講義
造形活動で遊び
資料
保育園絵画教室専属講師
講師 萩原愛子先生
萩原愛子(はぎわら・あいこ)先生プロフィール
履歴
佐賀大学教育学部特設美術科卒業
佐賀県造形研究会会員
保育園絵画講師 画塾主宰
創造美育会会員
平成13年11月7日(水)
平成13年度子どもの感性を育てる表現研修会
分科会1−[2]
造形活動での遊び
保育園専属絵画講師 萩原 愛子
分科会での主旨
子どもたちの感性を豊かに育てていくことが、今特に難しい時代になっております。大人も忙しいが、子どもたちもゲームなどに夢中になって、豊かな感性や表現力が育ちにくい時代になっているように思われます。
私は絵を描くことを通して情操豊かな人格形成を目指したいと思っております。それには幼児期からの教育が大切であり、身近な題材で、感動したことを表現することにより、自己表現の喜びを味わい、また一歩一歩表現力をつけていけたらと考えております。
保育園児(3・4・5歳児)を対象に1ヵ月に2回絵画指導を行っています。年齢に応じた題材で楽しく描いていくうちに、表現の喜びを味わい豊かな感性が育っていくことを願っております。
出来上がった作品は、「世界児童画展」や「全国教育美術展」に出品させていただき、幼児の表現の在り方を勉強させてもらっております。
1年に1回程度は、造形作品展をテーマごとに設定して、展示、発表しています。造形あそびから発展して、作り上げた造形作品を、一堂に集めて展示して、園児たちの楽しい遊びの空間を作っています。