平成13年度 青森県
子供の感性を育てる表現研修会
〜資料一覧〜
講義I テーマ 「子供の感性を育てる表現」
講師 五所川原合唱団指揮者 坂崎隆浩氏
長ーい はじめに
児童の最善の利益(権利条約第3条)
子どもが自らを律することが最善の利益とかんがえる。
(自由の考え方は自由独立自尊心)
教育改革と新幼稚園教育要領改革(保育指針)関係
公私のバランス
地域社会の崩壊
現実と非現実の混在している世界
神戸殺傷事件
いじめ・不登校・引きこもり
一人の子供が巣立つには村中の人たちが必要である。
21世紀前半の基本
[1] 体験を通して本当の自分を発見する。(自己発見)成功体験
[2] 生き生きわくわくの感動体験が大事
[3] 他の輝く中で自分が輝く(間の文化)
[4] 弱さの共感に裏打ちされた包括的主体性の必要性
全ての子供に内在している「生きる力」をどう育てていくのか
さて現在の保育所の仕事
現在を適切な環境の中で最もよく生き、望ましい未来をつくる
出す力の基礎を養うことが保育の目標
特性→日常性・随時性・継続性
子育ち支援と子育て支援(子育てのIT化)→保育をともに学ぶ場(共生の場)
育てる喜びを伝える暮らしの場として
共感・共生・共育・共創⇔個性・GWの中のCW・ケアマネージメント
チャイルドプランアクセス
→ グランドデザイン→ビション(道案内)→アクションプラン(園活動)
今回は
表現(基礎的事項5領域健康人間関係環境言葉)
本来は
幼稚園教育要領及び保育所保育指針としては
何が変わったのか
たとえば
感性との関係
感じる力は育てなければ育たない⇒感性の教育
知ることは感じることの半分も無い⇒正しいが進まない
素晴らしい保育士が一人いれば子供は育つ⇒同上
教育は心をこめて手作りで⇒徒弟制度
世界中の日本(説得力のある感性)⇒発信する人
感性と表現
既成概念との戦い
文化の担い手を育てる教育がない→教育とは何なのだろう
最後に表現研修会としては今回のレベルは落とさない
基本は基礎の積み重ね⇒応用
非日常的な世界を味わう
自分のスキルをはずす
一緒に共同制作を積極的に行う
意味のある反復性
翌日発表のための第三者の目を
批評させないのではなく批評できない驚嘆
その驚嘆は技術と一生懸命さ
講義I テーマ「子供の感性を育てる表現」
講師 五所川原合唱団指揮者 坂崎隆浩氏
〜メモ〜
講師プロフィール
分科会1 テーマ【打楽器と楽しくあそぼう!】
氏名 |
吉田勝弘(よしだ かつひろ) |
誕生日 |
昭和34年11月23日生まれ |
出身地 |
福島県いわき市(現在 五所川原市在住) |
略歴 |
S57年 東北福祉大学社会福祉学部社会福祉学科卒業 |
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〃 五所川原市(福法)津軽野保育園勤務 PC事務・経理・音楽講師 |
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S61年 五所川原市(福法)さかえ保育園勤務 PC事務・経理・音楽講師 |
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H7年 中村整形外科病院勤務 OC事務・庶務 |
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H8年 (財)五所川原市自治振興公社在籍 |
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五所川原市働く婦人の家勤務 |
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H13年 現在に至る |
得意科目 |
生涯教育論・幼児音楽教室論 |
特技・趣味 |
打楽器(ドラムセット)演奏・音楽鑑賞 |
音楽経歴 |
中学時代より吹奏楽部に在籍し打楽器を担当 |
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東北福祉大学吹奏楽部打楽器パートリーダー |
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津軽野保育園音楽講師(S57〜現在) |
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さかえ保育園音楽講師(H元年〜5年) |
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長橋保育園音楽講師(H10年〜現在) |
※東北福祉大学混声合唱団・五所川原合唱団・五所川原少年少女合唱団
コーラスTSUGARU 定期演奏会ドラム出演(S56年〜現在)
その他各種演奏会に参加しています。
打楽器と楽しく付き合うために
2001.10.30 Written by K.Yoshida
・打楽器の特性を理解しよう
打楽器と言っても、すず&トライアングル・木琴・鉄琴・ラテンパーカッション(LP)等の小物からティンパニ&大太鼓といった物まで、多種にわたってあるのは、すでに周知のことと思います。乳幼児期に楽器に触れ合うことの大切さは、保育士の皆さんなら十分理解していると思いますが、いざその楽器を教えるとなると、皆さん負担に思い込む方が多いように感じられます。
特に、保育園・幼稚園ならどこにでもあるカスタネット・トライアングル・鈴等であれば、それほど心配もないでしょうが、普段から触れる機会の少ないティンパニ・小太鼓・シロホン・ビブラホン・LPともなると保育士自身、演奏方法が分からないと、とまどってしまうのは当然のことと思います。
そのような場合は、プロが演奏しているビデオ(クラシックコンサート・ジャズバンド・ラテン系バンド)を参考にするか、自分のまわりに音楽経験者(保育士でもOK)がいれば、アドバイスを受けると言ったことが、近道ではありますが、この状態も考えにくい場合は、打楽器教則本(ファーストデヴィジョン「打楽器版」他)を書店に注文して取り組むことが望ましいと思います。あとは、実際に楽器に触れて音を出してみることが大事で個別にしろ集団にせよ、とにかく、毎日少しずつでも根気よく楽しく練習することが、上達する秘訣だと思います。
