平成13年度保育所子育て相談推進セミナー実施要綱
1.目的
社会の変動や核家族化の進行等により育児に悩む保護者が急増していますが、このたびの児童福祉法の改正及び保育所保育指針の改訂に伴い、保育所の持つ子育てのノウハウを活用した子育て支援と地域支援が期待されています。
このような子育て支援の実施に対応するために、保育所における子育て相談・助言に関する研修を行い、従来のいわゆる「保育に欠ける」子どもの家庭のみならず、専業主婦家庭を含め、広く地域にも視野を広げた子育て相談の社会的要請に対応する保育者としてその資質の向上を図ることを目的とします。
2.主催
社会福祉法人日本保育協会
3.共催
日本保育園保健協議会
4.後援
厚生労働省・大阪府・大阪市・日本医師会・大阪府医師会・日本小児科学会・日本小児保健協会・日本小児科医会・大阪小児科医会・全国保育園保健婦看護婦連絡会・大阪府保育所保健連絡協議会
5.対象
子育て相談を実施、あるいは実施予定の保育所の所長、保育士、嘱託医、保健婦、看護婦、栄養士、調理員等全職種を対象とします。
6.人員
先着順に300名以内とします。
7.期日及び場所
| 期日 |
平成14年1月12日(土)・13日(日)の2日間 |
| 場所 |
大阪国際交流センター |
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大阪市天王寺区上本町8丁目2番6号 |
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電話 06-6772-5931番(代) |
8.研修内容
主な研修内容は、次のとおりとします。
主題・子どもの最善の利益の確立に向けて
(1)講演
| 演題 |
講師 |
| I.育児不安と家族支援 |
日本子ども家庭総合研究所 |
| 愛育相談所長 |
| 川井 尚 |
| II.子育て相談に求められるもの |
淑徳大学教授 |
| 柏女 霊峰 |
(2)シンポジウム
| 演題及び趣旨 |
講師 |
| 子育て相談における保育者の役割 |
司会者 |
| 今日の育児環境は、多くの面で子育て支援の必要性が強い。その意味からも、保育所における子育て相談は重要な位置付けにあるといえる。適切な子育て相談を実施するために期待される保育者の資質について多角的に検討する。 |
東洋英和女学院大学教授 |
| 高野 陽 |
| シンポジスト |
| 元厚生省保育指導専門官 |
| 西村 重稀 |
| 東大阪市・マーヤ保育園長 |
| 山田 和子 |
| 吹田市立藤白台保育園看護婦 |
| 小野寺 芳子 |
(3)分科会
| 分科会名 |
趣旨 |
司会・提案・助言者 |
| 「第1分科会」 |
育児に困っている保護者の期待を満足させるためには相談者はどのようにしてその資質を向上させ、保護者との関係をよくすることができるかを検討する。 |
司会者 |
| 相談者の資質の向上と保護者とのかかわり |
大阪市・天宗第二瓜破園長 |
| 土井 温子 |
| 提案者 |
| 茨木市・たんぽぽ保育園長 |
| 三角 和義 |
| 助言者 |
| 元厚生省保育指導専門官 |
| 西村 重稀 |
| 「第2分科会」 |
児童虐待を防止するためには、どのようにして保護者のもつ問題を適切に把握し、適切にその問題の解決を図ることが必要である。その方策に向けていかに保護者に対応すべきかを考察する。 |
司会者 |
| 虐待防止と保護者とのかかわり |
貝塚市・貝塚南保育園長 |
| 高田 テルミ |
| 提案者 |
| 東大阪市・白鳩保育園長 |
| 今中 江美 |
| 助言者 |
| 日本子ども家庭総合研究所ソーシャルワーク研究担当部長 |
| 才村 純 |
| 「第3分科会」 |
相談事業を効果的に実施していくためには、保護者との十分な関係の確立が不可欠であるとともに、職員も十分な認識をもって対応することが必要である。その職員間の連携のあり方を考察する。 |
司会者 |
| 職員同士の連携と保護者とのかかわり |
摂津市・千里丘愛育園主任保育士 |
| 冨永 久美子 |
| 提案者 |
| 東大阪市・ひしの美東保育園長 |
| 永原 静子 |
| 助言者 |
| 大阪市・諏訪保育園長 |
| 喜連川 慈雨子 |
| 「第4分科会」 |
相談事業の実践において時には対応に難渋する事例も少なくない。対応の難しい事例に対して、その問題を適切に効果的に解決する方策を考察する。 |
司会者 |
| 対応困難な保護者とのかかわり |
大阪市・第二小市学園主任保育士 |
| 小市 敬子 |
| 提案者 |
| 吹田市・第二愛育園長 |
| 春本 繁子 |
| 助言者 |
| 大阪市・都島東保育園長 |
| 西山 梢 |
9.費用
(1)参加費は、5,000円とします。
(2)通修参加とし、交通費は参加者負担とします。宿泊を希望する方には、「12.宿泊等のご案内」により東急観光株式会社新宿支店が宿舎を斡旋します。
〔セミナー申込・支払いについて〕
10.申込
別紙の所定様式により、平成13年12月10日(月)までに、次記に申し込むものとします。
〒160−0023 東京都新宿区西新宿1丁目20番2号 ホウライビル4階
東急観光株式会社新宿支店
保育所子育て相談推進セミナー事務局(担当者 伊藤/奥脇/橋場)
電話 03−3340−0621番(直) FAX03−3340−0628番
11.振込先
経費の振込は、参加申込書到着次第に東急観光より参加票とともに、所定の振替用紙をお送りいたしますので、その用紙で平成13年12月10日(月)までに振込んでください。但し、口座番号及び名称は下記のとおりです。
口座番号 00140−9−601395番
名称 東急観光株式会社 新宿支店
12.宿泊等のご案内
宿泊をご希望の方は、別紙申込書にご記入のうえ、東急観光新宿支店 担当者:伊藤/奥脇/橋場まで、お申し込みください。ご利用いただく宿舎は次のホテルです。
| 日付 |
ホテル名 |
宿泊料金(1人) |
備考 |
| 平成14年1月12日 |
都ホテル大阪 |
シングル 14,000円 |
会場より徒歩5分 |
| ツイン 11,000円 |
(1)宿泊料金には、朝食・税金・サービス料が含まれています。なお、前泊(1月11日)及び後泊(1月12日)についても承ります。
(2)お申し込み受付は、平成13年12月10日(月)までにお申し込みと所定の経費が振込まれた方とさせていただきます。
平成13年度保育所子育て相談推進セミナー日程表
