VI. 環境情報の公開と管理
「海の健康診断」で得られた環境情報及び検査結果は、すべて公開することが原則である。公開する情報は、誰もが簡単に入手することができ、入手した情報から海湾の健康状態を判断できるような、わかりやすい形にして提供することが大切である。情報公開にあたっては、インターネットを利用する等、利用しやすさを考慮した体制を構築することが大切である。
データの質及び精度を統合して管理する仕組み(データベース等)を構築する際は、取得した時の様々な情報が消失しないよう留意することが重要である。そのためにも、関係省庁及び自治体等により第三者機関を設置し、データの統一を促進する必要がある。