・年齢別指導のこつ
楽器の音色・演奏法が理解できたら、いよいよ、曲の練習となるわけですが、演奏したい楽譜を準備し、年齢に合った楽器を使用することが、よりよい表現が出来ると思います。
たとえば、未満児にラテンパーカッションを持たせて、サンバのリズムを教えて表現するのは困難なので、子どもたちが自然に覚えやすく、演奏したい曲&楽器を選んであげることが望ましいと思われます。なぜなら、こうすることによって子どもたちが率先して合奏に取り組むことにつながり、楽器を演奏する楽しさが段々分かるようになります。
それから、気をつけたいことは、上手に出来なくても、励まして練習に参加させることで、本人のやる気が出てくることです。その子どもたちが、日ごろの成果を発表する演奏会(運動会・クリスマス会等)で最後までやり通した時、皆の表情を見れば納得できると思います。
どうか、保育士の皆さんも、子どもたちと一緒に合奏(音楽)を楽しんでください。
講師プロフィール
分科会2 テーマ【歌→創造性豊かに表現しよう】
氏名 |
坂崎隆浩(さかざき たかひろ) |
誕生日 |
昭和35年3月23日 |
出身地 |
神奈川県海老名市(現在青森県五所川原市在住) |
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作曲家 三善 晃 氏 師事。18歳にして合唱指揮者を志す。 |
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現在、五所川原合唱団他5団体の常任指揮者。 |
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毎年20近くの演奏会等を開催する。合唱連盟東北理事や五所川原合唱 |
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連盟理事長歴任。 |
略歴 〜主な演奏・コンクール歴〜
1994年 |
ニューヨークカーネギーホール演奏会出演 |
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グロスマン賞合唱コンクール全国1位(翌年ウィーン招待演奏) |
1996年 |
青森県県民文化祭総合プロデュース |
1998年 |
青森県文化観光立県式音楽担当 |
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全日本コンクール全国銀賞 |
2000年 |
青森県芸術文化奨励賞受賞 |
2001年 |
全国ジュニアコーラス優秀団体受賞(3度目) |
前歴
日本保育協会全国青年部長・東北女子大学非常勤講師・青森県百人委員会委員
現職
日本保育協会青森県支部長・同全国保育問題検討委員
青森県連合PTA副会長・同安全互助会理事長
歌とは何か
講師 坂崎隆浩
歌は人間が神様から授かった本能であるが、高度な精神活動によって音楽になる。
歌うことによって、作り手(作曲家)が生きていて感動したこと、
又、感動した人に依頼されたことによって喚起された
その思いを感ずることができる。
生来のリズムと教育のメロディー
先天性は全てにあるが、メロディーは後づけの理論。
大事なことは育てられて育つことと教えられて覚えることを否定しない。
但し、天才もいれば徒弟制度的音楽家も存在する。
だけど今日やっても歌だけはすぐに上手にならない。
歌を好きになってほしい
聴くという体験の重要性→頻度の原理。
歌を歌う。真似て歌う。誉められる。もう一回歌ってみる。歌をすきになる。
子どもの歌とは
[1] 詩や曲として美しい
[2] 発達に適応
保育の中の音楽遊び→協力しあう気持ち(社会性)
[1] 楽しい事・興味のあること
[2] スリル・サスペンスのある瞬時
[3] 持続性の積み上げ
[4] 音楽遊びを通して何を教えるのか
[5] ひとつのものをゆっくりと育てる
良い音楽の条件
音楽は人を喜ばし、何かを教え、人の心を動かさねばならない。(バッハ時代)
最初で最後の歌をつくる
講師プロフィール
分科会3 テーマ【演劇〜キャストは花 スタッフは根〜】
講師 |
原本宏志(はらもと こうじ) |
誕生日 |
昭和44年11月29日生まれ |
出身地 |
神奈川県茅ヶ崎市(現在青森県黒石市在住) |
趣味 |
演劇(役者)・ビリヤード・スキーetc |
好きな俳優 |
メル・ギブソン |
演劇経歴 |
H7年 黒石演劇研究会入会 |
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H8年 「北のうた」 村民平田役として初の舞台に立つ |
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H9年 「アンネの日記」 ファン・ダーン役として出演 |
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H10年 「イーハトーボの劇列車」 乗客役として出演 |
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H11年 「鉄道員(ぽっぽや)」 機関士役として出演 |
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H12年 「帰ってきたオトウサン」 渋谷役として出演 |
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H12年 NHKノンフィクションドラマ「遭難」 原作 田澤拓也 |
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消防団員役としてテレビ出演 |
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H13年 「煙が目にしみる」 10月28日 公演終了 |
講師プロフィール
分科会3 テーマ【演劇〜キャストは花 スタッフは根〜】
講師 |
三浦恵樹(みうら けいじゅ) |
誕生日 |
昭和47年12月24日生まれ |
出身地 |
青森県弘前市 |
趣味 |
写真・スキー・スノーボード etc |
