平成13年度佐賀県子どもの感性を育てる表現研修会実施要領
1.目的
厚生省・文部省・労働省・建設省は、21世紀の少子社会に対応するためエンゼルプランを策定し、平成7年度から約10年間で、社会全体での子育て支援策を総合的・計面的に推進することになりました。
又、大蔵・厚生・自治の3大臣の合意により、エンゼルプランの施策の具体化の一環として、近年の保育ニーズの多様化に対応し促進するために、緊急保育対策等5か年事業が平成7年度から重点的に整備することになりました。
さらに、平成12年度から大蔵、文部、厚生等6大臣合意による新エンゼルプランが策定され、平成16年度までの5か年間にわたり、保育サービス等子育て支援サービスの充実を重点的に実施することになりました。
その中で、特に低年齢児保育や延長保育、一時保育等多様な保育サービスの大幅な拡充がなされますが、これらの特別保育の実施に当たっては、子ども達が情緒不安定に陥らないような保育士による保育上の工夫や配慮が必要となってきます。
そこで、このような特別保育の実践が保育現場において苦慮していることにかんがみ、特に子どもの生活を安定させる表現活動を中心に、感性を育て創造性の芽生えを培い、豊かな内面づくりのために、保育上どのような工夫や配慮をすべきかを研修することを目的とします。
2.主催
社会福祉法人 日本保育協会
3.実施主体
日本保育協会佐賀県支部
4.後援
佐賀県
5.対象
特別保育を実施している保育所(園)の保育士並びにこれから実施しょうとしている保育所(園)の保育士等とします。
6.人員
100名程度
7.期日及び場所
期日 |
平成13年11月6日(火)・7日(水)の2日間 |
場所 |
ホテル龍登園
佐賀県大和町梅野120
(0952)62−3111
※佐賀大和インターから車で5分
JR佐賀駅からタクシーで20分 |
8.研修内容
(1)講義・子育て支援としての保育者の役割
講師 のぞみ愛児園園長 豊永せつ子氏
(2)講義と実技
[1]講義・子どもの感性を育てる表現
[2]実技・保育者自ら体験しよう
〜心身の解放と表現する喜びを感じるために〜
講師 カワイ体育教室常任講師 橋本潔氏
(3)保育士としての身だしなみ
講師 資生堂販売(株)トータルビューティークリエーター 水田裕美子氏
(4)特別保育に対応した表現活動
〜障害児保育に対応するための施設見学〜
[1]肢体不自由児施設 佐賀整肢学園 子ども発達医療センター
[2]知的障害児施設 佐賀県立 春日園
(5)表現活動の実際(分科会1−[1]と[2]、2−[1]と[2]からの選択)
分科会1−[1]絵本・紙芝居で遊ぼう
講師 おはなしひろばの会指導員 松尾准子氏
分科会1−[2]造形活動で遊び
講師 保育園絵画教室専属講師 萩原愛子氏
分科会2−[1]折り紙で遊ぼう
講師 杉の子保育園園長 金ヶ江亮子氏
分科会2−[2]楽器で遊ぼう
講師 嬉野幼稚園副園長 横山勝美氏
9.費用
(1)参加費は、3,000円とします。(昼食代2日分含む)
(2)通修参加とし、交通費は参加者負担とします。宿泊を希望される方には宿舎を斡旋するものとします。
10.申込
別紙の所定様式により、平成13年10月6日(土)までに、下記に申し込んで下さい。
日本保育協会佐賀県支部 事務局
佐賀県佐賀市鬼丸町7−18
TEL 0952−22−1629
FAX 0952−22−1650
11.振込先
佐賀銀行県庁 支店 普通1468016
口座名義 日本保育協会佐賀県支部 草津浩明(クサツ コウミョウ)
12.その他
・運動ができる服装でのご参加をお願いします。
・保険証又は写しをご持参下さい。
・分科会についての持参品は後日、受講票を送付する時にお知らせ致します。
子ども 感性を育てる表現研修会日程表