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14. 透視度を測ってみよう
【使用する道具】透視度計(とうしどけい)
 水の濁り(にごり)具合を数字で表します。水の濁り具合は、その水の中に含まれる泥の粒子やプランクトンなどの量によって決まります。太陽の光がこれらの細かいものにぶつかって、光が遠くまで届きにくくなり、濁って見えます。
 
(1)ビーカーに入れておいた採水器で採取した海水を、斜めに傾けたメスシリンダーに、空気の泡が立たないようにゆっくりと注ぎます。
 
(拡大画面:26KB)
(2)光が当たらないように、背中で太陽をさえぎるようにして、メスシリンダーを上からのぞきながらピンチコックをゆるめて海水を抜いていきます。
 
(3)底にある白い円板に書かれた二重十字線が、はっきりと見えたらピンチコックを閉めます。このときのメスシリンダーのメモリが、透視度(cm)です。







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