演劇経歴 |
H9年 浪岡町 演劇ワークショップ参加 |
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「深夜、コンビニエンスストアで」舞台監督 |
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参加者による演劇サークル結成 |
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弘前市大手門広場「聖夜のお客」舞台監督 |
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H10年 劇団 青鳥社(せいちょうしゃ)結成 |
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「カラメル」水道工事役、舞台監督兼音響 |
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H11年 「会エナイトキニハ空ヲミヨウ」上等兵役、舞台監督兼音響 |
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「出前一丁手づくり芝居」中山役、効果(浪岡演劇研究会)客演 |
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「ねえちゃん平成御結婚大会」舞台監督兼音響 |
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劇団 青鳥社 解散 |
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H12年 劇団 真戦組(しんせんぐみ)結成 |
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「居酒屋ブナッコ」高杉役、効果(浪岡演劇研究会)客演 |
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H13年 「しずくにあさひが輝きて」音響(浪岡演劇研究会)参加 |
staff
分科会3 テーマ【演劇〜キャストは花 スタッフは根〜】
氏名 |
常田亮(つねた りよう) |
誕生日 |
昭和52年4月9日生まれ |
出身地 |
青森県浪岡町(現在浪岡町在住) |
趣味 |
ギター・音楽鑑賞・映画鑑賞・その他いろいろ |
演劇経歴 |
H4 中世の館こけらおとし記念詩劇「風の旅」出演 |
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H5 浪岡演劇研究会入会 |
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「三年寝太郎」貫太役 出演 |
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H6 「土下座をする男」刑事役 出演 |
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H8 「津軽山唄物語」長太役 出演 |
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H9 浪岡青年団「真戦組」「楽屋の情景」作、演出 |
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浪岡町 演劇ワークショップ参加 |
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「深夜、コンビニエンスストアで」中野 順 役 出演 |
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参加者による演劇サークル結成 |
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弘前市大手門広場「聖夜のお客」中野順一郎役 出演 |
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H11 「出前一丁手づくり芝居」木村哲夫役 出演 |
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H12 劇団 真戦組 結成 局長 |
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H13 「居酒屋ブナッコ」野村直人役 出演 |
staff
分科会3 テーマ【演劇〜キャストは花 スタッフは根〜】
氏名 |
川村智子(かわむら さとこ) |
誕生日 |
昭和46年11月28日生まれ |
出身地 |
青森県青森市(現在青森市在住) |
趣味 |
ウインドーショッピング・ドライブ・ピアノ・ライブを観に行くこと |
演劇経歴 |
H6 ・劇団【雪姫】入団(制作、小道具等裏方として)役者に転向 |
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・「寿歌」「いつかみた夏の思い出」「ナツヤスミ語辞典」 |
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「色あせない写真」「ハックルベリーにさよならを」 |
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・退団(フリー) |
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H9 「星女郎津軽紅燈異聞」(劇団支木)客演 |
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「Fantasy Earth Project」(りとる・さんた)出演 |
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パフォーマンス「天井桟敷」参加 |
