付属資料
(2) 海外事例調査報告
1. 南フランスにおける海洋環境モニタリング
1.1 調査の概要
日本における海洋環境モニタリングのあり方を検討するに当たり、南仏における研究機関を訪問し、海洋環境への取り組み、モニタリング調査の実際についての情報、事例を見聞、収集した。
訪問箇所は、ニースの東側の入江奥に位置するVillefranche-sur-Merのパリ第6大学の海洋観測所(Observatoire Oceanologique de Villefranche)、ニース大学の沿岸海洋環境研究所(Laboratoire Environnement Marin Littoral)、モナコ海洋博物館(Musee Oceanographique)、トゥーロンの西側半島突端に位置する下水処理場(AMPHITRIA(海の女神の意?))、カシスから西側に連なるCalanques(入江群)の保全水域及びマルセイユのエンドームにあるマルセイユ海洋学センター(Centre d'Oceanologie de Marseolle)で、それぞれの研究機関では、現在行われている海洋生態系に関する調査研究やモニタリング調査の状況をヒヤリングし、貴重な資料を入手することができた。
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図1-1 調査訪問先
1.1.1 調査員
長崎大学水産学部 中田英昭教授
シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究部 大川光課長代理
国土環境(株)環境技術本部 平野拓郎主任研究員
(ジェトロ・パリ・センター 佐伯誠治氏)
1.1.2 期間
平成13年2月17日(土)〜平成13年2月24日(土)
1.1.3 主な訪問先
(1) ニース方面(2月18日〜20日)
・パリ第6大学海洋観測所(Villefranche-s-Mer)
・ニース大学沿岸海洋研究所(Nice)
・モナコ海洋博物館(Monaco)
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図1-2 ニース方面