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3.参加者の感想
石川 和輝  桂林塾(神奈川県)
 こんなにも楽しく、こんなにも多くの知識を得られた研修は初めてだった。この活動を支えてくださった、普及・広報課の方々、忙しい中“わかりやすぐそして“親切に”教えて下さった職員の方々に心から感謝をいたします。こうした企画は、より多くの人達のために行っていただき、人々の知るところとなれば結果として国民の理解が得られ、“税金投入”を口にしても異を唱えるものは少なくなるのではなかろうか。また、将来を支える子供達の為に教師のみならずその親たちにも門戸を開いていただきたい。
 人集めに関しては、大変難しい問題だと思うが、口コミによるものが結局大きな力を持つと思う。したがって企画を継続していく事が大切だと思う。
 参考までに今回の高校生向けマリンサイエンス・スクールに参加した親から一般向けにはやっていないのかとの問い合わせがありました。また子供達は先輩から話を聞き自分でも体験をした後、後輩に薦めていました。
 
伊福 龍哉  神奈川県立三崎高等学校
 今回の研修を通して、講師の先生を含むセンターの職員に出会い海洋科学の最前線に触れることができ、参加して本当によかったと思いま。
 参加者が、大学生と先生が半々だったことも良かったと思います。大学生の前向きな姿勢や若いエネルギーに好感を持ちました。
 竹内さんの話も面白かったです。 SCUBAでは大嶋さんには親切に対応してもらい感謝しています。対応していただいたJAMSTECの職員の方に感謝するとともに、今後の御活躍を期待しています。ありがとうございました。
 
岡田 浩二  滋賀県立膳所高等学校
 本当に3日間お世話になりました。特に普及・広報課の方々には、何度も複数の場面でお世話になり、懇親会もあれだけの規模のものを用意していただき、本当に有難うございました。
 当初の募集で集まった者が私一人というのはshockでした。高校現場での過密な迄のscheduleの中で、このような任意性の催しに参加することがきつくなってきています。応募者が少ないという理由で、このschoolが存続不能という状況だけにはなってほしくないと思います。また知り合いの教師に宣伝しておきます。
 個人的には高圧体験をdrop outしたのが悔いとして残りますが、それを体験できたことが一番印象に残っています。耳だけで皮膚に全く変化が出ないものなのですね。テニスボール・風船・うちわ・温度何もかもが教材そのものです。まさか自分が断熱圧縮・断熱膨張の容器内に入るとは思いませんでした。
 
黒杭 清治  芝浦工業大学(埼玉県)
 バーベキューばんざい
 このアンケートの質問項目に無く、それだけに、サービス精神がなければ出来ない2日目のバーベキューが、この研修会を、和気合々とした楽しい勉強会にしています。準備、あとかたずけをされているスタッフの方々に頭がさがります。研究会の成功可否はそれにたずさわる人の熱意次第であることを、更に一段と再々確認しました。
 高校生のためのサイエンスキャンプ付添2回、全国理科教育推進センター主催の研修会で5回、今回で8回目の参加になりますが、毎回新鮮で竹内先生のサービス精神に頭がさがります。
 新しい内容は勿論同じ内容でもより確かなものになったことを感謝しています。
 
佐藤 多美子  神奈川県立相武台高等学校
 2回目の体験ですが、今回もほんとうにたのしんで、いろいろ勉強させてもらいましたし、いろいろ気を配って、遊ばせてもらいました。
 今回は学生さんともいっしょだったので、教員だけとはちがう新鮮さをもらい、話をするチャンスもあり、良かったです。こういう教員だけのものでないのも良いと思いました。内容的には、もすこし細部と深くと思う所もありますが、楽しんであそばせて下さってバーベキューや何かすべてワクワクするもよおしで又又、参加したいです。ありがとうございました。
 
