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操船シミュレーションの機器整備(上期)
船の科学館殿向け操船シミュレータ保守点検作業報告書
 
 
1. 作業日時 平成14年7月31日(水)10:00〜20:30
2. 作業場所 船の科学館 操船シミュレータ設置室(6F)
3. 作業立会者 財団法人 日本海事科学振興財団 学芸部管理課 専門役(課長代理) 宇田川様
4. 作業員 三井造船昭島研究所 草ヶ谷、岸本
5. 装置名称 操船シミュレータ
6. 作業内容
 
(1)装置の現状確認
 
(1) スロットルレバー、操舵ハンドルについて
   操船時に使用するスロットルレバー、操舵ハンドルは使用頻度が高いため、ガタツキが生じていました。スロットルレバーは内部部品磨耗によりスロットルレバーが自然に下がってしまう現象が見られ、操舵ハンドルは回転部のガタツキ、ハンドル部塗装等の剥がれがありました。
(写真1. 参照)
 
写真1. スロットルレバーと操舵ハンドル
 
(2) 装置内部の埃について
   装置の冷却用ファンにより、多くのホコリが装置内部と各機器に蓄積されていました。
(写真2. 参照)
 
写真2. 装置内部のホコリ
 
(3) 装置内部の接続ケーブルについて
   今までの装置の改善・改造により内部の接続ケーブルが乱雑になっており、装置の保守点検時等に問題が生じる恐れがありました。
(写真3. 参照)
 
写真3. 接続ケーブルの状態
 
(4) 画像生成用PC内部のリチウム電池について
   平成14年6月13日に画像生成用PC内部のリチウム電池消耗により、画像生成用PC(左画面)が起動出来ない不具合が発生し、リチウム電池交換作業を行いました。他のPC内部のリチウム電池は消耗していませんでしたが、同様な不具合が発生する可能性がありました。
(写真4. 参照)
 
写真4. リチウム電池
 
(2)装置の外部・内部の清掃
 
(1) 装置内部の機器の取り外し
   装置の外パネルを外し、装置内部の機器、接続ケーブルを取り外しました。
(写真5. 参照)
 
写真5. 機器の取り外し
 
(2) 装置の外部・内部の清掃
   装置の内部を拭き掃除および掃除機を用いて清掃を行い、装置の外部は拭き掃除等を行いました。
(写真6.参照)
 
写真6. 装置内部の清掃







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