日本財団 図書館


20. 顕微鏡で観察しよう
【使用する道具】スライドグラス、カバーグラス、顕微鏡(けんびきょう)、スポイト
 まず、サンプルを顕微鏡で観察するために、プレパラートをつくります。
(1)プレパラートのつくり方
(1)スライドグラスの表面に、スポイトでサンプルを1〜2滴落とします。
 
(2)カバーグラスを、空気が入らないように滴下(てきか)したサンプルの上に置きます。あふれた水は、ティツシュペーパーを折りたたみ、その縁をそっと当てて吸い取りましょう。
 
(2)顕微鏡の使い方
 顕微鏡には鏡筒(きょうとう)上下式と、ステージ上下式がありますが、ここでは、ステージ上下式顕微鏡を使います。
 
(拡大画面:36KB)
(1)まず、プレパラートをステージ上に載せて(のせて)から、これを両脇のピンで固定し、対物レンズをもっとも低い倍率のものにセットします。
(2)上下動用の大型つまみを回転させて、ステージ上のプレパラートを対物レンズにもっとも近づけます。接眼レンズをのぞき込みながら、ステージを少しずつ下げていくと、プランクトンなどがはっきりと見えてきます。細かい調整は、微動用のつまみを回転させて行います。
 
(3)ステージを動かすための十字動つまみで、プレパラートを走査(そうさ)し、いろいろな種類のプランクトンを探してみましよう。
 
参考:東京湾で観察できるプランクトン
(拡大画面:63KB)
(拡大画面:88KB)
参考:「日本海洋プランクトン図鑑」 保育社 山路勇著
(拡大画面:28KB)







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION