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8.研修内容

主な研修内容は、次のとおりとします。
主題 子どもの最善の利益の確立に向けて

(1)講  演
演   題 講   師
[1]育児不安と家族支援 日本子ども家庭総合研究所
愛育相談所長
 川合尚
[2]子育て相談に求められるもの 淑徳大学教授
 柏女霊峰

(2) シンポジウム
演題及び趣旨 講    師
子育て相談における保育者の役割

今日の育児環境は、多くの面で子育て支援の必要性が強い。その意味からも、保育所における子育て相談は重要な位置付けにあるといえる。適切な子育て相談を実施するために期待される保育者の資質について多角的に検討する。
司会者
東洋英和女学院大学教授
 高野陽

シンポジスト
元厚生省保育指導専門官
 西村重稀

東大阪市・マーヤ保育園長
 山田和子

吹田市立藤代台保育園看護婦
 小野寺芳子

(3) 分科会
分科会名 趣  旨 司会・提案・助言者
「第1分科会」
相談者の資質の向上と保護者とのかかわり
 育児に因っている保護者の期待を満足させるためには相談者はどのようにしてその資質を向上させ、保護者との関係をよくすることができるかを検討する。 司会者
 大阪市・天宗第二瓜破園長
 土井温子

提案者
 茨木市・たんぽぽ保育園長
 三角和義

助言者
 元厚生省保育指導専門官
 西村重稀
「第2分科会」
虐待防止と保護者とのかかわり
児童虐待を防止するためには、どのようにして保護者のもつ問題を適切に把握し、適切にその間題の解決を図ることが必要である。その方策に向けていかに保護者に対応すべきかを考察する。 司会者
 貝塚市・貝塚南保育園長
 高田テルミ

提案者
 東大阪市・白鳩保育園長
 今中江美

助言者
 日本子ども家庭総合研究所
 ソーシャルワーク研究担当部長
 才村純
「第3分科会」
職員同士の連携と保護者とのかかわり
相談事業を効果的に実施していくためには、保護者との十分な関係の確立が不可欠であるとともに、職員も十分な認識をもって対応することが必要である。その職員間の連携のあり方を考察する。 司会者
 摂津市・千里丘愛育園主任保育士
 冨永久美子

提案者
 東大阪市・ひしの美東保育園長
 永原静子

助言者
 大阪市・諏訪保育園長
 喜連川慈雨子
「第4分科会」
対応困難な保護者とのかかわり
相談事業の実践において時には対応に難渋する事例も少なくない。対応の難しい事例に対して、その問題を適切に効果的に解決する方策を考察する。 司会者
 大阪市・第二小市学園主任保育士
 小市敬子

提案者
 吹田市・第二愛育園長
 春本繁子

助言者
 大阪市・都島東保育園長
 西山梢

9.費 用

(1)参加費は、5,000円とします。
(2)通修参加とし、交通費は参加者負担とします。宿泊を希望する方には、「12.宿泊等のご案内」により東急観光株式会社新宿支店が宿舎を斡旋します。








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