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2.2 航行船舶の状況
(1)全体構成
 マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶について、船種・船型別の船舶数・航海数を表 2.2−1及び図 2.2−1に示す。
 船種別では、LPG船が船舶数で約58%、航海数で約59%ともっとも多く、次いでケミカルタンカー、LNG船の順となっている。
 
表 2.2−1:マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶の船種・船型別の船舶数・航海数(2001年)
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図 2.2−1:マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶の船種別の船舶数・航海数(グラフ)(2001年)
 
(2)HNS輸送船舶の船型構成
 マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶を、船型別に航海数・船舶数に分けて集計・累積した結果を表 2.2−2及び図 2.2−2に示す。
 これを見ると、船型別でもっとも多いのは航海数・船舶数ともに3,000〜9,999GTの船舶であり、次いで多いのは航海数では30,000〜99,999GTの船舶、船舶数では10,000〜29,999GTの船舶であった。
 船型別構成の累積比率で見ると、30,000GT未満の船舶が、航海数で全体の69.4%、船舶数で69.3%を占めている。
 1隻あたりの航海数で見ると、500〜999GTの船舶がもっとも航海数が多く約19航海であり、全体では約13航海である。
 
表 2.2−2:マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶の船型別の船舶数・航海数とその累積(2001年)
船型 航海数 累積% 船舶数 累積% 1隻あたりの航海数
500〜999GT 291 4.7% 4.7% 15 3.1% 3.1% 19.4
1,000〜2.999GT 553 8.8% 13.5% 30 6.2% 9.3% 18.4
3,000〜9.999GT 2,469 39.5% 53.0% 161 33.1% 42.4% 15.3
10,000〜29.999GT 1,028 16.4% 69.4% 131 27.0% 69.3% 7.8
30,000〜99.999GT 1,396 22.3% 91.7% 116 23.9% 93.2% 12.0
100.000GT以上 516 8.3% 100.0% 33 6.8% 100.0% 15.6
合計 6,253 100.0%   486 100.0%   12.9
 
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図 2.2−2:マ・シ海峡を航行したHNS輸送船舶の船型別の船舶数・航海数(2001年)
 
(3)ケミカルタンカーの船型構成
 マ・シ海峡を航行したケミカルタンカーを、船型別に航海数・船舶数に分けて集計・累積した結果を表 2.2−3及び図 2.2−3に示す。
 これを見ると、船型別でもっとも多いのは航海数・船舶数ともに10,000〜29,999GTの船舶、次いで多いのは3,000〜9,999GTの船舶であり、両者で航海数では約71%、船舶数では約85%を占めている。
 船型別構成の累積比率で見ると、30,000GT以上の船舶は見られなかった。
 1隻あたりの航海数で見ると、500〜999GTの船舶がもっとも航海数が多く約24航海であり、ケミカルタンカー全体では約12航海である。
 
表 2.2−3:マ・シ海峡を航行したケミカルタンカーの船型別の船舶数・航海数とその累積(2001年)
船型 航海数 累積% 船舶数 累積% 1隻あたりの航海数
500〜999GT 266 14.4% 14.4% 11 7.1% 7.1 24.2
1,000〜2.999GT 270 14.6% 28.9% 13 8.3% 15.4% 20.8
3,000〜9.999GT 487 26.3% 55.2% 37 23.7% 39.1% 13.2
10,000〜291999GT 830 44.8% 100.0% 95 60.9% 100.0% 8.7
30,000〜99.999GT   0.0% 100.0%   0.0% 100.0%  
100.000GT以上   0.0% 100.0%   0.0% 100.0%  
合計 1,853 100.0%   156 100.0%   11.9
 
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図 2.2−3: マ・シ海峡を航行したケミカルタンカーの船型別の船舶数・航海数(グラフ)(2001年)
 
(4)LPG船の船型構成
 マ・シ海峡を航行したLPG船を、船型別に航海数・船舶数に分けて集計・累積した結果を表 2.2−4及び図 2.2−4に示す。
 これを見ると、船型別でもっとも多いのは航海数・船舶数ともに3,000〜9,999GTの船舶であり、次いで多いのは30,000〜99,999GTの船舶の船舶であった。
 船型別構成の累積比率で見ると、3,000〜9,999GTと30,000〜99,999GTの船舶で約8割を占めている。
 1隻あたりの航海数で見ると、1,000〜2,999GTの船舶がもっとも航海数が多く約17航海であり、LPG船全体では約13航海である。
 
表 2.2−4:マ・シ海峡を航行したLPG船の船型別の船舶数・航海数とその累積(2001年)
船型 航海数 累積% 船舶数 累積% 1隻あたりの航海数
500〜999GT 25 0.7% 0.7% 4 1.4% 1.4% 6.3
1,000〜2,999GT 283 7.6% 8.3% 17 6.1% 7.5% 16.6
3,000〜9,999GT 1,965 52.9% 61.2% 121 43.2% 50.7% 16.2
10,000〜29,999GT 183 4.9% 66.1% 34 12.1% 62.9% 5.4
30,000〜99,999GT 1,177 31.7% 97.8% 99 35.4% 98.2% 11.9
100,000GT以上 82 2.2% 100.0% 5 1.8% 100.0% 16.4
合計 3,715 100.0%   280 100.0%   13.3
 
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図 2.2−4:マ・シ海峡を航行したLPG船の船型別の船舶数・航海数(グラフ)(2001年)
 
(5)LNG船の船型構成
 マ・シ海峡を航行したLNG船を、船型別に航海数・船舶数に分けて集計・累積した結果を表 2.2−5及び図 2.2−5に示す。
 これを見ると、船型別でもっとも多いのは航海数・船舶数ともに100,000GT以上の船舶であり、次いで多いのは30,000〜100,000GTの船舶であった。
 船型別構成の累積比率で見ると、30,000GT以上の船舶が航海数で全体の95.3%、船舶数で90.0%と大半を占めている。
 1隻あたりの航海数で見ると、100,000GT以上の船舶がもっとも航海数が多く約16航海であり、LNG船全体では約14航海である。他のHNS輸送船舶より航海数がやや多くなっている。
 
表 2.2−5:マ・シ海峡を航行したLNG船の船型別の船舶数・航海数とその累積(2001年)
船型 航海数 累積% 船舶数 累積% 1隻あたりの航海数
500〜999GT   0.0% 0.0%   0.0% 0.0%  
1,000〜2,999GT   0.0% 0.0%   0.0% 0.0%  
3,000〜9,999GT 17 2.5% 2.5% 3 6.0% 6.0% 5.7
10,000〜29,999GT 15 2.2% 4.7% 2 4.0% 10.0% 7.5
30,000〜99,999GT 219 32.0% 36.6% 17 34.0% 44.0% 12.9
100,000GT以上 434 63.4% 100.0% 28 56.0% 100.0% 15.5
合計 685 100.0%   50 100.0%   13.7
 
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図 2.2−5: マ・シ海峡を航行したLNG船の船型別の船舶数・航海数(グラフ)(1997年)







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