目タイトル |
IMO規則又は議題
Development of requirements for WING−IN−GROUND(WIG) craft |
IMO−LINK−No.
又は審議報告
IMO−link−NR32 |
1SO/TC8 提案規格名:
規格の種類:
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審議番号
又は担当部会
TC8/SC9 |
IMO規則内容
又は審議事項 |
1. DE45における審議概要
WING−IN−GROUND(WIG)craft(WIGクラフト)の安全基準については、DE小委員会における審議及びコレポングループ(オーストラリア、ロシア、米国及びICAOで、コーディネーターはロシア)の作業が進められ、DE45(2002年3月)において、コレポングループからガイドライン案(DE45/6及びDE45/6/Add.1)が提出された。また、オーストラリアからDE45/6/1(序文の修正提案)及びDE45/6/2(内容に対する修正提案)、米国からDE45/6/3(ガイドライン案は安全上の検討が十分でないため、採択すべきではないとの提案)が提出された。
審議の結果、米国の安全上の懸念については、多数の国がたとえ内容が不十分でも、暫定としての基準案の作成を望んだため、ドラフティングが行われ、MSCサーキュラーとしての暫定基準案が作成された。
2. 暫定基準案の概要
基準案はHSCコードをもとにし、飛行特性に関する要件を追加したものでパートA:一般、パートB:暫定勧告(HSCコードの内容に相当する各要件)及びパートC:安全評価及び安全管理の3パートからなる。
WIGクラフトとは、地面効果を利用して比較的低高度を飛翔するもので、離水前及び着水後は船舶と同様水上に浮遊する。暫定基準によればタイプA(地面効果のみの飛行)、タイプB(地面効果及び150m以下の飛行)、タイプC(地面効果及び150m以上の飛行)の3タイプに分けられ、タイプA及びBはIMO、タイプCはICAOの管轄となる。
3. MSC76における審議概要
MSC76(2002年12月)において、暫定基準案はMSC/Circ.1054として採択された。また、取り扱い等が通常の船舶とは異なるため、WIGグラフト乗員に対する訓練、知識等の内容を明確化するべきとのオーストラリア、ロシアからの提案(MSC76/20/6)が受け入れられ、今後、乗員の訓練及び知識に関する要件等について、STW小委員会で審議される予定である。 |
ISO規格内容
又は提案事項 |
1. 国際規格の必要性
今後、暫定基準に基づくWIGクラフトが運用され、ある程度実績を積んだ後、規格の必要性について検討することが適当と考える。(時期尚早)
2. 市場適合性
3. 国際規格の内容
4. 優先順位 |
関連資料 |
1. DE45/6/1:Preamble of draft WIG
craft guidelines by Australia
2. DE45/6/2:Comments on the report of the Correspondence Group by Australia
3. DE45/6/3:Development of requirements for WIG craft by US
4. DE45/27Para.6:DE45議事録
5. MSC/Circ.1054:INTERRIM GUIDELINES FOR WING−IN−GROUND(WIG) CRAFT
6. MSC76/20/6:Work program−Proposal to developments for knowledge,skills and training
for officers on WIG craft bv Australia and Russian Federation |
関連国際規格として提案すべき項目と恩恵:
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その他意見:
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備考:
第22回IMO総会において、海上衝突予防規則(COLREG規則)の改正案が採択され(A.910(22))、2003年11月29日より発効する。その中で、WIGクラフトの定義が追加されると共に、WIGクラフトは船舶と同様の灯火要件が適用される。さらに、離着水及び飛行中は、赤色点滅灯の点灯が要求されることになる(Rule23)。 |