菅沼 安夫  山手学院高等学校(神奈川県)
 特に印象に残ったのが圧力の体験実験と体験潜水です。その他のことは何らかの方法で少しは耳にしているが圧力に関する体験実験は感動した。この様な体験を生徒全員できればすばらしいと思う。日頃生徒はいろいろな体験をしていないので物理的な考え教える場合でも、受験という一つの目標があると、実験はできるだけ、教師の演示程度にしていかに問題を解かせるかが先に来てしまう。今後新しいカリキュラムで自由研究的な方法で自分でする実験、体験を通して進めていき物事を考えさせ、創造力のある生徒を作りだせたら良いと思う。
 また、高2、高3生で理科系の大学に進みたい生徒に大学のやさしい研究を体験する、また、専門の研究機関、企業の研究機関で体験学習をさせ、意欲的で優秀な人材を一人でも多く作れると良いと思う。
 懇親会はいろいろな学校の先生、学生、センターの先生方といろいろな話ができて、大変良かった。この三日間大変お世話になりました、深く感謝いたします。また、この様な企画がありましたら参加させて下さい。
 
立木 明日美 横浜市立東台小学校(神奈川県)
 ここへ来て、「皆、宇宙へは目は向くけれど、足元の地球のことを知らないんだ」という言葉に、納得しました。でも、その“足元”のことを、こんなに夢を持って研究している方々がいることが、新鮮でした。
 今回、普段接することの少ない人達と、一緒に研修を受け、興味も、視野も広げることができました。是非、私のような、一見無関係(?)な人間に対しても、こういう機会を作ってほしいと思います。研究も大切でしょうが、知ってもらうことも大切だと思います。私も、漠然とした知識では子どもに伝えられませんが、今回、知って、見て、体験できたことで、具体的な知識になったので、私の言葉で伝えることができそうな気がしています。今、海に興味がない小学生に私が伝えるような気持ちで、是非機会を増やして下さい。
 また、マイティーホエールの話が私にとっては、とてもショックだったので、せっかく作りあげた技術を無駄にせず、「商業用にならないけれども!!」と宣伝して一般の人の意識改革にも力を入れてほしいと思いました。
 2泊3日、ありがとうございました。
 
野口 る美  湘南学園高等学校(神奈川県)
 最先端の科学の一端に触れることが出来て大変感動しました。又、各分野の研究者、技術者の方々のお話はさすが現場の方々のお話だけに、読んだりするのとはちがった興味がわくものでした。又、学校の授業の中で、ぜひ、興味を伝えたいと思います。
 授業の中で扱う、教科書の中で“科学”だけでなく、地球規模で考えるなんて、夢のある研究現場がある事を、現在の子供達は知らないと思います。これは教育現場の我々の不勉強も原因であると思います。ぜひ、今後もこの様な研修会があれば参加させて頂き、子供達に伝える努力をしていきたいと思います。
 最後に我々のもとからも、この様な、(様々な)研究分野に将来たずさわるような学生を育てていく努力を非力ながら続けて行きたいと思います。
 関係者のみなさま、大変お世話になりました。
(バーベキューも忘れられない味です)
 
益田 克行  三浦高等学校(神奈川県)
 この様な機会を用意して頂き本当にありがとうございました。色々な先生方、学生さんと楽しい時間を過ごすことができました。講義の内容も予想していた以上に現場の貴重なお話を聞かせて頂き、正直殆ど知らないことだったので大変勉強になりました。また高圧体験は日常では絶対に体験することのできない4気圧を体験することができ、本当に面白かったです。何かの機会に授業で生徒にも体験させてあげたい(マリンサイエンス・スクール参加も考慮に入れて)と思いました。場合によっては、簡単な実験施設としても使えたらと思います。(大変だと思いますが。)
 潜水体験も楽しかったのですが慣れる前に終わってしまい、多少残念でしたが、いい体験をさせて頂きました。
 また機会がありましたら是非とも参加したいと思います。有難うございました。
 
跡部 キヨエ  聖ドミニコ学園高等学校(東京都)
 最終日(8/10)のみの参加でしたが、新しいことを聞くことができました。








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