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2 文化資源の賦存状況
 
(1)概況
 
 対象地域の文化資源賦存状況について、主要な観光資源及び指定文化財の分布状況からみてみると、第一に歴史資源の豊富さが特徴として挙げられる。
 観光資源評価の視点からみると、A級(国のスケールでの誘客力をもつ)資源はないが、B級(地方スケールでの誘客力をもつ)資源の分布が認められる。自然系資源としては、筑波山がある。人文系資源としては、西念寺、筑波山神社、楽法寺、笠間稲荷神社、日動美術館がみられ、県内でも歴史資源(特に社寺)の集積が多い地域であることがわかる。
 国・県指定文化財の分布状況をみても、仏像、歴史的建造物等、歴史資源の豊富さが目立つ。
 
図表2−9 茨城県の代表的な観光資源
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図表2−10 対象地域の国・県指定文化財の分布状況
(拡大画面:80KB)
資料:対象市町村資料(総合計画および指定文化財)より作成







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