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平成13年度保育所保育・保健研修セミナー実施要綱
 
1. 目的
 わが国の出生率はここ数年低下が続いている反面、高齢化社会が急速に進んでいます。今や21世紀を担う子ども達が健康かつ安全で、現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培い活力ある姿に育成することが緊急課題となっています。そのために、保育所の嘱託医と職員が相協力して、21世紀を支えるにふさわしい子どもの健康増進並びに小児保健の向上及び子育て相談等家庭支援体制に寄与するためのあり方を究明するとともに、子どもが健やかに生まれ、育つための環境づくりを展開することに必要な理論と方法に関する相互研修を行うことを目的とします。
 
2. 主催
 社会福祉法人 日本保育協会
 
3. 共催
 日本保育園保健協議会
 
4. 後援
 厚生労働省・大阪府・大阪市・日本医師会・大阪府医師会・日本小児科学会・日本小児保健協会・日本小児科医会・大阪小児科医会・全国保育園保健婦看護婦連絡会・大阪府保育所保健連絡協議会
 
5. 対象
 保育所の嘱託医と所長、保育士、保健婦、看護婦、栄養士、調理員とします。
 
6. 人員
 先着順に300名以内とします。
 
7. 期日及び場所
期日 平成14年3月9日(土)・10日(日)の2日間
場所 大阪国際交流センター
大阪市天王寺区上本町8丁目2番6号
電話 06−6772−5931番(代)
 
8. 研修内容
 主な研修内容は、次のとおりとします。
 主題・21世紀は子どもの健康から
 
(1) 講演
演  題 講  師
 I. 「健やか親子21」と保育所の役割 日本子ども家庭総合研究所長
     平山 宗宏
 II. 乳幼児の身体発育と保育 国立公衆衛生院母子保健学部乳幼児保健室長
     加藤 則子
 
(2) パネルディスカッション
演題及び趣旨 講  師
長時間の保育と乳幼児の健康管理
 長時間にわたる保育が今日の保育においては、当たり前のようになっている。それも乳児を対象にしても実施されている。長時間にわたる保育所生活の乳幼児の健康に及ぼす影響について言及するとともに、いかに健康阻害を少なくし、順調な発育・発達を導くかを検討する。
司会者
東大阪市・マーヤ保育園長
     山田 和子
パネラー
大阪小児科医会理事
     山上 佳代子
東大阪市・弥刀さつき保育園長
     大東 真理子
堺市立浜寺石津保育所看護婦
     島村 由紀
 
(3) 分科会
分科会名 趣  旨 司会・提案・助言者
「第1分科会」
保育環境の清潔対策
 保育中の乳幼児は、できる限りよい環境で過ごすことが期待されている。その健康問題を考えるとき、望ましい保育環境のあり方を検討する。特に、屋内外の清潔にどのように対応すべきかを考察する。 司会者
大阪市・都島東保育園長
     西山  梢
提案者
大阪市・かぐはし保育園長
     藤 幾久子
助言者
大阪市・井藤医院長
     井藤 尚之
「第2分科会」
感染症の予防の取り組み
 保育所では感染症対策は、保健活動のなかでもっとも重要なものの一つである。特に、乳児保育の一般化にともない、その予防対策の重要性はより強いものとなってきている。保育現場での効果的な感染症予防対策のあり方を考察する。 司会者
貝塚市・貝塚南保育園長
     高田 テルミ
提案者
岸和田市立旭保育所看護婦
     坂本 尚代
助言者
大阪小児科医会副会長
     大林 一彦
「第3分科会」
私の園の虐待防止対策
 今日の児童虐待の実態には目を見張るものがあるが、保育所も児童虐待に対応する社会資源として重要な役割を期待されている。保育園児やその家族等に対する虐待対応策について、事例対策、予防策のあり方を考察する。 司会者
東大阪市・白鳩保育園理事長
     栗本 広美
提案者
東大阪市・フタバ学園長
     小山 よしえ
助言者
日本子ども家庭総合研究所ソーシャルワーク研究担当部長
     才村  純
「第4分科会」
ヒヤッとしたときの対応―事例の検討―
 乳幼児は、保育中の事故発生もなく、安全に過ごすことが期待されている。しかし、保育中には、大事に至らぬも、ヒヤッとしたことも少なくなかろう。その際の乳幼児の状態や保育の実態等から事故防止のあり方を考察する。 司会者
泉南市・西信達保育園長
     水野 妙子
提案者
大阪市・都島友渕保育園保育士
     内海 裕美
助言者
柏原市・かしわ保育園長
     北畑 英樹
 
9. 費用
(1) 参加費は、5,000円とします。
(2) 通修参加とし、交通費は参加者負担とします。宿泊を希望する方には、「12.宿泊等のご案内」により東急観光株式会社新宿支店が宿舎を斡旋します。
 
〔セミナー申込・支払いについて〕
10. 申込
 別紙の所定様式により、平成14年2月15日(金)までに、次記に申し込むものとします。
〒160−0023 東京都新宿区西新宿1丁目20番2号 ホウライビル4階
  東急観光株式会社新宿支店
  保育所保育・保健研修セミナー事務局(担当者 伊藤/奥脇/橋場)
  電話 03−3340−0621番(直) FAX 03−3340−0628番
 
11. 振込先
 経費の振込は、参加申込書到着次第に東急観光より参加票とともに、所定の振替用紙をお送りいたしますので、その用紙で平成14年2月15日(金)までに振込んでください。但し、口座番号及び名称は下記のとおりです。
   口座番号 00140−9−601395番
   名称 東急観光株式会社 新宿支店
 
12. 宿泊等のご案内
 宿泊をご希望の方は、別紙申込書にご記入のうえ、東急観光新宿支店 担当者:伊藤/奥脇/橋場まで、お申し込みください。ご利用いただく宿舎は次のホテルです。
日  付 ホテル名 宿泊料金(1人) 備  考
平成14年3月9日 都ホテル大阪 シングル14,000円
ツイン 11,000円
会場より徒歩5分
(1) 宿泊料金には、朝食・税金・サービス料が含まれています。
なお、前泊(3月8日)及び後泊(3月10日)についても承ります。
(2) お申し込み受付は、平成14年2月15日(金)までにお申し込みと所定の経費が振り込まれた方とさせていただきます。
平成13年度保育所保育・保健研修セミナー日程表
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