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H10 青森市制100周年記念事業 |
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市民野外劇「青き都の物語」出演 |
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H11 「Fantasy Earth Project」(PURE‘99)参加 |
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「出前一丁手づくり芝居」(浪岡演劇研究会)客演 |
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H12 「燃えよ汝ぞフェニックス」(劇団 雪の会)客演 |
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H13 「しずくにあさひが輝きて」(浪岡演劇研究会)客演 |
その他 |
青森けいりんCM・黒石こけし館映像・浅瀬石川ダム資料館案内アテレコ |
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NHK縄文フォーラム・日本原燃PR番組 等々出演 |
講師プロフィール
分科会4 テーマ【体操】
講師 |
大沢陽子(おおさわ ようこ) |
誕生日 |
昭和25年10月16日生まれ |
出身地 |
西津軽郡木造町(現在黒石市在住) |
経歴 |
昭和48年 東京女子体育大学卒業 |
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高校の教員を経て |
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昭和56年 青森中央短期大学幼児教育学科 選任教師 |
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平成10年 青森中央短期大学幼児教育学科 助教授 |
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現在に至る |
その他 |
日本体育学会会員 |
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日本スポーツ法学会会員 |
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青森県総合開発審議会委員 |
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青森県スポーツ立県推進部会委員 |
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黒石市生涯学習のまちづくり推進市民会議委員 |
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黒石市体育指導委員 |
分科会 4 表現活動の実際「身体」を使って遊ぼう1 (体操)
講師 青森中央短期大学 助教授 大沢陽子氏
《目標と概要》
幼児の遊びは自然な活動形態であり、一見意味のないような活動でも幼児にとっては見たり、聴いたり、触ってみたりなど感覚機能をフルに使った重要な遊びである。
保育内容領域「表現」では音、造形、動きを表現手段としており、その中からこの分科会では身体を十分に使って表現することを体験しながら一つの作品を創りあげてみる。
さらに子どもが豊な表現活動ができるようにするためには、どのような言葉がけの工夫、どんな動きやイメージを引き出してあげたらよいか、子どもの発想を広げる環境づくりについて保育者の子どもに対する援助や対応を考える。
《内 容》
1 実技体操
2 表現について(理論)
3 布、リボンを使っての体操
4 リボン体操創作
5 発表とまとめ
講師プロフィール
分科会 5 テーマ【音を感じて(ミラーカーニバル)】
氏名 |
内沢すみ子(うちざわ すみこ) |
誕生日 |
昭和28年8月21日生まれ |
出身地 |
青森県 |
十和田市 |
略歴 |
1980年 |
十和田市にすみ子モダンダンスバレエ研究所を開設 |
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以後発表会、青森県洋舞合同公演、東北6県現代舞踏公演活動をする。また、東京、埼玉、秋田の全国舞踏コンクールに出場し入賞、入選の成績をあげる。 |
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1993年 |
自宅に八戸スタジオを開設 |
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1995年 |
十和田市文化奨励賞を受賞(すみ子モダンバレエ研究所・団体) |
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1998年 |
八戸中居林スタジオを開設 |
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2000年 |
20周年記念発表会を公演する |
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2001年 |
21回発表会10月13日(土)十和田市民文化センター大ホール |
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(社)現代舞踏協会会長 |
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(社)青森県文化振興会議会員 |
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青森県洋舞連盟会員 |
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十和田市文化協会・八戸市文化協会会員 |