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22. 簡単につくれる観測器具
(1)透視度計
【用意するもの】ペットボトル2〜3本、透明なビニールテープ、牛乳パックもしくはいらない写真、油性ペン
 
(1)底を切り取ったペットボトルを2〜3本つなげて、つぎ目をビニールテープで固定します。
 
(2)牛乳パックか、いらなくなった写真の裏に、1mm幅の二重十字線を油性ペンで書きます。 黒線と黒線の間の幅1mm 黒線の細さ0.5mm ふたの内径 メモリはここをゼロにして1cmごとにつける
 
(3)二重十字線が書けたら、ペットボトルのふたの内側に合うように丸く切り、はめ込みます。
 
(4)二重十字線をはめ込んだペットボトルのふたで、2〜3本つなげたペットボトルの一番下の口(そこしか閉められませんよ)を閉めます。閉めたら、ふたの先を0cmとして、ペットボトルの側面に1cm刻みでメモリを書き込みます。
 
 使うときはふたを下にします。水を入れたら、上からのぞきながらふたをほんのすこしゆるめて水を抜いていきます。二重十字線がはっきりと見えたらふたを閉めます(下向きのままで閉める)。
 このときのメモリの数値が、その水の透視度です。
 
 
(2)透明度板
【用意するもの】丸い板、白い塗料、ヒモ、ロープ、おもり、分度器
 
(1)ベニヤ板やアクリル板などを丸く切り、穴をあけて白く塗ります。
 
 白く塗ります。
 
 穴をあける場所は、分度器を使います。
 
(2)(1)にヒモを通し(上下)て束ね、上のヒモにはメモリを書き込んだロープを、下のヒモにはおもりをそれぞれつけます。
 
製作:船の科学館 学芸部
03−5500−1113(直通)
 
協力:東京水産大学
教授 長島秀樹
 
デザイン:鳴島幸夫
イラスト:関根庸子
 







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